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 登録のきっかけは、テレビのCMだった。

「メンバーが足りません」

 誠心誠意を感じさせる瞳が、切実そうにこちらに向けられている。

 お金をかけてCMを流すほど、メンバーが不足しているのか。
 深く考えたこともなかったし、今まで知らなかった。
 人の命に関わることなのに、その無知は恥ずべきことだ。

 慌てて携帯電話を取り出し、ブラウン管に映し出されている電話番号をプッシュする。
 そのまま電話をかけて資料を請求し、次の休日には俺も骨髄バンクにドナー登録をした。
 今から3年ほど前のことだ。

 以来、ドナーとしていつか骨髄を提供したいと、まるで夢を見るかのように思い続けてきた。

 以前どこかの日記で、俺は「元気になってくれて、ありがとうを言いたい」というフレーズを書いたことがある。
 その言い回しは実をいうと、資料の中にあった言葉をそのまま使ったものだ。

 骨髄移植をすると、患者とドナーは身分を明かし合うことはできないが、手紙のやり取りは可能であるという。
 資料には、そんな手紙がサンプルとしていくつか記載されていた。

 ドナーからの手紙。
 そのタイトルが、「元気になってくれて、ありがとう」

 鳥肌が立った。
 見た瞬間、泣いた。

 なんて素晴らしい心意気が篭った、なんて素晴らしい言霊なんだろう。
 いつか俺も、誰かにそう言ってみたい!

 人によっては、10年経っても適合者が現れず、待ち続けている登録者もいらっしゃるようだ。
 たった3年で、その封筒が届いた俺はだから、運が良かった方だろう。

「この度、貴方様と骨髄バンクの登録患者さんのHLA型(白血球の型)が一致し、ドナー候補者のお一人に選ばれました」

 うおおおお!
 マジかよ!
 やった!
 適合した!
 選ばれた!
 俺は人を笑わせるのが大好きだ!
 元気にして、笑わせてやるぞ!
 うおおおお!

 そりゃチャリを漕ぐ足に力も入るというものだ。
 その日は普段よりも10分も早く会社に到着した。

「俺、ついに適合したんです! 骨髄バンクに登録して、初めて! いつになるか分からないけど、俺、近々、何日か入院してきます!」

 それを快く認めてくれた会社にも感謝の念が止まらない。

 コーディネイターと呼ばれる仲介人も決まり、ウェブ上の日記に書いても構わない範疇を確認した。
 親や仲間からの承諾も得た。
 認めてくれてありがとう。

 近いうちに検査を受けて、それで問題がなかったら骨髄を提供してきます。
 笑える人を増やしてくるぜ。



(財)骨髄移植推進財団
 TEL 03-5283-5625
 FAX 03-5283-5629

コメント(6)

 皆さん、コメントありがとうございます。

 手術に伴う苦痛ですが、これはなんか、そこまで激痛でもないのだとか何とか、どっかに書いてあった気がします。

 俺はというと、痛いのは平気なんです。
 というか、「なんだ。痛いだけで済むのか」って思って、苦痛の度合いについては特に調べていないんですね。
 むしろこう、気絶するぐらい痛くても提供したいとさえ思っています。
 だって、それだけ痛いのに提供後に「あと100人分いけますよ」なんて言ったら格好良いじゃないですか。

 あ。
 気絶したら言えないか。
 まあ、いっか。

 検査で問題がなければいいなあ。
めささん素敵ですうれしい顔
 
頑張ってくださいぴかぴか(新しい)
 
 
あたしも勇気が出たら登録したいですがまん顔がまん顔

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