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食育〜子どもの食事コミュの食べ物が「安全」である根拠

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初めてトピックを作成させていただきます。

昨今、食についてやたらと「危ない」、「危険」、「病気になるぞ」という文字が多く目に付きます。
私の個人的感想ですが、これらは大抵の場合『恫喝』によって人の目を引く戦略であって、肝心の内容は信憑性に乏しいように思います。

またその様な「恐怖感を煽る」手法は、その著書や記事掲載雑誌の売り上げを図る、古典的な詐欺商法の手法だと感じます。
さらにその「危ないものを含まない」と言う触れ込みで、自らの扱う食品の差別化を図り、売り上げ増を期待する業者も多いようです。

食品についての「危ない、危険」という情報はあふれており、人目にも付きやすいのですが、反対の「大丈夫、安心して下さい」という情報はなかなか目に付かず、広まりません。

そこでこのトピでは、食品についてのそのような「安心できる情報」を集めてはどうかと考えました。

但し、以下の点に注意して書き込みをお願いします。

・「○○が含まれているから」或いは「◇◇が含まれて居ないから」『安全』というのは、上記の「怪しい手法」ですので範囲外。

・情報の元を出来るだけ明らかにする
(例:「○○新聞の東京版何日の記事」、「○○○.comというサイト」「××という本」など、具体的に。単に「TVで」「週刊誌で」「どこかの本で」といった曖昧なものは出来るだけ避けて下さい。)

・コメントする際は、情報提供者に対してではなく、提供された「情報」についてコメントする(当人同士の水掛け論にならないように)

トピ主は無精者ですので偶に顔を出す程度だと思いますが、書込みされる方は上記の点に注意して書き込んで頂きますよう、よろしくお願い致します。<(_ _)>

追伸 トピ主しか書き込まない可能性もありますが・・・。(^_^;)

コメント(195)

【デトックスは「インチキ」】

この話題は「子供の食育」とは少々分野が異なるので、書き込みについて逡巡したのですが、「大人のための食育」という意味でご紹介することにしました。

「デトックス」と言う言葉は、健康関係のサプリメント業者、あるいは健康法業者がありもしない効果を宣伝するために用いている用語で、百歩譲って「何らかの効果がある」としても、それは人体に元々備わっている解毒作用、排泄作用を少々活発にする程度のものであり、殊更に取り上げるほどの効果は無いだろうと私は考えています。

<<以下、食品安全情報blog(http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20090312#p8)より>>

【「デトックス」チンキ Q&A】

Behind the headlines
'Detox' tincture Q&A
Wednesday March 11 2009
http://www.nhs.uk/news/2009/03March/Pages/DetoxtinctureQA.aspx

チャールズ皇太子の所有する企業Duchy Originalsが作っている「デトックスチンキ」についての批判が広く報道されている。批判しているのは補完医薬品教授Edzard Ernstで、彼はこのレメディを「全くのインチキ」と主張している。

デトックスは治療法としては信じがたく証明されておらず危険であり、さらに不健康な行動を促進する。

このチンキは会社のウェブサイトでは「毒素を排出し消化を助ける食品サプリメント」として宣伝されている。企業のスポークスマンはThe Guardianに対してこの製品を何らかの病気に効く医薬品と説明したことはなく、チョウセンアザミとタンポポは消化を助けるために伝統的に使われてきたと反論している。

『この話はどこから来たか?』

このチンキ剤は2月から大通りの二つの店で販売されている。Edzard Ernst教授が彼の見解を説明した要約を書き、昨日Science Media Centreが配布した。

『デトックスとは何か?』

デトックスは解毒(detoxification)の省略形である。Ernst教授は自然医薬品の教科書の定義を用いている:

デトックスは「毒素が身体の中で蓄積して悪さをする。もし解毒機能が過負荷になると有害な代謝物が蓄積して普通は毒ではない物質についての感受性までが増してますます有害になる。毒素が蓄積すると通常の代謝過程が破壊される」という考えに基づく。

人々は一定期間断酒するような場合にもしばしばこの言葉を使う。

『デトックスで何が主張されているのか?』

Sense About Scienceが今年初めにデトックスの調査書を発表した。それによればデトックスについてはしばしば以下のような主張がなされている:

・ 体内に溜まった毒素は有害だから排出しなければならない

・ 毒素を排出するための器官、主に肝臓や腎臓や消化管は毒素を排出するためにケアしなければならない

・ デトックス製品には体内のフリーラジカルを中和する抗酸化物質がたくさん入っている

『デトックスに効果があるという証拠はあるのか?』

Ernst教授の言うようにデトックスが効くという証拠はない。

デトックス製品の製造業者の中には利尿作用があって毒素を多く排出すると主張する者もいる。Ernst教授はデトックスの有効性を証明するのは簡単だという。ボランティアの血液を検査して普通より早く毒素が排出されることを示せばいい。こうした研究が存在しないのは単純にこれらの製品に効果がないからだ。

『デトックスは有害か?』

ほとんどのデトックス製品は財布に悪い以上の悪さはしないが、ハーブ製品同様健康に悪影響がある可能性がある。ハーブサプリメントには安全性の確認されていない各種成分が含まれる可能性がある。

さらにハーブ製品が医薬品と相互作用し効果を弱めたり強めたりする可能性がある。さらに間接的悪影響の可能性がある。デトックスを信じている人はたくさん酒を飲んでもデトックスできるからと健康に悪いことをするようになる。

また運動や良い食事などの健康増進のための方法を行わずにデトックス製品を摂ることによる「機会喪失」の可能性もある。

『なぜデトックスは必要ないのか?』

デトックスに良い効果があるという証拠はないので必要ない。人体は正常のプロセスにより各種の過剰な代謝物や食品やアルコールを排出する方法を持っている。腎臓からの排出や肝臓での代謝、汗などで常に排出されている。

英国栄養士会は1月に「デトックスという考えは無意味である。魔法の作用を持つ特別なドリンクやパッチやローションは存在しない。ほとんどの人にとって賢明な食生活と運動のみがあなたの健康を適切に守る唯一の方法である」と発表している。

(一応チンキ剤の定義:生薬やハーブの成分をエタノール、またはエタノールと精製水の混合液に浸すことで作られる液状の製剤)

<<転載終了>>(文章内の【】および『』は我楽者が付け足した)
<<156で紹介した記事の続きです>>

Sense About Science
チャールズ皇太子がインチキのデトックス製品を批判される

Prince of Wales criticised for dodgy detox product - March 2009
http://www.senseaboutscience.org.uk/index.php/site/project/14/

最近のVoYSによるデトックス製品調査に続き、Edzard Ernst教授がチャールズ皇太子の会社Duchy Originalsによるチョウセンアザミとタンポポから作ったハーブデトックスチンキの販売を批判している。

無意味な製品を売って金儲けをする企業は許し難いが、皇太子がそういうことをするのはさらに問題が大きい。

以下BBCとGuardianとTelegraphの記事へのリンク。

BBCは

チャールズ皇太子のデトックス「インチキ」
Prince Charles detox 'quackery'
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/7934568.stm

製品はDuchy Herbals' Detox Tinctureで、商品の説明は「毒素を排出し消化を助ける食品サプリメント」で50mL入りボトルが10ポンド。販売責任者は「この製品は医薬品ではなく病気の治療用として宣伝したことはない」と釈明している。

Ernst教授は、もしデトックス製品で体内の毒素が排出されると言いたいのであれば、何人かのボランティアで血液を分析して証明すればいいだけだ、しかしそのようなデータはない、と述べている。

<<転載終了>>
【体細胞クローン家畜由来の食品-2-前編】(紹介記事が長いので、二つのコメントに分けます)

155の書き込みでご紹介しました体細胞クローン動物由来の食品について、あるサイトのメールマガジンに記事がありましたのでご紹介します。

「消費者団体」の欺瞞性、また「報道機関」の無知や印象操作に対して鋭いコメントをしています。

<<以下は『安心!?食べ物情報メールマガジン[488号]』http://food.kenji.ne.jp/review/review488.htmlに記載されていた記事です>>

前にも紹介した「体細胞クローン」動物の食品としての安全性に
ついて、食品安全委員会から見解が出たようです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 「体細胞クローン技術」で生まれた牛や豚の肉について、消費者
の間に安全性を懸念する声がありますが、国の食品安全委員会は、
12日、科学的には安全性に問題ないとする見解を示しました。

 「体細胞クローン技術」は、皮膚などの細胞を使って同じ遺伝子
を持つ動物を作り出すもので、品質のよい牛や豚を効率よく生産で
きる技術として注目されています。国の食品安全委員会では、この
技術で生まれた牛や豚の肉などについて、食品としての安全性を専
門委員会などで議論してきました。

 12日の会合では、委員から「今後、消費者の不安や誤解にてい
ねいに対応してほしい」という意見が出されましたが「体細胞クロ
ーン技術で生み出された牛や豚とその子孫について、通常の牛や豚
と同じだ」として、現時点で安全性に科学的な問題はないとする見
解で一致しました。

 今後、食品安全委員会では来月10日までの間、一般の人たちか
ら意見を聞いたうえで厚生労働省に提出する最終的な答申をまとめ
ることにしています。

 体細胞クローン技術をめぐっては死産や生まれてすぐに死ぬケー
スが多いなど、消費者の中には安全性を懸念する声もあります。食
品安全委員会の見上彪委員長は「科学的な評価に絞って結論を出し
た。消費者に不安があるのは承知しているので、今後内容について
よく説明をしていきたい」と述べました。

 これについて、厚生労働省は「食品としての安全性に問題がなけ
れば、食品衛生法上は原則として自由に流通・販売できるが、最終
的な答申がまだ出ていないので正式なコメントはできない」として
います。

 一方、日本消費者連盟の山浦康明事務局長は「クローン動物の異
常について、どうしてそうなるのか解明してからでないと認められ
ない。われわれの持つ不安感を科学的には重要でないと考える人も
いるかもしれないが、こうした基本的な感覚を大切にしたい。食品
安全委員会はそういう気持ちに答えていない」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/t10014720681000.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 これはNHKのサイトからの引用です。

 最後に「消費者団体」からの疑問を書いて、それでおしまいでは、
純真な読者は何か隠された問題があるのではないか?などと思って
しまいます。

 「クローン動物の異常について、どうしてそうなるのか解明して
からでないと認められない。」

 などと言っていますが、これはちゃんと説明されています。以下
はその食品安全委員会が出した文書からの引用です。


【前編終了 以下次のコメントに続きます】
【体細胞クローン家畜由来の食品-2-後編】(158のコメントの続きです)

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

Q4体細胞クローン家畜では死産や生後直死が多い原因は何ですか。

 体細胞クローン牛や豚で認められる出生前後の高い死亡率は、体
細胞を移植した後の再構築胚における全能性の完成度などによるも
のと考えられており、具体的な死亡の原因は、従来の繁殖技術によ
る牛や豚でも認められているものです。

