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とある歯医者のつぶやきコラムコミュのルールは利用するもの

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 元ラグビー日本代表監督の平尾さんは、日本人が国際試合で勝てない原因に日本人のルールに対する考え方があると言っている。

 日本人はルールをしっかり理解できていないし、覚えていない。

 また、ルールは守るものだと思っている。逆に海外の選手は利用するものと思っている。

 海外の人々はいかに自分らに有利なルールにするか、という競技外の部分でも戦っているのだ。

 先日のWBC二次予選の日本対アメリカ戦で、球審は二塁塁審に事情を説明した上で、アウトに覆してしまった事件があった。

 この件に関しての誤審疑惑はともかく、アメリカの抗議は当然だったのだ。

 WBCという大会では「三塁走者の離塁は球審が判定する」決まりになっているからである。

 王監督の言い分もわかる。

 実際スタートは問題なかったわけだし。

 でもルールに従うと、塁審がこの件でジャッジをした事が事実誤りだったわけで、それをアメリカは抗議に出た。

 そのこと自体は全く理に適っている。

 もし逆の立場だったら、日本からはこの抗議は生まれないだろう。

 今日のメキシコ対アメリカ戦の判定は、明らかな誤審だろう。

 テレビなどでも言われているが、結果としてこれがメキシコ選手の闘争心に火を付けたのかもしれない。

 メキシコが昨日の時点で準決勝進出をあきらめ、練習さぼってみんなでディズニーランドに行った、という話を聞いて呆然としていたが良かった良かった。

 まぁ日本が準決勝に進んだから、この判定についてはもうどうでもいいので、考えるのはやめることにする。

2006年3月18日(ワールドベースボールクラシック開催時)の日記より



ライブドア問題の時の例でもわかる通り、日本人の中には「ルールは利用するもの」という考え方を、非常に卑怯なことと思う人も多くいるはずだ。

 日本は島国であり、単一民族国家である。

 そのため、民族間の抗争や解釈の違いなどは存在しなかった。

 ルールなどを作らなくても、多くの物事が阿吽の呼吸で成り立ってきた。

 侍などによる武士道の精神などもその代表例だろう。

 しかし、世界の国家の多くは他民族国家である。

 他民族の常識などは関係なく、自民族を守るためなら何でもありなのだ。

 歴史がそれを証明している。

 近代になって、戦争を回避するため、多くのルールが作られた。

 そしてそのルールを都合よく解釈しながら、それぞれの民族や国家が、縄張り争いを繰り返している。弱肉強食の世界なのである。

 鎖国の時代ならば国家全体で、武士道の精神を貫くのも美学だろうが、もし世界を相手にするつもりがあるのなら、そろそろ考え方を改めなければならないのではないか。

 そうしないと、日本は他国に利用され続けるだけである。領土問題、国連への負担金などなど、目に見える例はいくらでも存在する。

2006年3月19日の日記より

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