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氷河期世代ユニオンコミュの就職氷河期が理解できない人たち

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2010年度の新卒の求人倍率は1.6倍です。
これは計算上、一人の求職者に対して1.6人分の就職口があるという事です。
でも、現実には何十社回っても内定取れない人が続出してますよね。

なぜ、新卒市場の“数値”と新卒市場の“状況”が一致しないのか?
その原因は三つあります。


◇原因その一・“公表上の求人数”と“実質的な求人数”が大きく異なる◇

好景気の年の場合、企業は新卒が内定を蹴って他社に行ってしまう事を見越して、定員数を上回る数の内定を出します。
募集定員が100人なのに、150人分の内定を出すという具合です。
(定員以上に内定を出す事を「募集定員に+αを付ける」と良く言います)
その為、好景気の年は“公表上の求人数”が2.0倍であったとしても、“実質的な求人数”は3.0倍くらいにまで跳ね上がるんです。
だから好景気の年の新卒は、誰でも複数の内定をゲットできてしまうんですね。

対し、不況の年の場合、企業は毎年の慣例で求人だけは出すものの、自社のニーズにあった人材がいなければ、採用者を出しません。
募集定員10人としておきながら、即戦力になりえるスキルを持った人材が四人しか確保できなければ、他に求職者が大勢いても、求人を打ち切ってしまうんですね。
その為、不況の年は“公表上の求人数”が1.5倍であったとしても、“実質的な求人数”は1倍以下にまで落ち込んでしまうんです。
(私が新卒だった時も、三次、四次と採用試験を繰り返しておきながら、「今年は採用を見合わせます」と、一人も採用者を出さない企業が非常に多かったものです)


◇原因そのニ・中小企業の求人は出身学部にこだわる傾向が強い◇

大手企業の場合、若者を一から教育する事を前提にしている為、出身学部を問わずに採用してくれます。しかし、不況の年は大手の求人数ががた落ちする為、中小企業を狙うしかありません。
所が、中小企業の場合、若者を一から教育する事を前提にしていない所が多いんです。中小企業は、時間を掛けて社員を教育する余裕が無い為、初めからスキルを持っている人材を歓迎するんです。
例えば、中小企業の製造業だと、理工学部等の技術系の学生なら歓迎しますが、ボルトの締め方一つ知らない文系の学生は相手にしてくれません。
中小企業の運送業だと、学部以前に運転免許持ってなきゃ相手にしてくれません。
ゆえに、中小企業の中でも求人倍率が高い業種を選んでも、出身学部によっては一つも内定がもらえない何てケースが出るんです。

(私も前の氷河期の時、求人が豊富にあった製造業とIT関係の企業を沢山回りましたが、文系出身であった為、全く相手にしてもらえませんでした)


◇原因その三・地域差が生じる◇

大手企業は日本全国に支社を持っている為、全国規模で求人を募集します。
対し、中小企業は一地域に一社構えているだけである為、地元の人間か周辺都道府県の人間しか採用してくれないんです。
ゆえに、全国トータルでは中小企業の求人が豊富にあったとしても、自分の地元に中小企業が少なければ、やはり就職は不利になります。


以上の理由により、求人倍率が1.6倍であっても、就職できない学生が何万人も発生してしまうんです。
でも、バブル世代の方らは、そういった内情を知らない為、こういう↓見当違いの事をいうんですよ。

<“厳冬就活”背景に思惑の違い…不況で学生に「大手志向」強く>
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/topics/20100218-OYO8T00505.htm
上記の記事の内容は、求人倍率が1.6倍なのに内定取れないのは、学生が大手ばかり狙うからって話です・・・・。

不況の年に、一般の大卒が大手なんか狙うか!っちゅーねん。

第二期・氷河期世代の皆さん、心して下さい。数年後にかならず言われますよ。
「就職難に陥ったのは、大手ばっかり狙ったからだろ」って。
第一期・氷河期世代の私も、バブル世代の方から同じような嘲笑を受けたものですよ。

コメント(8)

リクルートの調査結果は↓の調査のところで読むことができますね。
http://www.works-i.com/
> O瀧 @就活くたばれさん


ぜひとも、小島さんとデモりまくって下さい
> AS I LIKEさん


学部ごとの有利不利まで分かれば便利なんですけどねえ
今の新卒はネットなど情報が充実してるし、00年は0.99倍の求人数。
やり方しだいでは、大手でなくても良い就職するチャンスがありますよ。
詳しい説明をありがとうございます拍手

私の大学でも、学部の入学試験の偏差値による、就職差別がありましたもうやだ〜(悲しい顔)

私の名ばかり教育学部は、昼間(1時限〜)の学部ですが、
夜間の第二文学部や社会科学部に準じた、扱いをされました。


就職課で求人票を色々見たら、「政治経済/法/商/第一文学/理工」と学部を指定したり、
「男子」のみ、というのが多数ありましたウッシッシ

(世間一般では、文学部が「使えない」とされますが、
第一文学部の方が教育学部より、「上」の評価だった。)


もちろん女子でも、就職できた人は沢山いますが、
やはり苦戦していました。

地方出身者は地元に帰ったり、
公務員試験の勉強をするために留年したり、
大学院に進学してモラトリアムの延長をした、女子が増えました。


しかも、私のバンカラ大学は、女子学生のイメージが最低評価で(笑)、

「普通のOL」(一般事務職)に採用されるのは、
女子大や短大の可愛い娘だと、聞きました耳


うちの親も市民運動のオジサンも、そういう”現実”を知らないため、

「有名大学を出れば、就職できるはずだ」とか、
「働かないで良い身分、甘えてる」とか言ってました。
> 企業戦士さん

<10年春卒業の大学生、「就職できず」6割増 氷河期並み13万人に>
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091231AT1D250EH30122009.html

09年度卒は、高卒でも大手に入れてたのに、一年違うだけでこの下落ぶりです。
ちなみに、私は一年前に、このような事態が発生する事を予見し、その理由をブログで書いておりました。
<就職氷河期の心得・前編>
http://bastion2007.blog86.fc2.com/blog-entry-41.html
私が心配していた「求人は出せども採用者は出さず」の企業が例年に無く増えているようです。


> ネコ娘

10年卒は、秋採用の段階では、早稲田や東大ですら四割が内定ありませんでした。最後の頼みである秋採用逃したら、後は非正規と大差の無い求人しかございません。(既に正規を諦めてパートタイムに就職した大卒も八万人ほどいるとか)
でも、新卒は就職できて当たり前の時代を生きた世代には、こういう事態が理解できないんですね。

あ、第二期・氷河期の皆さん、遠慮なく私にマイミク申請して下さいね。
ここの所、訪問者が増えたのに、誰もマイミク申請してくれやしねえ。(´・ω・`)

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