 従前から、死亡したり、法で定める疾病にかかったり、その疑い
がある牛や豚は、体細胞クローン技術で産出した家畜であるか否か
にかかわらず、食用とすることが禁止されており、食用に供される
ことはありません。

 また、体細胞クローン牛や豚は遺伝子を組換えたものではないこ
とから、新規の生体物質が産生されるものではなく、元来、牛や豚
に食品として摂取した場合に、その構成成分がヒトに毒性や病原性
を有することは知られていません。

 更に、体細胞クローン牛や豚、それらの後代(子供)の肉や乳に
ついて、栄養成分、小核試験、ラット及びマウスにおける亜急性・
慢性毒性試験、アレルギー誘発性等について、従来の繁殖技術によ
る食品と比較したところ、安全上、問題となる差異は認められてい
ません。

 従って、「現時点における科学的知見に基づいて評価を行った結
果、体細胞クローン牛及び豚並びにそれらの後代に由来する食品は、
従来の繁殖技術による牛及び豚に由来する食品と比較して、同等の
安全性を有すると考えられる。」とされたものです。

http://www.fsc.go.jp/emerg/clone_qa.pdf
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------


ポイントは「再構築胚における全能性の完成度」で、今話題のiPS
細胞の研究などで、この問題は今正面から研究されています。

 iPS細胞の研究では、普通の細胞に「全能性」を獲得させようと
するわけですが、一般の体細胞クローンでは、そこまで難しいこと
をやっているわけではありません。

 「全能性」は元々の受精卵そのものにはじめからあります。しか
し、遺伝子を途中で入れ替えた受精卵が「再構築」する過程で、う
まくいかないことがよくあるのです。

 何故うまくいかなかったが分かっていれば問題は解決ですが、そ
こは未だわかりません。しかし、どうしたら解決できるかは分かり
ませんが、何が起ったかは分かっているとこの文書では言っていま
す。

 「具体的な死亡の原因は、従来の繁殖技術による牛や豚でも認め
られているものです。」

 上記の文書を要約すると以下のようです。

■体細胞クローンでは、死産や生後直死が多い。
■その原因は「再構築胚における全能性の完成度」で失敗があるか
ら。
■その結果、死亡することがあるが、直接の死因自体は新奇なもの
ではない。
■無事生育したクローン動物は、一般のものと何も変りがない。
■後代の世代には全く異常はない。

 こうはっきり書かれているのに、「食品安全委員会はそういう気
持ちに答えていない」と言っています。「消費者団体」のこういう
コメントは、反対している当の発表を読んでいないということです。

 あるいはそんな「事実」は無視して、何とか消費者の不安を煽っ
て運動を盛り上げたいということなのでしょうか。

 NHKも「公平」を装って、こういう馬鹿げたコメントを大きく
扱うようなことはやめてほしいものです。それともやはり確信犯で、
同じ穴のなんとかなのでしょうか。

 この記事を書いた記者も、食品安全委員会の発表なんか実は読ん
でいないのだろうと思います。

今は便利になりまして、以下のサイトに行けば、みんな読むこと
ができます。
http://www.fsc.go.jp/emerg/clone_03.html

 意見の募集などということもやっているそうです。
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_shinkaihatu_clone_210312.html

<<後略 該当記事終了>>

我楽者付記
「全能性」 分化全能性ともいう。一つの細胞が種々の組織器官に分化して、完全な個体を形成する潜在的な能力のこと。(http://www.biotech-house.jp/glossary/glos_116.htmlより)
【グリーンピースに騙されないで下さい!】

何やら「不可解な事」を書く人物を、とあるコミュで見つけました。
そしてその人物を訪問したところ、日記に何やらおかしな文章が記載されていました。

【上記のおかしな文章を該当者日記より掲載】
『こんにちは、トゥルーフード・ネットワークをお届けします。 先週末、食品安全委員会はクローン牛・豚について「安全」と見なす方針を明らかにしましたが、これに関する議論は尽くされていませんし、遺伝子組み換え動物は、遺伝子組み換え植物と同じように多くの問題点を残しています。4月10日まで、政府はこの見解に対する意見を募集しています。ぜひ、あなたの声も届けてください!』

「トゥルーフード・ネットワーク」なる組織名で検索したところ、下記のサイトが引っかかりました。

『トゥルーフード・ネットワークへのご登録』(http://www.greenpeace.or.jp/campaign/gm/tfn_subscribe)
これはグリーンピース・ジャパンのサイトですね。
このサイトの中でグリーンピースが嘘情報を発信していました。

【グリーンピース・ジャパン キャンペーンブログ 2009年1月13日 】(http://zerowaste.jp/gm/diary/monthlist_html?year=2009&month=1)
(上記頁の魚拓も一応取得:http://s03.megalodon.jp/2009-0321-2333-50/zerowaste.jp/gm/diary/monthlist_html?year=2009&month=1)

《以下、上記頁より一部抜粋》

ちょっと遅ればせながら…… 明けましておめでとうございます。今年の干支は丑。 皆さんはどんな新年を迎えられましたか? 私は、 「クローン牛年内に食卓へ?」というニュースに目を見張り、今年も緊張感を持って食の安全をうったえるキャンペーンをしていかないと! という気持ちを再度、新にする年明けでした。

遺伝子組み換え技術は、いのちを人工的に組み換え、これまで生態系に存在しなかった生命体を作り出すことを可能にします。しかし私たちは遺伝子を組み換えることによる「いのちの開発」を容認するかわりに、健康や環境への予測不可能なリスクを背負っています。遺伝子組み換え食品を口にしたことによる人体への急性な直接的被害の報告はないものの、アレルギーに反応を引き起こした例はすでにあります。しかし、そのリスクや危険性については多く語られず、政府や開発企業は「考えられるリスクは想定内」だとか「安全と見なす」といった判断には本当に呆れます。

《後略》

この文章を書いたという『遺伝子組み換え問題 担当 棚橋 さちよ』 なる人物は、食品安全委員会の発表した文書を読んでいないようです。
または知っていて、敢て「嘘と判っていながら」誤解をまねく記事を書いたのでしょう。
「体細胞クローン動物」の問題を、「遺伝子組み換え問題」と混同させるように誘導する文章を書いているからです。
これは明らかな間違い或いは嘘です。
何故なら、食品安全委員会の発表文書にはっきりと「クローン動物は遺伝子組み換えにより生まれたものではない」事が明言されているからです。

【以下、「体細胞クローン技術を用いて産出された牛及び豚並びにそれらの後代に由来する食品の安全性評価書(案) 」に関するQ&A のQ5 死産や生後直死が多いのに体細胞クローン家畜は、食品としての安全性に問題ないのですか】(http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_shinkaihatu_clone_210312_qa.pdf)より一部引用

『体細胞クローン牛や豚は遺伝子を組換えたものではないことから、新規の生体物質が産生されるものではなく、元来、牛や豚に食品として摂取した場合に、その構成成分がヒトに毒性や病原性を有することは知られていません。 』 

結論(我楽者の私見です)
グリーンピースは平然と嘘をつき、人を欺く、カルト集団だと思われます。
まず、この方は、2点間違っていますよね。

1)クローン技術と遺伝子組換技術が同じだと思っている。全く違うと思うんですけど・・・。苺だって、シクラメンだって市販されているものはみんなクローンです。

2)食品安全委員会の定義を間違えている。リスク評価とリスクコミニュケーションがごちゃごちゃになってしまって、違いがわかっていない。

意味を理解して嘘をついているというよりは、理解しないままよかれと思って批判している感じがしますね。
【アスパルテームに遺伝毒性や発がん性のある可能性を示す証拠はない】

人口甘味料であるアスパルテームについての「2007年に発表された試験結果およびそれによる主張」をEFSA(欧州食品安全機関)が検討した結果、上記の結論に達しました。

この検討対象となった「試験結果と主張」とは、要約すると下記の2点です。
1)アスパルテームをヒトのADI(注)相当の生涯投与により複数の部位に発がん性が認められた
2)アスパルテームの胎児期からの投与により、発がん性が増加する

例え時間とお金を掛けた大規模な実験であっても、それを実施した研究機関が(科学者として)いい加減な、或いは自分の主張にとって都合の良い結果を得ようとする作為をもって実験を行った場合、今回のような「インチキ」と称される事になるという見本のようです。

(注)ADIとは、一日摂取許容量といい、ヒトが生涯に渡って摂取しても無害であると考えられる量の事。大抵は、動物実験で最大無毒性量(動物実験で悪影響が認められなかった最大の投与量)に安全率(100分の1)を掛けた量が該当する。

<<以下、食品安全情報blog「ERFの2つ目のアスパルテームのがん原性試験について、2009年2月にRamazzini財団から提出されたデータを考慮した上での、欧州委員会からの依頼による意見更新」(http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20090421#p8)より>>

ERFの2つ目のアスパルテームのがん原性試験について、2009年2月にRamazzini財団から提出されたデータを考慮した上での、欧州委員会からの依頼による意見更新

Updated opinion on a request from the European Commission related to the 2nd ERF carcinogenicity study on aspartame, taking into consideration study data submitted by the Ramazzini Foundation in February 2009
20 April 2009
http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1211902454309.htm

Ramazzini財団のCesare Maltoniがん研究センター(ERF)が行ってSoffrittiらが2007年6月に発表したアスパルテームの周産期暴露のある長期がん原性試験結果について、EFSAのANSパネルが科学的意見を求められた。著者らはこの研究が2005年と2006年に発表されたADI程度の用量での多部位発がん性という最初の試験結果を確認しただけでなくさらに強化したと結論している。この研究に基づき、著者はアスパルテームの生涯暴露に、さらに胎児期から暴露されることにより発がん性が増加すると主張している。

アスパルテームは1980年代にいくつかのEU加盟国で食品への使用や卓上甘味料としての使用が認可され、1994年に、SCFによる1984年と1988年の全体的安全性評価を経てヨーロッパ全体で使用できるようになった。さらにSCFは1997年と2002年にアスパルテームのデータのレビューを行っている。2006年にはAFCがSoffrittiらが2005年と2006年に発表したERFによる長期がん原性試験の結果を評価した。ERFの試験に関するデータと最近の研究データ及びこれまでの評価の全ての根拠に基づき、AFCパネルはアスパルテームのADI(40 mg/kg体重/日)を変更する理由はないと結論した。

<<以下、続きます>>
<<162【アスパルテームに遺伝毒性や発がん性のある可能性を示す証拠はない】 の続き>>

2007年に発表されたラットを用いた2つ目のERFの試験では、400及び2000mgアスパルテーム/kg餌の濃度(20 及び100 mg/kg体重/日)が用いられている。ラットへの投与は妊娠12日目から自然死までの間で、数は対照群が雌雄各95匹で低用量及び高用量群が雌雄各70匹である。著者らは悪性腫瘍のある雄の数が用量に関連して増加している、雄のリンパ腫/白血病頻度が高用量群で有意に増加した、雌のリンパ腫/白血病頻度が高用量群で有意に増加した、雌の乳腺腫瘍頻度が用量の関連して増加したと報告している。

