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臨書コミュの九成宮醴泉銘

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唐・貞観6年(632年)の刻。
古来、「楷法の極則」と呼ばれる名碑である。
太宗皇帝(在位626〜641)の勅命により魏徴(586〜634)が撰文。
書は同じく勅命により、歐陽詢(557〜641)が71歳の時に書丹した。
内容は隋代に造営された離宮の九成宮(隋代の呼称は仁寿宮)において避暑の折、太宗皇帝自ら発見した醴泉の保存を願うのと同時に、皇帝の徳を賛えたものである。24行、行49字。点画の強さ、字形の安定性、背勢の引き締まった文字構造は、王羲之を学んだ後に北方様式を取り入れ、創りあげられた書風である。造形性溢れた縦長背勢の姿は、楷書美の極致を示している。原石は麟游県の碑亭にガラスで覆われ保存されているが、永年に亘る採拓により碑面は波打ち文字は細くなり、玉拓の面影は見られない。

九成宮醴泉銘の臨書について。

1、形の取り方
九成九は整斉の美における極則であり、その構成の原則は次の6つである。
?水平の原理。
?垂直の原理。
?平行の原理。
?等分割の原理。
?左右対称の原理。
?双曲の原理。
これらの原理を理解してかかることがより大切である。

2、線質の出し方
九成宮の線質は純正清冽である。その出し方は、1つに筆使いにかかっている。
用筆は単純で平明、筆圧にあまり変化を加えない。起筆、送筆、終筆を明確にして運筆を速くする。

写真?
露鋒。
九成宮の臨書では、構え方は懸腕法の指を2本かける双鉤法がよい。筆の角度はやや筆軸を胸側にたおし気味にする。横画を書くと筆の先が画の上にあらわれ、横画を書く特には筆先は左側にあらわれる。従って線は自然に扁平になる。

写真?
蔵鋒。
線の扁平をさけるために筆先を線の中心にたたむように工夫したものである。
逆筆を使い重厚沈着な線質となる。

参考文献
上條信山著 信山書法基本帖
田中節山著 大東文化大学書道研究所編 書道テキスト第7巻楷書
二玄社 中国法書選 九成宮醴泉銘

コメント(8)

高校生の時に書いたものです。

起筆がクドいっすね(笑)
alkalineさん

まさに“臨書”だとおもいます

とても忠実な書き方ってきがして
素敵ですぴかぴか(新しい)

わたしは最近
また九成宮臨書しはじめました
> mas*さんクローバー

ありがとうございます♪
高校時代、臨書ばっかりやってたんで、今よりもマトモです、実はあせあせ(飛び散る汗)

最近、書道再開して、がんばるどーって感じです。

皆さんの作品も拝見したいです。盛り上がると思うんですがね〜ヽ(´ー`)ノ
これが私の現在のレベルですね。まだまだ、修行が足りません。皆様の臨書を拝見して更に努力せねばと活力が湧きました。有難う御座います。

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