アルディメオラコミュのThe Super Guitar Trio And Friends

横着してました。。

スーパーギタートリオはアル・ディメオラとジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシアのが有名ですが、このDVDはそのずっと後で、比較的新しいトリオでのライブだと思います（収録がいつか書いてない）

＊アルが入っていないメンバーでのトリオも結構あるようですね。

さて
Al Di-Meola
Larry Coryell
Bireli Lagrene　　の３人

こういうのはどうしても３人を比較してしまいますが、このクラスになると、減点法で悪いところをマイナスしていくしか比較できないです。なんとも鑑賞の仕方としては悪いんでしょうけれど、自分でギターを弾いてるとどうしてもそういう見方が抜けないんですよね。。少し嫌ですけれど。

ビレリ
ライナーノーツでは当初他の２人に追いついていけなかったがその後成長したと書かれています。落ち着いて弾けるテンポの曲では凄く良いと思います。ジャンゴの再来と呼ばれてるだけあって凄く素敵なフレーズを弾くことがあります。わ～～っすごい！という感じ。
しかし早いときや感極まってるときなんかは指が流れてしまっています。おしい　って思うことがとても多いギタリストです。このメンバーでは仕方ないかも…。

コリエル
重鎮ですよね。バッキングは最高。この人の教則ビデオも持っています、教えるのはへたそうです（笑）。
実は昔からあまり好きなギタリストではありません。テクニックは一流ですがごまかしが多い感じがします。間が空くのを嫌って、間を埋めてしまいます。よくシンプルなフレーズでお茶を濁していますよね、繰り返しやクソフレーズでたびたび。これはアルのような天才に負けないようにという意気込みかもしれませんが、他のビデオでも感じることです。
ビレリと同様に感情に流される場面がよくありますが、この人のは演出だと思います。イエ～～とかすぐに言うし…。

アル
まず、リズム管理能力が高いこと、そしてフレーズの緩急の付け方が身に備わっているようです、大局観と言うか･･･。前にも書いたと思いますが、いつも先を読んで弾いているという、何か計画性（本能的な）を感じます。
指癖のあるフレーズは当然ありますが（ギタリストには当然のことです）、その使用箇所をわきまえているように思えます。
それになぜ音があんなに力強く、かつ艶っぽいんでしょう？　コリエルのは無機質な音ですが、アルのは生きています。やはり指ではなく心で弾いているからでしょうか。テクニックだけの問題ではありませんね。

ジョンレノンが自分は世界最高のサイドギターだと言っていたことにも共通すると思います。

と、独断でつらつら生意気に思うことを書いてますが、みんな世界最高級であることには間違いありません。まだの方は聴いてみてください。