ANSパネルによるERF試験の評価は、報告された知見とヒト健康への関連性について向けられた。この評価を行うに当たって、ANSパネルは主な情報源として発表された論文情報を利用したが、それには情報が限られていた。2007年4月、 2008年1月、2008年6月ににEFSAは実験の解釈のためにさらなる情報提供を求めた。そして2009年2月19日にRamazzini財団が一部のデータをEFSAに提供した。

ANSパネルは以下のように結論した:

・ 悪性腫瘍の頻度を合計して試験対象化合物の発がん性を評価するには、 全ての腫瘍について発生時期や、腫瘍性でない、過形成、および前がん病変に関するデータを検討する必要がある。しかしながら著者らはこれらのデータを提出していない。リンパ腫や白血病のある動物の肺における炎症性病変の有無に関する情報が限定的にしか提供されていない。

・ 観察されたリンパ腫や白血病のほとんどが、慢性呼吸器疾患の特徴である肺の炎症性病変のあるラットで見られている。AFCパネルの先の見解通り、これらはアスパルテームの投与とは関係しないと考えられる。

・ 雌ラットの乳腺腫瘍の頻度ががん原性試験によりかなり違っていてしかも高頻度であることから、乳腺腫瘍頻度の増加はアスパルテームの発がん性の指標とは考えられない。さらにERFがもっと高濃度のアスパルテームを使用して行った先の試験では乳腺腫瘍の頻度増加は報告されていない。

全体として最新のERFの研究を含む全ての現在入手できるデータを基に、アスパルテームに遺伝毒性や発がん性を示唆するものはなく、アスパルテームのADI40 mg/kg体重/日を改定する理由はない。

ERFの2つ目のアスパルテームのがん原性試験についての、欧州委員会からの依頼による意見

Opinion on a request from the European Commission related to the 2nd ERF carcinogenicity study on aspartame
20 April 2009
http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1211902454236.htm

上とほぼ同じ。

(この意見が2009年1月末にEFSAで採択されてERFは仕方なく何年も無視してきた追加データを2月に一部だけ提出して意見の公表を遅らせたが、意味がないと見なされた。
ERFがいかにインチキな研究財団であるかを証明しているようなもの。)

<<引用終了>>
>161 ちゃてぃさん

ご意見ありがとうございます。

>1)クローン技術と遺伝子組換技術が同じだと思っている。全く違うと思うんですけど・・・。苺だって、シクラメンだって市販されているものはみんなクローンです。
↑
苺はこちらのサイトが判りやすく説明しています。
「幻影随想 あなたが知らない間に口にしているクローン食品」
http://blackshadow.seesaa.net/article/79147912.html

ウイルス・フリー等のクローン苗利用比率(平成3年)
1.野菜
イチゴ    61.6%
ネギ     33.2%
サツマイモ  7.6%
ニンニク   5.4%
サトイモ   2.0%
アスパラガス 1.3%

2.果樹
ブドウ  17.8%
黄桃   5.6%
ミカン  4.1%
西洋ナシ 2.6%
リンゴ  2.2%
モモ   1.3%
日本ナシ 0.1%

>2)食品安全委員会の定義を間違えている。リスク評価とリスクコミニュケーションがごちゃごちゃになってしまって、違いがわかっていない。
↑
リスク評価とリスクコミュニケーションについては、こちらのサイトが判りやすそうです。
http://rcpor2.sfc.keio.ac.jp/introduction/risk_general/www_risk/1/c18.htm

リスク評価(アセスメント): リスクの大きさを判断するプロセス
リスク管理(マネジメント): リスクをどのように減らし、一方でどの程度は受け入れるかを決め、対策を行うプロセス
リスク・コミュニケーション: リスクをめぐり、利害関係者(政府、事業者、一般市民など)が互いにコミュニケーションをとるプロセス
 
これら3つの段階は、順序が決まっているのではなく、相互に刺激する、あるいは情報を渡し合う関係にあります。例えば、ある製品のリスクについて事業者が評価をして、その情報を消費者に対して伝える場合(リスク評価 → リスク・コミュニケーション)もあれば、市民が表明した不安感が事業者や政府によるリスク評価を促すこと(リスク・コミュニケーション → リスク評価)もあります。


>意味を理解して嘘をついているというよりは、理解しないままよかれと思って批判している感じがしますね。
↑
確かにちゃてぃさんのようにも読み取れると思います。
ですが、顔写真付きで「遺伝子組み換え問題担当」と紹介されている以上、「遺伝子組み換えとクローンを同じものだと考えている」事はありえないと私は考えます。

「クローン牛肉のニュース」を文頭に持ってきて人目を引いて読み手の情報不足からくる漠然とした不安感に訴え、その後の文章では遺伝子組み換えに対する批判、そしてモンサント社への非難へと文章を続けています。
これは自らの主張を正当化するための、稚拙ではありますが一つのテクニックであろうと推察します。

また文中で、この様な明らかな誤解を招く表現をしています。
↓
「遺伝子組み換え食品を口にしたことによる人体への急性な直接的被害の報告はないものの、アレルギーに反応を引き起こした例はすでにあります。」

これは一見すると、「遺伝子組み換えした食品なのでアレルギー反応を起こした」と思わせる文章ですが、実際には「元々アレルギーを起こす食品を遺伝子組み換えしたものについて、アレルギー反応を起こした」という事だと私は考えます。
何故なら遺伝子組み換え作物は、その開発商品化にあたって、元の作物と比較して新しい物質が含まれていないか、アレルギーを起こす蛋白質が新たに作られていないかといった事について、厳重な調査がなされているからです。
そして何より、「遺伝子組み換え操作が原因でヒトにアレルギー反応が起きた」という事件があれば、世界的な大ニュースになっている筈です。しかしその様な情報は今まで一つもありません。

以上の様な理由から、私は棚橋氏が「嘘をついている」と評しました。
これが厳しすぎる評価であれば、「わざと誤解を招く書き方をしている」とでも言うべきかと。

いずれにせよグリンピースが何故国際的に評価の低い団体であるのか、その主張は信用されないのか、この一件だけでも私には良く判りました。
【豚肉は安全です】

☆豚インフルエンザに関連して、豚肉の安全性について食品安全委員会の委員長から見解が発表されています。☆

<<以下、http://www.fsc.go.jp/sonota/butainflu_iinchokenkai_210427.pdfより転載>>
豚インフルエンザに関する食品安全委員会委員長の見解
2009年4月27日
豚肉・豚肉加工品は「安全」と考えます。
○ 豚肉・豚肉加工品を食べることにより、豚インフルエンザがヒトに感染する可能性は、以下の理由からないものと考えています。
・豚肉は、従来から食中毒防止の観点から十分加熱するよう言われていること。
・万一、ウイルスが付着していたとしても、インフルエンザウイルスは熱に弱く、加熱調理で容易に死滅すること。
・万一、ウイルスが付着していたとしても、インフルエンザウイルスは酸に弱く、胃酸で不活化される可能性が高いこと。
○ なお、CDC(米国疾病管理予防センター)は、豚肉を食べることにより感染するかどうかについて、
「食品から豚インフルエンザウイルスは感染しません。豚インフルエンザは、豚肉や豚肉製品を食べることによって感染するものではありません。適切に取り扱われ、調理された豚肉製品を食べても安全です。中心温度71℃での豚肉の調理により、他の細菌やウイルスと同様、豚インフルエンザウイルスは死滅します。(仮訳)」としております。
http://www.cdc.gov/swineflu/key_facts.htm
<<転載終了>>

☆農水省からの発表は以下の頁を御覧下さい。☆
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html
<<以下、上記農水省の頁より一部転載>>
豚インフルエンザ関連情報
1.4月24日、世界保健機関(WHO)が、米国及びメキシコにおいて、人−人間でのH1N1亜型豚インフルエンザの感染事例が確認されたと発表しました。メキシコにおいては本病による死亡疑い例も報告されています。
WHOでは4月25日緊急専門家会合を開催し、現在の状況は公衆衛生上の緊急事態であるとしつつ、当該会合においては、フェーズの引き上げを見送ったところです。
2.現在、厚生労働省を中心に、WHO等からの情報収集を行うとともに、農林水産省としても関係省庁と連携して対応しています。
豚インフルエンザは、豚肉や豚肉の加工品を食べることによって感染するものではありません。適切に扱われ、調理された豚肉製品を食べても安全です。中心温度71℃での豚肉の調理により、他の細菌やウィルスと同様、豚インフルエンザウィルスは死滅します。
<<転載終了>>

<<その他、上記農水省の頁に記載されているリンク先について>>
・当面の政府対処方針(官邸:4月27日掲載)http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/flu/swineflu/swineflu200904271.pdf
・ブタインフルエンザに対する対応について(厚生労働省:4月26日掲載)http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/090426-02.html
・豚インフルエンザに関する4月26日記者会見[世界保健機関(WHO)マーガレット・チャン事務局長4月25日発言(仮訳)](厚生労働省:4月26日掲載) http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/090426.html
・メキシコ及び米国におけるインフルエンザ様疾患の発生状況について(厚生労働省:4月25日掲載) http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/04/dl/h0425-1a.pdf
<<転載終了>>
>166 くらうんさん

松屋の決断は非難されても同情できませんね。

売り手「客の評判が心配だから売るのを控えようか?」
↓
客「売らないという店があるのだからやはり危ないのか、買うのを控えようか?」
↓
売り手「客が買い控えているからやはり売るのは辞めよう。」
↓
客「売る店が減ったのは、やはり危険なのかも?買うのは辞めよう。」
↓
負のスパイラル構造が増幅

困ったものです。

#お褒めに預かり光栄です。目に付いた記事を紹介しているだけですけどね。(^_^;)
【新型インフルエンザについての有用なリンク】

トピずれ&コミュずれ申し訳ないのですが、「日経メディカルオンライン・パンデミックに挑む」から、『日本政府の新型インフルエンザ関連のリンク集(4/29)』が非常に有用だと思いますので、ご紹介しておきます。

なおすでに報道されているように、今回の新型インフルエンザは毒性はパンデミックが予想されていた強毒型鳥インフルエンザとは異なり、死者もメキシコ以外では米国で子供が一人亡くなったのみです。重症患者は少ないようです。
パニックに陥ることで冷静な判断、対応が出来なくなることが最も怖いので、落ち着いて対応してください。

<<以下、http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/pandemic/cooperation/200904/510500.htmlより>>

日本政府の新型インフルエンザ関連のリンク集です

 新型インフルエンザの発生を機に、政府の「新型インフルエンザ対策行動計画」が動き出しました。最新の情報にもとづいた冷静な対応が必要です。以下に、関連リンク集をまとめました。ご活用ください。

■首相官邸
海外における豚インフルエンザの発生に関する政府の対応状況(首相官邸;官邸において発表された情報を順次掲載)http://www.kantei.go.jp/

