「スピリチュアル女子大生CHIE」「古代エジプト文明が解く日本神道の謎」「地球製UFO」等々、タイトルを見ただけでも、無神論的な常識とはおよそかけ離れている現象を取り上げているのが「ムー」である。 この雑誌が、「軍人とオカルトとの関係性」という観点から、先の大戦を見つめ直す企画を立てた。 秘史が明らかになるはずというこのシリーズの第一回は、東条内閣総辞職後の総理を務めた小磯国昭氏で、第二回目に、当教の開教祖を取り上げるという。 で、インタビューを申し込まれたので承諾した。 教祖著「神がかり参謀」はすでに読んだとのことなので、他の資料を送った。 教祖は、昭和12年8月に、寶生山の大御神と縁を結び、その一年後の大本営参謀時代に、「日本はアメリカと戦（いくさ）になり、負けて島国に閉じ込められる」との強烈な御神示を受け、参謀としての激務のかたわら、開戦直前まで、民間の対米和平交渉に奔走した。 秘密工作のため知る人は少ないが、ムーのシリーズの中では、異彩を放つことになりそうである。
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