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酒游舘コミュのロル・コックスヒルさん

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7月10日にロンドンで亡くならはりました。享年79才。

彼のアンソロジーには1954年の演奏も収録されていますから60年近いキャリアです。
正にイギリスのポピュラー音楽の生き証人でした。

今年3月に来日したディアトリブというフランスの即興演奏集団のメンバーによれば、
ロルさんは血液循環器の疾病で長期入院してはるとの事でした。
心配していましたが、こんなに早く訃報を聞くとは思いませんでした。

ロルさんは1998年3月18日に酒游舘で演奏しはりました。
2度目の来日ツアーでした。
この時の思い出を酒游舘のHPから引用してみましょう。
「喰えないオヤジ。
足が不自由なのでステージ後ろの壁にもたれての演奏。
甘くオールドタイミーなソプラノ・サックスの音色。
ビッグバンドの伴奏が聴こえてきそうだった。
アンコールでワンモア・ソングの声がかかると、すかさずノー、ワンモア・チューン。
打ち上げの折りも、同心円に盛り付けられた近江牛のたたきを、このビーフは薔薇の様だと言うと、
オヤジは「オマエは牛の様な薔薇を知っているか?」。
当夜は拙宅泊。オヤジを駅まで送り、帰って用を足したところ水が流れない。
不思議に思って調べてみたら、水洗の元栓が閉めてあった。」

こぼれ話をあと2つ。
同時期にローリング・ストーンズも来日していました。
ロルさんはチャ−リー・ワッツのビッグバンドでサックスを吹いてはりました。
そこでオフの日に「ワッツに会いに行こう」と東京ドームまで出掛けはったそうです。
受付で「私はロル・コックスヒルだ」と告げるとすぐチャーリー・ワッツの楽屋に通された由。
貫禄ですね。

ホールワールドの頃、マイク・オールドフィールドはまだ10代だったがありとあらゆるドラッグをやっていた由。
彼が逮捕される度にロルさんが保護者の代わりになって警察へ身柄を引き取りに行ったそうです。

写真はロルさんのサイン入りボトル。
右手の人差し指に顔料をつけて豪快にサインしはりました。
この後、足の具合が悪化し3度目の来日は実現しませんでした。
このボトルでお酒を呑んで頂く事も叶いませんでした。

ご冥福をお祈りします。

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