ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

CHUBBYコミュの本日の品出し(8/8)−<ふぉっくす舎>より

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
<CHUBBY>さんで、棚を借りて古本を販売している<ふぉっくす舎>です。本日、夕方に以下の11冊を品出しする予定ですので、お知らせします。興味があるものがありましたら、<CHUBBY>さんにお出かけの折に、是非、手にとってみてください。

暑いですね。涼しい<CHUBBY>でゆったりとした時間を過ごすのもいいですが、この季節、旅行に行く人も多いのでは。実際の旅行も楽しいですが、書物での旅いいですよね。この夏、旅に行く人も、行けない人も、旅気分が味わえる本を今回は中心にしてみました。

鉄道旅といえば、この方・宮脇俊三の鉄道旅エッセイから2冊。

宮脇俊三『ヨーロッパ鉄道紀行』(新潮文庫)※絶版
ヨーロッパの超特急を乗り尽くせ!著者率いる日本人観光団は、英仏海峡をユーロスターで渡り、ハンブルクからミュンヘンまではドイツが誇るICE、ユーロシティでイタリア、そしてスペインへと駆け巡る。さらにローカル線を乗り継ぐ夫婦旅、元編集者氏との珍道中など、欧州大陸を縦横無尽に移動し、列車に揺られ車窓から風景を見る楽しみを、ユーモラスに語る紀行エッセイ。

宮脇俊三『途中下車の旅』(新潮文庫)※絶版
「またどこかへ行きませんか」若い編集者の呼びかけに、旅慣れた作家が提案したのは「万事未定」の旅。山陰の松葉ガニに惹き寄せられ、鉱山鉄道のトンネルに身を屈め、氷の浮かぶ最上川では舟に揺られて雪見酒…。東北・上越新幹線の愛称が決まるまでのエピソードなどを織り込んで、気ままな旅路は改札口から改札口へ。好奇心と食欲を羅針盤にした珍道中を9編収めた軽快鉄道旅行記。

続いては、エンターテインメント旅行ライターとしてブレイク中の宮田珠己の爆笑の2冊。東南アジア好きは読み逃せないですよ。

宮田珠己『旅の理不尽』(文春文庫PLUS)※絶版 こんなに面白いのに…
一読悶絶。一歩間違えれば誰でも遭遇する旅の理不尽の数々を、名もない素敵な一介のサラリーマンが独特な文体で描いた旅行エッセイ。こんな旅でも許されるのか、と旅に対する考え方が変わる一冊。また、誰でもちょっと視点を変えるだけで、こんなに面白く旅ができるというガイドブックにもなっている。アジアの知られざる一面がここにある。

宮田珠己『東南アジア四次元日記』(文春文庫PLUS)
変な旅で、わるかったな。ある日サラリーマンが会社を辞めて、東南アジアの迷宮へと旅立った。謎の元会社員、宮田珠己が贈る、変な旅行記。旅行をしまくりたくてサラリーマンを辞めた。ベトナムの盆栽を考察し、タイのオカマに狙われる。変なもの探して、アジアを彷徨う

インド、ベトナム、アメリカ、イギリス…。優秀な書き手になる書物を読むと、その場所に行ったかのような気持になると同時に、実際に行きたくなります。

周防正行『インド待ち』(集英社)
音楽、ダンス、アクションがぎっしりつまったマサラムービー。インド映画の元気の秘密を求めて、監督・周防正行が映画大国インドに乗り込んだ。知られざる「インドの魂」に迫る書き下ろし旅の記録。

岡村ゆかり『ベトナムごはん まるごと案内』(晶文社)
屋台。市場。大衆食堂。家庭の食卓。そしてホテルのレストラン。ベトナムに暮らして2年半、どこで何を食べてもおいしくて、元気が湧いてくるのはなぜだろう? 好奇心と行動力は人一倍、ベトナムごはんの味と食材の探究が始まった。早朝5時から市場で豚の解体に立会い、知らずに食べた犬の丸焼きに絶句し、極上のヌック・マムを追い求め、食卓に山と積まれる新鮮なハーブに目をみはる―。現地の生活にとけこみ、その国と人をこよなく愛する著者が、繊細かつダイナミックなベトナム料理の魅力を語る書き下しエッセイ。ベトナム風お好み焼き「バイン・セオ」他、日本でも作れるレシピ付き。

水口博也『ブルーホエール バハ・カリフォルニアの青い巨鯨』(早川書房)
巨大な生命への遠い憧憬。灼熱のカリフォルニア半島とそれをとりまく豊かな青い海。そこへ現れる巨大な生命体・クジラに魅せられた一人のナチュラリストが最大の哺乳類、シロナガスクジラの姿を求める旅の記録。

梨木香歩『春になったら苺を摘みに』(新潮社)
「理解はできないが受け容れる」 学生時代を過ごした英国の下宿の女主人・ウェスト夫人と住人たちとの騒動だらけで素敵な日々。徹底した博愛精神と時代に左右されない手仕事や暮らしぶりが、生きる上で大事なことを伝える。

旅の本以外にも、お薦めの3冊を品出しします。発売前に書評家等に配布されるプルーフ本(サンプル)という一般の人には馴染みのないものもあります。

みうらじゅん『正しい保健体育』(理論社)
「どうしてセックスしてはいけないの?」「女子が体育館で見てる映画は何?」「包茎は手術したほうがいいの?」―青少年期に誰もが抱える悩みの数々。若者に伝えるべき本当の「セックス」とは何か?性教育の旗手みうらじゅんが放つ、童貞時代を生き抜くスタンダードついに完成。中学生以上。

藤谷治『恋するたなだ君』(小学館)
たった48時間で世界は変わる。ちょっと不思議なその町で僕は、彼女に出会った。道ばたで会った女性(しかも後ろ姿)に、一瞬にして恋に落ちてしまった主人公・たなだ君は、それから2日間、命の危険に身を晒し、投獄され、さまざまな災厄に巻き込まれ…。おもしろキャラ全開の個性的かつ気になる登場人物、どこまでも果てしなく飛んでいく妄想の膨らませ方で構築する世界観及びそのディテールによる、全く新しいラブ・ストーリー。

海堂尊『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)※出版前に書評家などに配られるプルーフ本(サンプル)です。
東城大学医学部付属病院は、米国から心臓移植の権威、桐生恭一を助教授として招聘した。彼が構築した外科チームは、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門の、通称“チーム・バチスタ”として、成功率100%を誇っている。ところが、3例立て続けに術中死が発生。原因不明の術中死と、メディアの注目を集める手術が重なる事態に危機感を抱いた病院長・高階は、神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口公平に内部調査を依頼する。壊滅寸前の大学病院の現状。医療現場の危機的状況。医療過誤か、殺人か。遺体は何を語るのか…。栄光のチーム・バチスタの裏側に隠されたもう一つの顔とは。『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。

<ふぉっくす舎>のブログです。よろしかったらご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/foxsya/

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

CHUBBY 更新情報

CHUBBYのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。