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30-35 (昭和45〜50年生まれ)コミュの30-35 VOL.2 「人生とは闘いである」

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こちらがVOl.2
CDはカロリー・テンション高めの選曲。
マガジンは、この号から『ガンプラの殿堂』がスタート!
ハイライトは下記、豪華4大インタビュー!プロレス特集も熱い!

☆北方謙三 「親愛なる小僧ども、地平線に向かって歩いているか?」
☆吉田栄作 「直球のストライクだけが、闘いの流儀ではない。」
☆長州 力  「とにかく“なめられたくなかった”ってこと」
☆藤波辰爾  「“守らなければ“という使命感は誰よりもあった。」

収録曲はこんな感じ(コメント入りで失礼します)
1 プロローグ 

2 ロッキーのテーマ Remix (Remixed by Leftbrown)
30過ぎた男には小難しい映画が好きなどという建前は要らない。その欄にはシンプルに『ロッキー』と書き込めば良い。

3 アイ・オブ・ザ・タイガー (サバイバー)
虎の目を持つ男になりたい。世の中というジャングルで常に獲物を狙うその目には、子を守る優しさも宿っている。

4 最終ラウンド from Original Soundtrack “ROCKY” 
この曲を聴きながら公衆の面前で好きな女の名を叫べば良い。それで落ちなきゃそれだけの女だったてことだ。

5 ヒーロー (ボニー・・タイラー)
ヒーローは組織と言う名のスクラムの中にいる。屈強な敵に向かって突っ込んでいく男こそ、そう呼ばれるのに相応しい。

6 デンジャー・ゾーン (ケニー・ロギンス)
誰もが一度は憧れるパイロットという名の飛行機乗り。翼という名の盟友に常に感謝を忘れない。礼儀正しさを持つ。

7 ザ・ファイナル・カウントダウン (ヨーロッパ)
男は常に崖っぷち。タイムアップギリギリのカウントダウンが始まる頃に悠々と動き出す余裕タップリの男達。

8 故郷だより

9 BANG BANG SHOOT (from「蘇る金狼」O.S.T. “BEAT ON THE WOLF” Music by 松本晃彦)
傑作ハードボイルド小説「蘇る金狼」。炸裂する銃声。闇に潜みながらも周りから擦り寄ってくる陰謀。狼の闘いが続く。

10 パワーホール(パワーアップ・ヴァージョン)
言わずとしれた長州力の入場曲。オレ達は”革命”という言葉は歴史の授業で教わる前から知っていたのだ!

11 J
J.鶴田晩年の入場曲。破格のスケール。圧倒的な存在感。普段は温厚だが四角いジャングルでは豹変する。真の男の生き様教えてくれた。

12 INOKI BOM-BA-YE 〜FINAL MIX〜
理不尽も大ピンチも全て自らの演出にしてしまう理屈ぬきのスーパースター。プロレスこそは世界最強NO.1である。

13 Theme from STAR TREK
憧れの地ニューヨーク。夢の切符はお祭りの賞品としてしか手にできなかった。こんなサバイバルもかつての日本にはあったのだ。

14 ジェームズ・ボンドのテーマ (ジョン・バリー)
世界は広い。女にも滅法強い憧れのタフガイ・007。キザなセリフや胸毛も濃厚なダンディズムにはかかせない。

15 アイーダ:グランド・マーチ (Leftbrown)
スタジアムの高揚感。そこには勝者と敗者しか存在しない。残酷な結果を受け入れることも時に男に必要な度量となる。

16 世界大会「決勝」

17 男達のメロディー (SHOGUN)
このCDのテーマはこの曲の中にある。♪「運が悪けりゃ死ぬだけさぁ〜。死ぬだけさ〜。」気絶するほどカッコ良いフレーズ連発。

18 西部警察メインテーマ?
爆発などは日常茶飯事。当たり前の様に火の粉をかいくぐり前へと進む。暴れん坊達の生きる美学がそこにある。

19 君は人の為に死ねるか (杉良太郎)
これくらいの覚悟で生きれたならば、どれほど男は魅力的だろうか?前人未踏の境地を歩む孤高の男のやせ我慢。

20 孔雀の夢 *Bonus Track
疲れた体。残った傷跡。勲章と呼ぶには寂しい代償を優しい朝日が包み込む。また新たなる闘いの日々が始まる。茂木淳一 作詞・歌唱による新曲!

※Track-1,8,16は茂木淳一によるコンテンツ!


より深く・詳しく!という時は
http://www.sonymusicshop.jp/30-35/new/vol2.html

コメント(3)

制作後記です。

VOL.0「卒業」、VOL.1「もう一回、バンドやろうぜ!」と音楽主導で、マガジンはそれをフォローみたいになってるのを、平行してそれぞれを走らせるということで企画したのがこの「人生とは闘いである」でした。

まず、CDはロッキー関連&洋楽から始まり、プロレスに行って、ウルトラクイズに007、そしてサッカーとテンションもカロリーも相当高い流れの中、最大の山場である「男達のメロディー」〜西部警察〜杉良太郎というカオスを通り抜けて、ラストのボーナストラックへと進みます。