■厚生労働省
緊急情報(トップ)http://www.mhlw.go.jp/
ブタインフルエンザに関するQ&A(暫定版、pdf)http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/090426-02a.pdf
新型インフルエンザ対策関連情報(一般情報)http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
豚インフルエンザに関する4月26日記者会見 [世界保健機関(WHO)マーガレット・チャン事務局長4月25日発言(仮訳)]http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/090426.html

■厚生労働省検疫所
検疫所最新ニュースhttp://www.forth.go.jp/tourist/topics.html

■農林水産省
豚インフルエンザ関連情報http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html

■外務省
海外安全ホームページhttp://www.anzen.mofa.go.jp/
新型インフルエンザhttp://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kansen/influenza/influenza02.html

■国土交通省
豚インフルエンザ発生事案に対する国土交通省の対応状況についてhttp://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu04_hh_000008.html

■総務省
新型インフルエンザに関する総務省の対応方針について(pdf)http://www.soumu.go.jp/main_content/000019853.pdf

■内閣官房
新型インフルエンザ対策関連情報http://www.cas.go.jp/jp/influenza/index.html

■食品安全委員会
豚インフルエンザに関する食品安全委員会委員長の見解(4月27日、pdf)http://www.fsc.go.jp/sonota/butainflu_iinchokenkai_210427.pdf

【食品安全委員会委員長の『断腸の思い』】

食品安全委員会は任期が6月で終わり、政府の新人事案が国会において同意されると食品安全委員として認められます。
ところが参議院において野党の反対により、その人事案の中で一人だけが同意されませんでした。

このニュースについては、こちらを御覧下さい。『食品安全委人事、参院が吉川東大教授に不同意で白紙に』http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090605-OYT1T00489.htm
(魚拓:http://s04.megalodon.jp/2009-0607-2322-54/www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090605-OYT1T00489.htm)

そしてこの件について、現食品安全委員会委員長見上氏の談話が「食品安全e-マガジン 第148号 平成21年6月12日」に掲載されていましたので、ご紹介します。

【以下、食品安全委員会第289回会合における見上委員長の発言】

 今回の食品安全委員会委員の同意人事におきまして、政府が提案した吉川氏の人事案が、先週、参議院で否決されました。私が報道から理解するところでは、食品安全委員会が行った米国産牛肉のBSEに係る食品健康影響評価が米国産牛肉の輸入再開に事実上のお墨付きを与えることになったものであり、吉川氏がその評価結果をプリオン専門調査会座長として取りまとめたことを反対理由として挙げているように思われます。私は、これを突き詰めれば、食品安全委員会が当該評価を科学的知見に基づき中立公正に行わなかったと言っているのと同じなのではないかと思います。今回の人事案がこのような理由で否決されたのであるとすれば、食品健康影響評価を科学的に中立公正に実施することを使命とする食品安全委員会
自体が否定されたことを意味し、断腸の思いです。

 私は、食品安全委員会委員長として、米国産牛肉のBSEに係る食品健康影響評価がこのように理解され、また、国民に誤解を与えるような情報発信が行われている事を憂慮するとともに、非常に残念に思います。私は、食品安全委員会委員長として誇りを持って断言いたしますが、プリオン専門調査会も食品安全委員会も、米国産牛肉のBSEに係る食品健康影響評価を科学的知見に基づき中立公正に行うことに誠心誠意努め、また、その姿勢を貫き通すことができたと考えています。その事は膨大な議事録と詳細な評価書をお読み頂ければ、明らかであると思います。これだけは、国民の皆様にご理解いただきたいと思い委員長として一言申し上げさせていただきました。

【見上委員長の談話掲載終了】

この件について、以下の様なブログがありましたが、私自身もこの方の意見に賛同してしまいます。

【以下、政治か科学か? 民主党のファシスト体質(http://www.kenji.ne.jp/blog/index.php?itemid=575)より】

 これは(我楽者注:上記記事について)民主党が自らの主張に沿わない科学者を排除しようとしているわけです。

 以前から馬鹿ばかりだと非難してきた民主党ですが、これでは馬鹿どころか立派なファシストです。政治的主張や宗教的立場から、科学を従属させようというのですから、ガリレオ裁判の昔と同じです。

 科学と政治の立場の違いから、何もかも科学の方が優れているわけではありません。限られた資源を振り分けて、最大多数の幸せを追求するのは現在においても科学の役割ではなく、政治の役割です。

 しかし科学的な立場が絶対的な位置を占める部分もあります。BSEについての評価で、民主党の馬鹿議員がどう考えようとも、科学的な情報の判断だけが有効なはずです。

 政治が科学を従属させた例は他にいくらでもあります。旧ソ連がそうでしたし、中国では今でもそうです。しかし民主党が政権をとれば、それら以下というか以上というか、ものすごくひどいことになるのは明らかだと、この件を見て思いました。

 自分たちの意見と違う科学者は排除して、その後に「市民派」なるエセ科学者を据えるつもりなのでしょうか。まさに世界の笑いものです。

 単なるバカと思っていましたが、ここまでひどいとは…。

【引用終了】

なお、民主党はBSEについて「前科」があったりと、まだ色々と問題があるのですが、長くなりますので掲載を控えます。
興味のある方は、私のブログにもまとめていますので此方を御覧頂ければと思います。

・BSEについての記事(リンク)http://ameblo.jp/inugamiakira/entry-10276328026.html
169の書き込みに関連して、食品安全委員会が本日付で新たに任命され、新食品安全委員会委員長小泉直子氏の談話がありましたので、ご紹介します。

【以下、食品安全委員会e−マガジン 臨時号 平成21年7月1日より】

2 食品安全委員会委員長談話
 本日開催された第292回食品安全委員会において、小泉委員が
委員長に互選され、委員長談話(リスク評価の独立性と中立性に
関する食品安全委員会委員長談話)が発表されました。


リスク評価の独立性と中立性に関する食品安全委員会委員長談話

平成21年7月1日

平成15年に設立された食品安全委員会は、本日、6周年を迎え
ました。委員会は、BSE問題を巡る対応についての反省から、
「科学」を尊重して食品の安全を守っていくことを目的として生まれ
ました。そして、その使命は、リスク評価とリスク管理を明確に分離
する「リスク分析」の枠組みの中で、委員会が科学に基づきリスク
評価を行い得る「独立性と中立性」がしっかりと守られることにより
初めて全うされるものと言えます。

 先日、委員会委員の国会同意人事において、参議院が吉川泰弘・
東京大学教授の人事案を否決しました。この参議院の対応に関しては、
6月30日に日本学術会議会長が「食品安全のための科学」に関する
会長談話(別紙)を発表し、その根底に存在する「重大な誤解」に
ついて警鐘を鳴らしてくれました。当委員会及びその関係者も思いは
同じです。

この6年間、委員会は、科学に基づき中立公正にリスク評価を実施
することに誠心誠意努めてまいりました。そして、国民の皆様に
「科学に基づく新しい食品安全を守るしくみ」についてご理解いただ
けるようリスクコミュニケーションにも力を入れてきました。しかし、
残念ながら、この「科学に基づく新しい食品安全を守るしくみ」や
委員会の役割や機能、そしてこれまでの取組はまだ十分に浸透して
いるとは言えません。中でも、委員会は米国産牛肉のBSEに係る
食品健康影響評価を科学的知見に基づき中立公正に行うことに誠心
誠意努め、また、その姿勢を貫き通すことができたと考えており、
このようなことが理解されず、先月の国会において、今回の判断が
行われたことは、とても残念です。

食品安全行政に後戻りは許されません。委員会が「科学」に基づき
リスク評価を実施していくためには、その「独立性と中立性」が
しっかりと守られなければなりません。このためには広く国民の皆様
に、「科学に基づく新しい食品安全を守るしくみ」についてご理解
いただくことがどうしても必要です。国民の皆様のご理解とご支援を
心からお願い申し上げます。

【談話終了】

関連記事が幾つかありますので、分割して掲載させていただきます。

>170で記載のあった日本学術会議会長が「食品安全のための科学」に関する会長談話(別紙)の全文を掲載させていただきます。

【以下、日本学術会議会長談話(http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-21-d4.pdf)より全文掲載】

「食品安全のための科学」に関する会長談話

 つい先ごろ、参議院本会議において、内閣府食品安全委員会の下に設置されたプリオン専門調査会の座長であった科学者を、食品安全委員会委員に推す人事が否決されました(※1)。科学者が直接責任を問われるのは、故意に不正行為(ねつ造、改ざん、盗用など)を行った場合と科学的判断を誤った場合などですが、問題にされた事例はそのいずれにも当てはまりません。
 この出来事の根底には「安全のための科学」に対する重大な誤解があると考えられますので、国民の皆様に正しいご理解をいただきたいと考え、談話を発表することにしました。

 食品の安全を守るためには、科学的観点のみから行う「リスク評価」の実施が重要です。これは、例えば食品中に含まれる有害な微生物や化学物質などを摂取した場合、どのくらいの確率でどの程度健康への悪影響が起こるのかを科学的に評価するもので、これを上記の内閣府食品安全委員会が担当しています。一方、このような科学的な「リスク評価」の結果を踏まえて、技術的な実行可能性、費用対効果、国民感情など様々な事情を考慮し、関係者との十分な対話を行った上
で適切な政策・措置を決定・実施する作業が「リスク管理」です。
これは厚生労働省や農林水産省等の行政機関が担当します。
 こうして「リスク評価」と「リスク管理」を分離することにより、リスク評価の科学的な独立性と中立性が図られるとともに、リスク管理機関が、リスク評価を前提としつつ、その他の様々な事情を考慮して政策・措置を決定・実施する裁量が確保されています(※2)。
しかし、残念ながら、このような仕組みが各方面でまだ正確かつ十分に理解されていないために、誤解や混乱が起こっていると考えられます。

 今回の出来事に関する第1の問題は、リスク評価者である食品安全委員会が、データ不足のために科学的評価は困難であることを承知しつつも、食用牛肉のリスクを評価したとして非難された点です。
一般に科学の結論を得るためには多くのデータが必要であり、データが多ければ多いほど不確実性は減ります。科学者は長い時間をかけてデータを集め、少しでも確実な結論を得る努力を続けます。
 一方、何らかの社会的な問題に対して緊急に対策を実施する場合には、その時点で得られるすべての、しかし十分とは言えないデータだけを基にして、いくつかの前提を置いて「確率論的」に早急に結論を出さなくてはならないことがあります。もちろん新たなデータが得られたときには評価結果を見直します。これは国際的にも広く認められたリスク評価の手法です。もしも「データ不足による科学的評価の困難さ」を理由にしてリスク評価の結論を先送りするならば、科学の判断が全く入らないリスク管理者の主観的な判断だけに基づく政策・措置を策定
するという、好ましくない結果を生むことになります。

 第2の問題は、米国産牛肉の輸入再開を決定したのはリスク管理者であるにもかかわらず、科学的知見に基づき客観的かつ中立公正にリスク評価を行った研究者個人の責任が問われたことです。これはリスク評価とリスク管理の違いを十分に理解していないために起こった誤りと考えられますが、その影響は重大です。このような非難を避けようとして、リスク評価に際して社会的影響を予測しながら評価を行うというような非科学的要素が入り込みやすくなり、リスク評価の独立性と中立性も損なわれ、食品の安全を守る上でも大きな障害となることを
危惧します。

