ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

映画「血と骨」コミュの在日社会の素顔

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
在日社会の素顔を赤裸々に淡々と描いているところも
この映画のすごいところですね。
むしろそこを描くことで在日が特別な人々ではなく、
普通の人々であることがわかる。
在日まんせーの「パッ●ギ」とはその辺が根本的に違う
感じがします。
あれでは、どこか遠い国の人々に見えてしまう。

主人公の野心や物欲、暴力も自分たちの歩んできた
足跡のひとつを表すものとして描けており、
そこに余分な判断や批判を加えることなくそのように
見ることができるのは、原作者、監督ともに
当事者である故かとも思います。
第三者が描こうとすると、いい意味でも悪い意味でも
フィルターがかかってしまい、ああも淡々とした
流れにはならないでしょう。

冒頭、主人公が済州島から移民船で内地に入るところから
始まり、大阪を目にした乗客たちが歓呼するシーン、
日本人顔負けの戦時中の戦意むき出しのシーン、
戦後民族学校として乗っ取ってしまった公立学校で
人民裁判をやるシーン、長屋を不法改造するシーン、
共産党とつるんで火炎瓶闘争をするシーンなど、
いままでマスコミが伝えなかった、伝えたくなかった
出来事が盛りだくさんです。
圧巻は帰国事業事業で、大阪駅で新潟に向かう列車に
乗った帰国者達を金日成を讃える歌で盛大に送り出すシーン。
「向こうについたら手紙出すわ」とお別れの台詞があり、
それに「手紙はこなかった」というナレーションが
続くところなど切なくてたまりません。

最後、トラックやら製版機やらトラック・乗用車やら
大量の時計、衣類、靴などを献上しながら、
粗末なバラックで凍えながら、歓呼の声に包まれて大阪に
上陸した日を思い出しながら絶命するシーンには
もはや言葉もありません。

たけしの演技に圧巻されるだけでなく、こうしたディテールに
身震いのする超一級の映画と思います。

マスコミはあまりこうした部分を評価しようとしませんけど。

コメント(4)

初めまして(笑)私は在日韓国人三世で金百花と申します『血と骨』は正に私達アボジの時代を描ききってくれた映画です崔監督の思いが伝わって来ましたm(__)m戦後私達のアボジが生きて来た時代は本当に壮絶で何もしなくても歩いてるだけで殴られたり実話ですが私のアボジは日本人に卵焼きをもらったそうですが目の前で鼻くそを入れられ食べたそうです
はじめまして。
「血と骨」3年前に借りて観ました。強烈な印象を受けました。
>>[001]

それをわざわざここに書く必要ってあります? 僕は意味不明ないちゃもんを付けられて韓国の人に車に拉致られた事がありますが、差別意識は持っていません。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

映画「血と骨」 更新情報

映画「血と骨」のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング