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見世物小屋コミュの大寅興行と見世物小屋の淵源をルポした本

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拙著が二冊同時に文庫となって発売されました。

版元はいずれもポプラ社です。
「職業外伝 紅の巻」(714円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4591131157/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1347600143&sr=1-2

「職業外伝 白の巻」(651円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4591131149/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1347600143&sr=1-1


親本が出たときは、朝日新聞で哲学者で元大阪大学総長の鷲田清一さんが書評して下さいました。
http://book.asahi.com/review/TKY200505170248.html

本書をひと言でいうと、日本の滅びゆく職業人たちの生き様を「職業」を切り口にして書いた人物ルポです。
「日本で最後の○○」という人たちが大半。
たとえば、「日本で最後の真剣師(賭け将棋屋)」、「日本で最後の見世物小屋」、
「日本に六人しかいない幇間(太鼓持ち)」、「東京で最後の街頭紙芝居師」、
「日本で二人しかいない銭湯絵師」、「500年前と同じやり方で祈祷する、日本で最後の琵琶盲僧」、
「日本に数人しかいないイタコ」、「日本で唯一の蝋人形師」、「芸大彫刻科中退の日本一の飴細工師」、
「100歳で現役バリバリの能装束師」、「日本に数軒しかないへび屋」、「新宿ゴールデン街の伝説的流し」、
「内気な少女のチンドン屋」といった按配です。
20人の人たちを時間をかけてコツコツと取材しました。
親本が出たときは、朝・毎・読などほとんどの書評に載りました。

7年前、拙著「職業外伝」がNHKの「週刊ブックレビュー」で合評されたときの映像。紹介してくれたのは、作家の上橋菜穂子さん。上橋さんは「獣の奏者」などのファンタジーノベルで知られるベストセラー作家にして文化人類学者。児玉清さんの温かなコメントもうれしかったです。
http://www.youtube.com/watch?v=l2Toydp45Jo&feature=youtu.be

文庫版では「それぞれのその後」と題して、追加取材をし、大幅に加筆しました。
親本刊行時から日にちが経って、中には絶滅してしまった職業もあります。
もの書きとして、その職業の臨終の場面に立ち会えたことは貴重な経験でもありました。


本は自分の子供が誕生するのと同じこと。
世間に出しても恥じない子供に育てました。
ベストセラーよりロングセラー、50年後、100年後も残る本を目指しています。
どうぞ、よろしくお願いします。

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