 食品の安全確保の仕組みを守るためには、このような誤解を解くことが重要であり、関係するすべての人たちがリスク評価という科学の性格を理解し、その独立性と中立性が重要であることを改めて認識し、これを守る努力を続けていかなければならないと考えます。

平成21年6月30日
日本学術会議会長 金澤 一郎

(※1)第171回国会 議院運営委員会 第29号(平成21年6月5日)
(※2)日本学術会議 牛海綿状脳症(BSE)と食品の安全特別委員会
報告『食品の「安全」のための科学と「安心」のための対話の
   推進を』(平成15年6月24日)

参考:食品安全委員会メールマガジン第148号(平成21年6月12日)
   http://www.fsc.go.jp/sonota/e-mailmagazine/e-mailmagazine_148.html

【掲載終了】
>169-171に関連して、もう少しお付き合い下さい。

元々の参議院における食品安全委員の不同意について、その根拠の一つとして、リスク評価の先駆けでありその専門家でもある、中西準子氏の批判と論文が挙がっていたとの情報があります。

これについては、松永和紀氏のブログで詳細が述べられています。

【以下、「食品安全委員会の吉川教授参院不同意と、中西準子先生の論文」(http://blog.goo.ne.jp/wakilab/e/aaacd7eaf6d77a4da10f6aa75cb4778c)より】

 食品安全委員会の委員として吉川泰弘・東京大学大学院教授を任命する人事案が5日、参議院で不同意となった。民主をはじめとする野党4党の議員が反対した。
 
 その理由について、毎日新聞は5日付で次のように書いている。
『民主は「吉川氏が05年に食品安全委プリオン専門調査会座長を務めていた際、牛海綿状脳症(BSE)問題で輸入が止まっていた米国産牛肉の輸入再開を事実上容認する答申をまとめた」と説明している。』

 朝日新聞は14日付で、『野党側は、05年当時、吉川氏が米国産牛肉輸入再開を事実上容認する答申をまとめる立場だったことを問題視した』と書いた。
 『米国は牛肉の輸入再開を要求。日本政府は「科学的に判断する」として安全委に諮問。同調査会は「データが少なく科学的評価は困難」としながらも、「脳や脊髄(せきずい)などを除いた生後20カ月以下の牛という条件が守られるならば、国産牛との安全性の差が非常に小さい」との答申をまとめ輸入再開に道を開いた。』というのだ。

<<中略>>

 そして私は、驚くべき情報を聞いた。野党側議員が、反対の根拠として中西準子・独立行政法人産業技術総合研究所安全科学研究部門長の論文を挙げているというのだ。
 複数のルートから聞いた話だから、間違いない。

 たしかに、中西先生は専門調査会について批判している。毎日新聞05年11月5日付では「もし、調査会としてリスクについて判断できないあという見解ならば、一刻も早く解散し、新しい調査会を組織すべきではないか」と書いた。(先生の05年11月8日付雑感で 記事が読める。
 中央公論06年6月号の論文「英国、日本のBSE問題から考える 科学者に求められる責任とは何か」でも、「リスク評価を放棄するに近い結論」と書いている。

 だが、中西先生がご自身のウェブサイトも含めて書いているのは、米国産牛肉のリスクの推定はかなりの程度可能であり、「米国と日本、少しづつ重点の置き方が違うが、どっちもどっち、同じくらいだなという印象を持つのだが、これをもって、輸入禁止にするほど、米国牛のリスクが高いと主張する人の気持ちが分からない。根拠が理解できない」ということだ。12月27日付雑感では、「米国産牛肉のBSE問題は、そのリスクとは別の政治的な目的で、危険が過大に言われ続けた」と主張している。

<<中略>>

 つまり、科学者は「評価できない」とするのではなく、こういう問題に答えるための科学をつくり、リスク評価をするべきだ、と専門調査会のあり方に疑問をなげかけているのだ。「米国・カナダ産牛肉のリスクは高いのに、間違った結論を出した」という批判ではない。

 だから私は、吉川委員反対の根拠の一つが中西先生の論文だったということに、とにかく驚いた。
 おそらく、議員たちは中西先生の論文を読んでいないか、意味を理解できないのだろう。中西先生は、政治的に利用されないための「新しい科学」の確立を主張しているのに、その論文の都合の良いフレーズだけを抜き出して使っている。科学者の責任や中立性をないがしろにして政治的に利用しているのは、まさにこうした議員たちである。

 リスク評価を、科学的な見地からではなく政治的に批判し、中西先生の批判、提言も大きく曲解した政治家たち。彼らには科学が分からないのか? リスク評価と管理の違いも理解できないのか? これは、絶望的な状況だ。

【引用終了】
とりあえずこれで一区切りです。

>172で松永和紀氏による中西準子氏についての文章を掲載しましたが、中西準子氏自身も、自分の意見が曲解され、政治に利用されたことについて意見を述べておられます。

【雑感-481(http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak481_485.html#zakkan481)より引用】

雑感481-2009.6.30「偉い人の人事を私が潰したの? −世にも不思議な話−」
食品安全委員会の委員を承認せずの根拠が、私が批判しているからだという奇妙な論理

<<前略>>

食品安全委員会の委員は、国会同意人事であることもはじめて知ったが、認めない理由のひとつが、プリオン専門調査会は「リスク評価を放棄した」と中西に批判されていることだと聞いて、ともかくびっくりを超えてしまう。

<<中略>>

プリオン専門調査会の答申

私は、確かにプリオン調査会をこっぴどく批判した。その一つは、2005年11月5日の毎日新聞である(その原稿)。2005年、11月8日の雑感323と12月27日の雑感328にも書いている。

専門調査会の結論は、“米国・カナダのBSE リスクの科学的同等性を評価することは困難と言わざるを得ない。他方、リスク管理機関から提示された輸出プログラム( 全頭からのSRM 除去、20 ヶ月齢以下の牛等)が遵守されるものと仮定した上で、米国・カナダの牛に由来する牛肉等と我が国の全年齢の牛に由来する牛肉等のリスクレベルについて、そのリスクの差は非常に小さいと考えられる。“というものだった。

私の主張

米国の出した条件が守られるかを評価しなければならないのに、守られればリスクの差が小さいという結論は、評価を放棄したに等しいというのが、私の言いたいことだった。

BSE問題についての私の基本的な主張は、米国産牛肉のリスクは決して大きくはないというものだった。そして、その結論を逃げて、条件が守られれば、リスクは小さいとしたプリオン専門調査会の答申は、逃げ道を用意した卑怯な手だと私は思ったのである。そもそも、米国産牛肉のリスクは大きくはないと言うべきだと思ったのである。

野党は、BSE(牛海綿状脳症)問題に関し、食品安全委のプリオン専門調査会座長として米国・カナダ産牛肉の輸入再開を条件付きで容認する答申案をまとめたことの他に、「リスク評価の姿勢に問題がある」という理由で、吉川さんを委員に任命する提案を葬った、と噂されていて、そのリスク評価の姿勢云々の根拠が、私が専門調査会を批判した文章だというのである。

しかし、こんな奇妙な理屈があるだろうか。「事実上、米国産牛肉の輸入再開に道を開いた」ことと、「リスク評価の姿勢に問題がある」こととは、一緒に並べたらおかしい。よくも、こういう議論ができるものだ。

そもそもリスク評価を否定していたではないか

そもそも、リスク評価をすべきという私の主張に対し、所謂市民派の学者達は、二つのことを言っていた。ひとつは、データがなくてリスク評価ができない、そもそも、プリオンが原因というのも正しいかどうか分からない、だから、判断は国民に委ねるべきだという考え。

もう一つは、ゼロリスク論で、危なさがあるから絶対ダメ。この二つが入り交じって、市民派の意見が形成されていた。リスク評価すべきだが、その姿勢が問題などという主張は当時聞いたこともなかった。

今回の野党4党の主張を聞いていると、民主主義やリベラリズムの最低のルール(思想で、差別をしない)をかなぐり捨てていることに、怖さを感ずる。この傾向は今回だけでなく、いろいろな側面で出てきているので、危ない世の中になってきたなと思う。

この種の人事が、思想信条に左右されてはならないという原則は、しばしば守られない。そういう世の中だ。それ自体も問題で、常に問題にしなければならないのだが、今回は、思想信条というより、たまたま米国産牛肉のBSEによるリスクを、やや大きいと評価したか、やや小さいと評価したかの違いでしかない。その小さな差までも許せないというのは、尋常とは思えない。

【引用終了】

一見「食育」とは関係なさそうな話題ですが、「食」に関して『政治的な意図により科学的に事実と認められる事象が曲解」されてしまっては、本当の「食育」など出来はしないだろうと、私は思うのです。

皆様はどのように感じられますでしょうか?
少々トピずれ&コミュずれで申し訳ないのですが、前記の民主党の行動に関連しまして、【民主党がホームページの改ざん】を行なっているというニュースがありましたので、ご紹介します。

tahataさんがblog「タンボとハタケと」で、「食品安全委員会の吉川教授参院不同意(追記2)」(http://tahata.seesaa.net/article/123714817.html)で記事にしています。

・7/13 吉川氏人事不同意めぐり民主党、ホームページ改ざん?(Weekly News)
(http://island.geocities.jp/whdjs316/news.html)

・無知なる野党の暴挙 食品安全委人事案否決(JANJAN)
(http://www.news.janjan.jp/government/0907/0907160155/1.php)

特に後者のニュースは民主党の行動の根本的な問題を、「日本国憲法で規定される学問・研究の自由を脅かしかねない重大事件」であると警告を発しています。

問題のサイトの頁は以下のものであり、『日付が6月2日付けであるにも拘らず、実際には7月2日にアップされたものである』事が「HPの改ざん」として問題視されています。

「食品安全委員会委員の同意人事案不同意について(談話)」http://www.dpj.or.jp/news/?num=16424
(魚拓:http://s04.megalodon.jp/2009-0719-1036-16/www.dpj.or.jp/news/?num=16424)

問題は、次期農水大臣になる可能性が高い人間が、自ら「捏造」を行なっているということです。
果たしてその様な人物が、「食の安全の担保」や「食品偽装の摘発」といった仕事を行なうことができるものでしょうか?
私は大いに疑問です。
政治が絡んだ書き込みが続いてしまいましたが、いつもお世話になっています「食品安全情報blog」からの情報も、書き込んでおきます。

【「オーガニック」表示は品質や味を保証しない】
(食品安全情報blog http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20090702#p12より)

「オーガニック」表示は品質や味を保証しない
Los Angeles Times
'Organic' label doesn't guarantee quality or taste By RUSS PARSONS July 1, 2009
http://www.latimes.com/features/food/la-fo-calcook1-2009jul01,0,2885942.story?track=rss

単にオーガニックだというだけでは品質がいいことを意味しない。味そのものに語らせろ。

オーガニックがいいと主張している人たちは、そうでないものが有害薬物漬けであるかのように、世界を白か黒かで分類する。しかし純粋な有機栽培と無制限な薬物使用の間には膨大な範囲があり、実際の農業はその中で行われている。有機栽培かどうかはあなたが購入の際に検討する項目の一つであるかもしれないが、唯一のものではない。私にとっては旬や産地やそしてそれら以上に味が大事だ。オーガニックだからといって全てが上手くいくわけではない。悪い有機農業実践者もいれば農薬や肥料を使いながら素晴らしい農家もいる。農業振興には有機かどうかが大切な問題ではない。

(長い記事。LATimesの記者が書いているようだ。真面目に取材すればこういう記事になる。)

【引用終了】
【アスパルテーム】
(以下、食品安全情報blog http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20090717#p9より)

アスパルテーム ファクトシート
Aspartame July 2009
http://www.foodstandards.gov.au/newsroom/factsheets/factsheets2009/aspartamejuly2009.cfm

アスパルテームとは何か?