タイトルは「孔雀の夢」。
前作「バンド〜」のボートラ“へチコネ”の仕掛け(メンバー)が派手過ぎて、ゲストなしの今作は、ちょっと中弛みしちゃってヤバイか?なんて懸念をよそに、茂木さんはハードボイルドな歌詞&歌唱という新たな一面を披露。
憂いを帯びたメロディーと相まってハンサムに仕上がり、それまでの闘いのメロディーを収束する “挽歌”の役割を果たしてくれてます。
今思えばこの曲が、その後各所でお褒めいただく“作詞家:茂木淳一”としての覚醒へ、導火線的な役割を果たしたのかも知れません。

毎回勝手ながら、その辺りはyamaさんのスタジオ&制作こぼれ話しに譲ります。

とまぁ申しつつもこのVOL.2は自分的には今までラインナップの中でも相当気に入ってまして、このシリーズは明確な音楽的テーマ以外でも行けるなと手ごたえを感じられた号でもありました。

次回は、思い出深いこの号のマガジンについてちょいと一席。
。
さてさて、今回はVOL.2のマガジンについてのお話しです。

この号の編集会議で、真っ先に決まったのがインタビューの人選。もちろん、ドラフト1位は実際に誌面を飾って頂いた北方謙三先生と吉田栄作さん。翌日から早速、「来た仕事は断らない」というモットーを持つ敏腕ライターOさんが両氏にアプローチ。すかさずOKを取り付けて実施の運びに。

 北方先生は当然「試みの地平線」について。男なら目頭どころか全身が熱くなるお話しは必読。当時の勢いそのままに、男としての生き様を、我々ポテチンども啓示してくれてます。
 ちなみに「試みの地平線」とは30-35世代の青春時代、某雑誌に連載されていた名物人生相談コーナーで、中高生の青春ならではの小さな悩みに対し、『ソープ行け!』というハードボイルドな回答で解決!という究極明快なコンセプトで絶大な支持を得ていました。参考までに

 そして吉田栄作さん。人気絶頂時の自分自身について、海外へ渡った時の心境、そして帰ってきてからの人生観の変化。“熱い男”が“強い男”へと変っていた様子が分かる、こちらも感慨深い素晴らしい話しが伺えます。挑戦する男とはかくもカッコ良いものなのか。読んでる者に問いかけてくるようです。

 そんなこんなでインタビューが決まった後に、特集は「男の十番勝負」「プロレス黄金時代」に決定。プロレス担当の編集部一“熱い男”Yさんは、インタビューの人選の時から主張していた長州力さんのインタビューを特集内で決めてしまいます。それまで、マガジンのインタビューは、巻頭に2本という定型を覆す暴走。しかしそれが結局、藤波氏まで担ぎ出すという爆走と化してマガジンの濃度をさらに高める好結果を産みだしました。

 そして、この号から“何か安定して数字の取れるモノはないか?”という立ち上げ当初からの構想を具現化した『ガンプラの殿堂』がスタート。こちらはYさんとは対照的にクール(後にフリーソウルを全編ほぼ一人で担当し、5日間ほぼ貫徹という不健康な記録を樹立)な、YUさんが担当。それは今も続いていますが、一回目にジムを持ってくるところに彼のクールさが現れています。

 ということで、完成したVOL.2。VOL.1が好セールスを上げた直後の号となっただけに、注目が集まったのですが、プレッシャーを軽く解き放った内容に、男性を中心に熱い支持を受けました。

それは、次にくる“おニャン子”特集という大演目の前の、創成期のお話し。

 次回は、その「おニャン子クラブ」特集のお話しを。
ご指名を受けて、スタジオ&制作こぼれ話しを。

「人生とは闘いである」という大味なテーマを前に、途方にくれる僕と茂木淳一さん。
今となってみれば毎回のことなので、慣れてきたのですが、この頃はまだ「30-35」黎明期。
我々チーム「30-35」の小さなこだわりである、架空の町「みどり町」の都市計画とも整合性を持たせながら構成を練ってゆくのは一苦労です。

サッカーも野球も通っていない茂木さんと僕。
一言で「闘い」といってもピンときません。
そんな中、もっとも原始的で、しかももっともポピュラリティーのある競技を模索しているうちに私たちが辿りついたのは、そう「ジャンケン」でした。

斯様に、みどり町にスタジアムが建設される運びに…。
このあたりはオフィシャルサイトのスタッフコラム(http://www.sonymusicshop.jp/30-35/young/vol6.html)に詳しいので参考に。

さてお馴染みの新録楽曲。
「闘い」から想起される曲のイメージを三者三様に語っていると、当時のスポ根アニメのエンディングテーマみたいな曲、という統一したイメージに収縮しました。

早速何人かの作家陣に発注。
上がってきたイメージ通りの曲を茂木さんが持ち帰り、間もなく茂木節炸裂の歌詞が上がってきます。
あとはスタジオ作業。

バックトラック自体は打ち込みで作っているのですが、肝になるベースは「ねちっこく」ということで、哲学のベーシスト梶野秀樹氏の生ベースに差し替え。
この段階ですでに「新橋のホッピー臭さ」は充分に漂っているのですが、さらに“哀愁”を絞り入れたい、ということでしばし思案。
「やっぱ哀愁はハーモニカでしょ」という梶野氏の一言で、すぐに名手、杉原”TETSU”徹氏に電話。
オフで、のんびりと買い物中に急に呼び出され、しかも「その辺でハーモニカ買ってきて」とまで言われた杉原氏のハープが泣かない訳がありません。

「人生とは闘いである」のCDの最後を締めくくる、闘いに疲れた男のエレジーはこうして完成したのです。

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