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『宮廷女官 チャングムの誓い』コミュの第1話「二人の女」

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 成宗(ソンジョン)13(1482)年8月。
ユン王子の母・中宮ユン氏を毒殺せよとの命が従事官(チョンサガン)に下った。悪行が原因で3年前から宮廷を追われていた中宮に対し、ついに王の成宗が処分を決めたのだ。

処刑当日、武官達は沈痛な面持ちで中宮のもとへ。途中、従事官は誰にも気付かれぬよう、自分が乗っていた馬のわき腹に短剣を突き刺し落馬。
足を痛め歩けなくなった彼の代わりに部下のひとり、チョンスが中宮の毒殺を命じられる。

押さえ込もうとするチョンスの手をを払いのけ、自らの手で毒薬を飲み干す中宮。
しの間際、
「そなたたちは、必ず報いを受けるであろう。」
との言葉を残し・・・・・。

その夜、良心の呵責に耐えかね、浴びるように酒を飲んだチョンスは帰り道、中宮の呪いの言葉に惑わされ、崖から転落してしまう。
気を失ったチョンスが目を覚ますと、そこにはひとりの老師がいて、謎めいた予言を告げる」のだった。

「お前の運命は3人の女に握られている。一人目はお前が死なせるが、死なぬ。二人目はお前が助けるが、お前により死ぬ。三人目はお前を死なせるが、多くの命を救うであろう。」
と。

一人目の女とは毒殺された中宮なのか。では、二人目、三人目の女とは一体・・・・・・?


 1494年、母の死の真相を知らぬまま、ユン王子は第10代朝鮮王朝王・燕山君(ヨンサングン)として即位した。
贅沢好きな彼は毎日のように賑やかな饗宴を催し、水刺間(スラッカン)では女官たちが対応に追われていた。
そんなある日、女官のひとり、パク・ミョンイは同じ女官のチェ・ソングムが太皇太后の食事に毒草を混ぜているのを目撃、気味尚宮(キミサングン)へと報告する。
しかし、チェ・ソングムが太皇太后の食事に毒を盛ったのは最高尚宮(チェゴサングン)の命によるもの。さらに気味尚宮もまたそれに加担していたのだった。
事実の発覚を恐れた最高尚宮は、門衛の男と懇意にしたとの罪を作り上げ、ミョンイに毒を飲ませて山中に放置してしまう。

 しかし、友人の女官、ハン・ペギョンが毒の中に解毒剤を混ぜておいたことで、奇跡的に意識を取り戻す。
瀕死の状態で川岸までたどりついた彼女を助けたのは、武官を辞め山中に籠っていたチョンスだった。
慌ててミョンイを助け出した彼は、かつて老師が言った言葉を思い出す。目の前の女性が二人目の女なのか・・・・・?

 いつしか二人の間には、愛が芽生えはじめるが、老師の予言がチョンスをためらわせていた。
「私によって死ぬ定めでも供に来ますか?」
そんな彼の言葉にうなずくミョンイ。
やがて月日は流れ、二人の間に生まれたチャングムは8才になった。

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