アスパルテームは食品や飲料に砂糖の代わりに使われる強い甘味料である。アスパルテームは人体に含まれる蛋白質を構成する2つのアミノ酸(アスパラギン酸とフェニルアラニン)からなる。アスパルテームは消化されて、人々が現在食べている多くの食品(肉やミルクや野菜や果物など)や人間の細胞内でも作られているものに分解される。

FSANZや他の国際機関は食卓用の甘味料や炭酸飲料、ヨーグルト、お菓子などの食品にアスパルテームの使用を認めている。

アスパルテームは安全か?

安全である。

FSANZも他の国際規制機関もアスパルテームが安全だと結論している。

(略)

アスパルテームの安全性は他の規制機関や専門家委員会でも検討されているか?

検討されている。

アスパルテームは非常に多くの研究がなされた食品添加物である。

(略)

アスパルテームは表示されているか?

表示されている

添加物番号は951である。

【引用終了】
自分のブログで申し訳ないのですが、「食品安全委員会吉川委員の参議院における不同意」について、時系列を追ってまとめてみました。
興味のある方は御覧下さい。
http://ameblo.jp/inugamiakira/entry-10305322785.html

またこの件に関して、松永和紀氏が渦中の吉川教授にインタビューした記事を特別寄稿としてFoodScieneに4回に渡って連載しています。(7/25現在2回掲載)
このサイトは本来有料ですが、この記事は「特別寄稿」と言うことで、掲載1週間後より無料で読めます。
牛肉の安全性評価に対する当時の食品安全委員会の苦悩と、我が国の食品の安全性を維持する上での問題点が判りますので、「食の安全性」に興味のある方は是非ご一読下さい。
http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji_tok_itiran.jsp?sch_pg=0
【吉川泰弘・東京大学大学院教授へのインタビュー】

>177でも記しましたが、『参議院において食品安全委員への着任を否決された』吉川泰弘・東京大学大学院教授への松永和紀インタビューの連載が終了しました。

以下の記事はいずれも「掲載1週間後から無料で」読めます。
ご一読をお勧めします。

FoodScience 特別寄稿●吉川泰弘・東京大学大学院教授にBSE問題、食品安全委員会の委員人事不同意について、とことん聞いてみた……松永和紀インタビュー 特別寄稿(http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji_tok_itiran.jsp?sch_pg=0)

1)2009-07-22(水)掲載、07-29以降無料閲覧可能
 http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=3190

2)2009-07-24(金)掲載、07-31以降無料閲覧可能
 http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=3200

3)2009-07-27(月)掲載、08-03以降無料閲覧可能
 http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=3210

4)2009-07-29(水)掲載、08-5以降無料閲覧可能
 http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=3213
【オーガニック食品は通常食品より栄養学的に優れているわけではない(1)】

毎度おなじみの、「食品安全情報blog」の記事です。
なお最後に記事の中で触れているYahooニュースも掲載しておきます。
リンク先の記事のコメントを読むと、「食」に対して如何に「植えつけられたイメージ」や「誤った情報」を元に判断をしている人が多いか、良く判ります。

注)元の記事が長いので、分割掲載します。

【以下、食品安全情報blog2009年7月30日記事より引用(1/2)】
(引用元記事アドレス:http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20090730#p6)

オーガニックについてのレビュー発表
Organic review published
Wednesday 29 July 2009
http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2009/jul/organic

FSAの委託した独立したレビューの結果、オーガニック食品と通常食品の間には栄養素の含量や何らかの健康影響について大きな違いはないことが示された。

このレビューは特に栄養価について集中的に評価した。

FSAの消費者の選択と健康的な食生活部門の長であるGill Fineは、「人々が正確な情報を得ることを確保することが、我々が食べる食品を情報を与えられた上で選択するを可能にするには必須である。この研究は人々がオーガニック食品を食べるべきではないことを意味するわけではない。この研究が示しているのは、オーガニック食品と通常の食品に、仮に僅かな栄養価の違いがあるとし

ても、オーガニック食品を食べることによる健康上のメリットがあるという証拠はない、ということである。」と述べている。

「FSAは消費者の選択を支持し、オーガニック食品に対して賛成でも反対でもない。人々がオーガニック食品を選ぶ理由は動物の福祉や環境への懸念など様々であろう。FSAは消費者に最良の科学に基づく正しい情報を提供し続ける。」

この研究はLondon School of Hygiene and Tropical Medicine(LSHTM:公衆衛生専門の大学院)が行った系統的レビューである。Alan Dangour博士らが過去50年間に発表されたオーガニックと通常食品の栄養含量や健康影響についての全ての論文をレビューした。このレビューはこの分野でこれまで行われた研究の中では最も包括的なものである。

FSAは最も最新の科学に基づく正確な情報を消費者に提供するための任務の一環としてこの研究を委託した。

この研究は二部構成で、一つは栄養素の差とその意味について検討し、もう一つはオーガニック食品を食べることによる健康影響について検討した。結果を報告した論文はAmerican Journal of Clinical Nutritionが発表した。

この論文の筆頭著者でLSHTMの栄養と公衆衛生介入研究ユニットのDangour博士は以下のように述べている。「オーガニック作物や家畜と通常生産されたものの間には僅かな栄養素の含量の差があるが、それらは公衆衛生上意味がない。我々のレビューは栄養価が優れているという理由でオーガニック食品を選ぶことには根拠がないということを示す。」

一つ目のレビュー(1MB)

Comparison of composition (nutrients and other substances) of organically and conventionally produced foodstuffs: a systematic review of the available literature
http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/organicreviewappendices.pdf

二つ目のレビュー(333KB)

Comparison of putative health effects of organically and conventionally produced foodstuffs: a systematic review
http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/organicreviewreport.pdf


EurekAlertのプレスリリース

オーガニック食品は通常食品より栄養的に良いわけではない

Organic food not nutritionally better than conventionally-produced food
29-Jul-2009
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-07/lsoh-of072909.php

消費者は健康や栄養上のメリットを期待して高価なオーガニック食品を選んでいるように見える。世界の有機食品市場は2007年は290億ポンドと推定され、英国だけで20億ポンドになる。これまでオーガニックの方が栄養価が優れていると結論した報告もあるがそれらは系統的ではない。

Alan D Dangour et al.
Nutritional quality of organic foods: a systematic review
Am J Clin Nutr (July 29, 2009). doi:10.3945/ajcn.2009.28041
http://www.ajcn.org/cgi/content/abstract/ajcn.2009.28041v1


(目新しい発見があるわけではない。FSAがこれまでもずっと言ってきたことと同じ。健康のためとか安全のために有機、というのは根拠がない思いこみ。というか騙されてるんじゃない?という話。

【以下、続きます】
【オーガニック食品は通常食品より栄養学的に優れているわけではない(2)】
>179の続きです。(180の書き込みは、書き直しのため削除しました)
【以下、食品安全情報blog2009年7月30日記事より引用(2/2)】。
(引用元記事アドレス:http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20090730#p6)

日本のYahooニュースについていたコメントがあまりにもひどいので解説

●有機農産物には残留農薬が少ないから健康への悪影響が少ないという主張は残留農薬モニタリング結果によって既に何度も何度も否定されている

有機農産物からも残留農薬は検出される。頻度は多少通常農薬より少ない。しかし基準違反という尺度を用いれば圧倒的に有機農産物の基準違反の方が多い。有機では認められていないはずの農薬がしばしば検出されるから。健康影響に関してはどっちもほぼ影響なし。

ただし英国やヨーロッパの話。日本で怪しげな「資材」を使って「無農薬」と称している人たちの作るものについてはデータがないのでなんとも言えない。

うちの研究所に電話してきた人は農薬として認可されているもの以外を使えば「無農薬」だと主張していた。その人が害虫を殺すために使っていたのは毒性の強いストリキニーネ。使わないでくれと言っても無農薬ではそれが常識みたいなこと言ってた。

少なくとも有機JASですらない「無農薬」と勝手に主張しているモノについては信頼できない。

●通常農産物が有機より有害ではないと言われて有機推進団体が持ち出してきたのが栄養価が高いとか健康に良いとかいう主張。Soil Associationなどがここ数年それを宣伝文句にしてきた。

参照:

http://www.soilassociation.org/Whyorganic/Whatisorganic/Fivereasonstochooseorganic/tabid/334/Default.aspx

今回の報告書はそれを否定している。

●環境影響は食品の安全性とは違う問題なのでFSAは議論していない。

ただし有機農産物のほうが単位面積あたりの収穫量が少ないのは厳然たる事実。ジャガイモで収量半分というデータがある。原野を保護するのが環境保護なら耕作地を増やすのは当然環境負荷が高いということになる。

●英国におけるオーガニック食品のメリットの最後の砦は動物愛護とGM反対。

しかしながらオーガニックチキンやビーフや牛乳よりベジタリアンのほうが理論上は圧倒的に分がいい。

GM反対は宗教のようなものだから、例え栄養に優れ農薬使用量が少なく単位面積あたりの収量が多くて環境負荷が少なくても反対するのだろう。

英語圏では結構大きなニュースになっている

http://news.google.co.jp/news/more?pz=1&topic=m&ncl=djeR6Vbj_SdoGFMnOAKBLQM9afXzM)

【引用終了】
【オーガニック食品は通常食品より栄養学的に優れているわけではない(3)】
>181で記したuneyama氏の記事中で言及されているYahooのニュース(時事通信発)と、どう内容についてのロイター発のニュースをご紹介しておきます。
上のコメントにも書きましたが、前者の時事通信発の記事のコメント(500!)を読むと、誤ったイメージと情報によって有機農産物に対する誤った認識をされている方が如何に多いかわかります。中には科学的な考え方をする人も居ますが、どちらかと言えばその様な方は少数派のようです。

●「有機」に健康効果なし=一般食品と栄養変わらず−英調査
7月30日5時29分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090730-00000016-jij-int

 【ロンドン時事】農薬や化学肥料の使用を減らして作られた有機食品の栄養は、一般的な食品とほぼ変わらず、取り立てて健康に好ましい効果をもたらすわけではない−。英食品基準庁が委託した調査報告が29日公表され、消費者が抱く有機食品の効能とは反する意外な結果が明らかになった。
 委託を受けたロンドン大学衛生熱帯医学大学院が、過去50年間に発表された文献を精査した。13の栄養素のうち、ビタミンCやカルシウムなど主要10栄養素では栽培方法によって大きな違いは出ないとの結果が得られたという。
 食品基準庁は調査結果について、「有機食品を食べるなという意味ではなく、食べたからといって健康面でより優れた効果が得られる証拠はないことを示している」と指摘している。 

【時事通信記事終了】


【同じ発表についての「ロイター発」の記事】
●オーガニック食品、健康効果は一般食品と変わらず=英調査
 7月31日12時27分配信 ロイター
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090731-00000211-reu-int

[ロンドン 29日 ロイター] 英ロンドン大学衛生熱帯医学大学院の研究チームが行った調査によると、オーガニック食品(有機食品)の栄養価や健康効果は、一般食品とさほど変わりがないことが分かった。調査結果の詳細が29日、学術誌「American Journal of Clinical Nutrition」に掲載された。
 世界のオーガニック食品の市場規模は、2007年時点で推定480億ドル(約4兆5700億円)に上るが、同研究チームは、消費者がオーガニック食品の「健康なイメージ」に割高な値段を払っていると指摘している。
 英食品基準庁の委託で行われた今回の調査は、過去50年間に発表された162の論文を系統的に分析。その結果、オーガニック食品とそうでない一般的な食品に栄養面などで大きな差は認められなかったという。
 研究チームの一員アラン・ダンゴー氏は「オーガニックと通常の食品の間に栄養面でわずかな違いはあったが、公衆衛生的な妥当性は何らないと思われる」と指摘。今回の調査により、オーガニックかどうかで栄養的な優劣を裏付ける証拠はないことが示されたとしている。
 一方、景気後退(リセッション)の影響で消費者が支出を抑えていることもあり、英国など一部の市場では、オーガニック食品の売り上げが落ち込んでいる。
最終更新:7月31日12時27分

【記事終了】
「日本の有機農法」「有機農産物」について、渡辺宏さんがメールマガジン「安心!?食べ物情報 508号」(http://food.kenji.ne.jp/review/review508.html)で、かなり厳しい事を書いておられますので、少しだけご紹介します。

>182で私がご紹介したニュースについてのコメントです。

【以下、上記メールマガジンより引用】

 「栄養の問題より、農薬の害が問題だから、有機栽培を選ぶ」と
いう認識なんでしょうが、実はイギリスではそちらの方の結論が先
に出ていて、有機栽培だからといって安全性が高いということはな
い(=通常栽培だからといって危険ということはない)ということ
が発表されています。

 それに対して、有機栽培の価値はその栄養価にある、という主張
が出ていて、それについて検証したのが上記の報告です。
(我楽者注;「上記の報告」とは、182で取り上げたニュースの元となった報告の事)

【引用終了】

また「有機農法」について、「日経レストラン」からの引用文を紹介しています。

【以下、上記メールマガジンからの引用文】

------------
有機栽培=旨いとは限らない
------------
2009年6月23日

<<中略>>
 多くの人は、有機野菜は一般的な農法で栽培されている野菜に比
べ、安全性や栄養面、味の点で格段に優れている、だからこそ値段
が高いと思いがちだが、必ずしもそうとは限らない

------------
一般野菜より糖度が低いもの
硝酸態窒素が多いものもある
------------

 実際に有機野菜と一般の野菜の糖度を比べてみると、変わらない
ことも多いばかりか、後者の方が糖度が高くて美味しいこともある。
有機JAS認証は化学合成の農薬や肥料を使用しないことを決めてい
るだけで、美味しさを求めているわけではないからだ。

 また、安全だと思われている有機野菜だが、発ガン性が疑われる
硝酸態窒素が多く含まれていることも多々ある。

 作物の糖度や硝酸態窒素の含有量の決め手となるのは肥料の量や
水分だが、有機栽培は、この量の加減や施肥のタイミングが難しい。
気温が低過ぎたり、乾燥した日が続いて地中の水分が減ると土壌中
での分解が遅く肥料がきかないため、生産技術が未熟な人は多めに
まきがちとなる。そのため硝酸態窒素が増えるわけだ。

 そもそも有機野菜を高値で販売する人の中には、経験が浅く、生
産技術が未熟なまま差別化のために有機に取り組んでいる人も少な
くない。これも「有機=優れている」とは言えない原因だ。

------------
生産技術の低さが高値の一因
“泥付き信仰”も捨てるべし
------------

 例えば、名人と言われる人はまず植物をよく観察でき、水や肥料
の過不足、植物の生理、病害虫など重要なポイントも押さえていて、
無駄な動きがない。周囲の雑草や虫食いのある葉をこまめに取り除
くなど、畑もきれいに保っている。こんな名人が有機農業に取り組
めば美味しい野菜や果物が採れるだろうと思うが、彼らは有機農業
に対して関心を示さない。わざわざ有機をうたわなくても十分に美
味しい農産物を生産しているからだ。

 これに対し、有機栽培を始めたばかりの人たちの畑にはがっかり
させられることが多い。野菜を虫から守るには草取りなど栽培環境
を整えることが大切なのに、畑は草だらけ。気が付いた時には虫の
被害が広がっている。収穫量も減るので、高値の割に質が良くない
という事態に陥ってしまう。

 こう考えると、有機栽培だからといって必ずしも優れているとは
言えない。飲食店も、有機農産物に対して正しい知識を持つ必要が
ある。例えば、有機栽培や新鮮さを強調するために、わざと土や葉
を付けたまま出荷することがあるが、これはあまり意味がない。確
かにサトイモやゴボウ、ネギなどは土付きの方が鮮度が保たれるが、
大根や人参などは洗ったものの方が土壌菌が少なく衛生的で、傷み
にくい。イメージだけで判断しないようにしたい。

http://nr.nikkeibp.co.jp/vegetable/20090623/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 「日経レストラン」というサイトの記事です。対象はレストラン
経営者なのでしょうが、実に実際的な記事です。

 「有機栽培」を行っている人が、必ずしも技術的に高いというこ
とではないというあたりは実態をよく知っているようです。

【引用終了】

そして最後に、「有機認証作物」についての、『違反例』を具体的に挙げて、その多さを問題にしています。

有機農法が必ずしも優れたものではない事を鋭く指摘していますので、是非元の文章をご一読下さい。
(URL;http://food.kenji.ne.jp/review/review508.html)
【BSEと食品安全委員会】

>178に記しました松永和紀さんの記事が、今日から全文無料で読めるようになりました。
是非お読み下さい。

FoodScience 特別寄稿●吉川泰弘・東京大学大学院教授にBSE問題、食品安全委員会の委員人事不同意について、とことん聞いてみた……松永和紀インタビュー 特別寄稿(http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji_tok_itiran.jsp?sch_pg=0)

1)2009-07-22(水)掲載
 http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=3190

2)2009-07-24(金)掲載
 http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=3200

3)2009-07-27(月)掲載
 http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=3210

4)2009-07-29(水)掲載
 http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=3213
10月20日、大阪府の養豚農場における検査において、新型インフルエンザの疑いがあるウイルスが確認されたとの報がありました。

新型インフルエンザは今のところ弱毒性で重症例は比較的少ない事、また感染した豚肉を万一食べてもヒトに感染する事は無いと云う事は、多くの日本人が理解しているのではないかと思いますが、一応此方にも掲示しておきます。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

1)大阪府の養豚農場における新型インフルエンザ疑い事例の発生について
(http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/091020_1.html)
           プレスリリース 平成21年10月20日 農林水産省

本日、大阪府の養豚農場の豚のインフルエンザ検査において新型インフルエンザの疑いがあるウイルスが確認されました。
(独)農研機構動物衛生研究所において、引き続き確定診断を実施しています。
なお、世界保健機関(WHO)等の国際機関によれば、適切に処理された豚肉を食べて人がインフルエンザに感染することはありません。

1.経緯
本日、(独)農研機構動物衛生研究所より、大阪府の養豚農場で分離されたインフルエンザウイルスについて、H亜型検査(遺伝子解析)を実施した結果、新型インフルエンザの可能性があるとの報告がありました。

現在、動物衛生研究所において新型インフルエンザの確定診断に必要なN亜型検査(遺伝子解析)を実施中です。

当該農場からと畜場へは、検査で陰性を確認した豚を出荷しています。

2.今後の対応
N亜型の遺伝子解析の結果が判明した段階において、新型インフルエンザであることが確認された場合には、当該農場に対し、検査で陰性であることが確認されるまでの間、豚の移動自粛をするよう、要請します。

報道機関へのお願い

1.現場での取材は、本病の豚への感染を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むようお願いします。
2.今後とも、本病に関する情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう、ご協力をお願いします。

世界保健機関(WHO)等の国際機関によれば、適切に処理された豚肉を食べて人がインフルエンザに感染することはありません。
【後略】


2)新型インフルエンザに関する食品安全委員会委員長の見解
  豚肉・豚肉加工品は「安全」と考えます。
  (http://www.fsc.go.jp/sonota/butainflu_iinchokenkai_210427.pdf)           2009年4月27日作成 2009年10月20日改正

○ 豚肉・豚肉加工品を食べることにより、新型インフルエンザがヒトに感染する可能性は、以下の理由からないものと考えています。
・豚肉は、従来から食中毒防止の観点から十分加熱するよう言われていること。
・万一、ウイルスが付着していたとしても、インフルエンザウイルスは熱に弱く、加熱調理で容易に死滅すること。
・万一、ウイルスが付着していたとしても、インフルエンザウイルスは酸に弱く、胃酸で不活化される可能性が高いこと。

○ 調理の際の留意
調理の際には、食中毒予防の観点からの一般的な食品の調理の際の注意と同様に、生肉は十分に加熱すること、生肉を触ったらよく手を洗う等の衛生的な取扱いに留意してください。

〔CDC(米国疾病管理予防センター)の情報〕
豚肉を食べることにより感染するかどうかについて、「食品から豚インフルエンザウイルスは感染しません。豚インフルエンザは、豚肉や豚肉製品を食べることによって感染するものではありません。適切に取り扱われ、調理された豚肉製品を食べても安全です。中心温度71℃での豚肉の調理により、他の細菌やウイルスと同様、豚インフルエンザウイルスは死滅します。(仮訳)」としております。
http://www.cdc.gov/h1n1flu/key_facts.htm

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先月末より「農薬のお話」(http://members.at.infoseek.co.jp/gregarina/)というサイトが「休眠期間を経て再開」されましたので、お知らせしておきます。

非常に辛口のサイトで、特に農薬に関する話題が多く、元化学会社に勤務して板と言うだけあって、専門的な知識をバックグラウンドとして判り易い記事を書いておられます。

活動再開後の記事;
【09/10/20】 農相,飼料用の米作りを視察;「モミロマン」の収量は一般的な米の約2倍である。
【09/10/12】 二酸化炭素25%削減;先ず隗より始めよ。
【09/10/10】 エコナの特定保健用食品の許可の失効届が提出された。
【09/10/04】  八ッ場ダム
【09/10/04】 「エコナ」の安全性はラットを用いた試験で判断するのが国際的な考え方である。
【09/09/26】 「エコナ」は野生のラットを用いた試験で安全性が確認されている。
 
【一読の価値が在る】と思います。
是非訪問されることをお勧めします。
新参者の書き込みにて大変失礼。

気温が下がってはきましたが家庭においてご留意頂きたいのは形成肉、ハンバーグではないかと思います。

ペッパーランチもステーキのどんもO−157感染者を出してしまいました。

肉は表面から感染するものですが、形成肉もハンバーグも感染した表面が内部となりうる構造です、しかしこれらは普通にパック売りされているものです。

単なるお節介ではありますが、家庭で料理を担当される方は十分に加熱いただければと思います。
すっかりご無沙汰していましたが、久しぶりにこのトピックに書き込みします。
以下は私のブログ記事(http://ameblo.jp/inugamiakira/entry-10455753783.html)からの抜粋文章になりますが、ご容赦下さい。

【緊急!2/13安部司氏講演会が東京にて開催!】
(以下安部司氏HPからの講演会概要)
日時 : 平成22年2月13日 pm 2:00〜4:00
場所 : AP浜松町 B+Cホール
会場の住所:東京都港区芝公園2−4−1B館地下1階
    TEL 03−5405−6109
主催者 : ナチュラルグループ本社  アニュークラブ事業部
担当者 : 伊藤さま 03-5423-1681
(概要記載終了)

 今回紹介した講演会は、「アニュー」という自然食品のマルチ商法を行なっている会社の主宰です。聴衆は「自然天然=健康に良い」「人工物=悪」という単純な図式に従って考え行動している人間が殆どであると思われます。
 その為講演会場において「あなたの言う事はおかしい」と安部氏に質問或いは意見を言ったとしても、雪兎氏(後述)と同様「集団の精神的暴力」によりまともな応対を受ける事は無いと思われます。
 その上マルチ商法会社の主宰である事から、どうやら講演会の後で「勧誘会」が設けられている模様です。

 自分の本名と住所、連絡先等を記して参加した場合、「アニューからの勧誘」は当然あるでしょう。また教えた連絡先が種々の「詐欺商法顧客リスト」に掲載される可能性もあります。またアニューにとって要注意人物と見なされた場合、その個人情報を中傷目的でネットにリークする可能性も考えられます。
 くれぐれも油断することなく、対処される事をお勧めします。

 「雪兎」氏が福崎町保健センター、同町文化センターの主催した安部氏の講演会で発言しようとした所、野次が飛び、しっかりした質問も出来なかったという事例は此方。http://d.hatena.ne.jp/usagi-snowrabbit/20090506/1241612189

なお安部氏の今後の講演活動についても記しておきます。
枚方市は「生涯学習」の一環として安部氏を呼ぶつもりのようですが、これはむしろ「障害学習」として、インチキ商売に引っかかりなさいと市民に勧めているようなものであると、私は考えます。(詳細は拙ブログ参照の事:http://ameblo.jp/inugamiakira/entry-10450812636.html)

また、安部司氏の言動について「健康食品管理士認定教会会長」長村洋一氏の言葉をお読み頂ければ、その言動のそこにあるのはあくまで「金儲け」であり、言葉巧みに偽善を行なっているにしか過ぎないと言うことがお分かりいただけるかと考えます。

【食品添加物を巡る諸問題 その1 食品添加物に化学薬品的イメージを強調して行われるバッシング】
 http://www.ffcci.jp/information/img/kaiho_2-2-2.pdf

追記
本コミュニティーに置いてこのイベントについてのトピックが立っているので、リンクを貼っておきます。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=49956634&comm_id=29283
また小学校において、じゃがいもによる食中毒が発生しました。

【以下、産経ニュース(http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/100222/sty1002222006008-n1.htm)より】

収穫のジャガイモで児童11人が食中毒 愛知の小学校 2010.2.22 20:05

 愛知県は22日、武豊町立富貴小学校で、調理実習でジャガイモを食べた4年生の男女11人が腹痛や吐き気などの食中毒症状を訴えたと発表した。4人が病院に搬送されたが、全員軽症で快方に向かっている。

 県や同校によると、ジャガイモの皮や芽に含まれる毒素ソラニンが原因とみられる。ジャガイモは児童が総合学習の授業で栽培し、1月に収穫。22日午前の授業で、児童24人が皮付きのままゆでて食べたという。

【ニュース記事終了】

ジャガイモには「ソラニン」というアルカロイドの毒性物質が含まれ、此れは特に芽や緑色になった皮の部分に多く含まれます。
ですからジャガイモの調理の際には、必ずその様な危険な部位を取り除くことが必要です。
この小学校の教師は、その様な「常識」も知らなかったのでしょう。
知っていれば、必ずそれらの部分を取り除く様に指導する筈だからです。
しかし、この様な事件は後を絶ちません。
これは該当する学校の教師を初めとして、多くの日本人が「自然の物は全て安全」だという、誤った「自然信仰」に陥っているのではないかと私は邪推しています。

この世の中に「絶対安全な食べもの」は存在しません。
食品は、これまで長く食用とされているために「安全性(毒性)試験」を行なわれていませんが、このジャガイモの様に「毒を有する」食材は溢れる程あります。いや、その様な「毒」とはその量によっては「薬」にもなりますので、「毒=薬」です。そう考えれば、全ての食物は「毒(薬)成分」を有しています。

(他の例について)
ジャガイモの他にも、この様な「毒を含んだ食材」の例を二三挙げておきます。
・山菜として人気の「ワラビ」には牛や馬に中毒に急性中毒を起すと同時に、「膀胱がん」の原因物質を含むと言う事が判っています。
・日本でありふれた食材であり、ローカロリーでミネラル豊富であるとして人気のある「ひじき」は、EUにおいて「ヒ素を含む海草」であるとして、食べるに当たっての注意が公報として発せられています。
・「昆布」は日本人にとって出汁や佃煮として長く食用とされてきた海草ですが、「昆布を加えた健康的な豆乳」としてオセアニア地域で販売されていた「BONsoy」という豆乳は、元々ヨウ素の摂取量が少なかったニュージーランドやオーストラリア等の人にとって、「多すぎるヨウ素」が含まれており、健康を害する人が続出して販売禁止となった。(含まれていたヨウ素は日本人なら多いとは言えない量だったようです)
>189への追加情報

今回の食中毒は、「未成熟のジャガイモ」を食べた事によるもののようです。

「育てたジャガイモ食べて、児童11人食中毒」読売新聞(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100222-OYT1T00967.htm)
【以下、上記記事の一部引用】

発表によると、児童29人が同日午前、ジャガイモを調理して食べたところ、11人が腹痛や嘔吐(おうと)などの症状を訴えた。症状から、ジャガイモの発芽部分などに含まれる有毒物質のソラニンが原因とみられる。未成熟のジャガイモはソラニンを多く含んでいる。調理実習は18日から行われ、この日が最終日で、小さなイモしか残っていなかったという。
文部科学省と厚生労働省は昨年8月、小玉のジャガイモは食べないよう通知を出していた。

【引用終了】

この件については、ohira-yさんが「食の安全情報blog」の記事「STOP! じゃがいも食中毒」(http://d.hatena.ne.jp/ohira-y/20100223/1266900237)で詳しく解説しているので、是非お読み下さい。
>我楽者さん

3行なんて贅沢は言いません 引用ばかりじゃなくて
わかり易くまとめて涙
>我楽者さま

小さいじゃがいもでも、食べられるものはありますよね。農家の方から市場に出さないくずいもをもらうことがありまして、親指と人差し指でマルを作るよりも小さいものは、洗って素揚げにして食べますが、当たったことはありません。

見た目青いものを調理したとしたら、指導者の無知からくる事故だったんじゃないかって思うのですが。

ジャガイモの畑をクラス割りして最後に小さいイモのみ残らないようにとか、配慮すべき点は山ほどありますよね。

自分で作ったお野菜を自分で料理する楽しみを教えたいという教育方針は理解できますが、先生方も事前にきちんとお勉強してほしいと思いましたよ。
健康に良い食品と水 VS GMO遺伝子組換え ジャンクフード、

DNA、分泌腺、神経毒性、ワクチン フッ素、 携帯電話 電磁波 


http://cqclabojapan.doorblog.jp/archives/50156445.html


アルシオン・プレヤデス49:4周年、健康に良い食品、DNA、分泌腺、神経毒性、フッ素、水

極めて困難で多くの不都合に満ちたこの時代において前進しようと試みる、その模索において、もう少し落ち着き、バランスを取り、幸せになるためには、もし誰もがDNAのコード解除、天体−光子のルミネセンスの方に向かって闘うなら、考えも及ばない多くのことを私達皆で達成できるだろう。

この4周年のドキュメンタリーでお伝えしたい一つの点が、人間関係や感情面、心理面に気を配る必要性だけでなく、肉体の健康や栄養、そして私達の体が摂取する必要のある全てのものを維持することも、何より大切である。

健全な食事は基本となるものだが、私達は完全に麻痺しており、日増しにロボット化されてきているので、彼らはそれを利用し、私達に無数のジャンクフードや、私達を害する化学物質や有害物質に満ちた偽薬を私達に与えている。

では、巨大な多国籍企業が行うのは、健康に有害な影響を及ぼす抑制剤をさらに追加することであるなら、どうやってより良く生きられるのか?

その多くはホルモンや重金属、農薬、殺虫剤などに満ちていることを、はたして私達は知っているのか?それらは脳に害を及ぼして認識力を低下させ、また、感情的な反応の制御疾患、問題行動、注意欠陥、物忘れ、うつ病と落胆を生んでいる。

もしこれに、知的能力を低下させる無数の毒、遺伝子組み換え、ケムトレイル、恐ろしいElf波、グエン伝達装置、ナノボットなどを加えるなら、それらは密かに私達の命を滅ぼしている。

私達のビデオを見続けている人達が、身体の管理や、道徳、倫理と精神の美徳や原則の下に、論理的に考えることができるなら、私達としては非常に幸いである。というのもそれが、最初のドキュメンタリーを始めて以来私達が推進してきた、あらゆる意味でより健康的なより良い生活を達成するための安定をもたらすからだ。

この新たなドキュメンタリーでは、アルシオン・プレヤデスをお届けできた、地球の5大陸の224カ国について触れている。私達にとって何より重要なのは、克服の熱望を持つ大多数の人々の元に届けることだ。なぜなら常にその熱望が、真実や、より良い、また何より公平な世界への希望を模索するよう私達を駆り立てるからだ。
ビデオ制作 アルシオン






http://cqclabojapan.doorblog.jp/archives/52222968.html
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