ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

押田友の会コミュの恋愛小説(200文字)『クリスマス』

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
登場人物条件…働きだして、1年目の女性
ルール…一人200文字で前の人のストーリーにあわせて順番に書いていく

順番…1番吉村、2番おしだ、3番だいし、4番なみ、5番かつや

でわスタート指でOK

コメント(5)

外は雨が降っている。

クリスマスが雨なのは初めてかもしれない。

雨にも関わらずクリスマスで街中が盛り上がっている。

と言っても、クリスマスに予定なんてない私には関係ないことだ。

そんな中、私は仕事でまだあまり慣れないパソコンと向き合っているわけだ。

「お先に失礼しま〜す。」と先に帰っていく同僚達。
ひとりオフィスに取り残された自分がとても不幸な女に感じてくる。

そしてやっと仕事が終わった。

帰り支度をし、会社から出ようとした時に傘がないことに気付いた。


傘がない私は、オフィスの中、一人雨の音を聞き、ふと考える…

去年のクリスマスのこと…

大学4年のクリスマス、私には、同じ学年の彼氏がいた…

彼より先に東京での就職が決まっていた私だったが、彼は決まっていなかった…

そんな状況でのクリスマス…彼の表情が自然と暗く見えてしまう…

2人の重い空気を切り裂くように、彼は私にプレゼントを渡した…

「メリークリスマス」

私には彼が泣いているように見えた…

彼は背を向け歩き出した、私の前には彼がくれた一本の傘だけが残った

…電話の相手は、母親だった。

どうやら傘を忘れた私を心配してかけてきたらしい。

私は子供じゃないんだからと言い、電話を切った。















…正直、彼からの電話だと思った。





あまい、自分がいた…















カップルや子供連れで賑わう駅の中、私はずぶ濡れのまま通り過ぎる電車をただながめていた。















時間だけが過ぎていく…















だんだん人の数が減ってきたころ、私の頬を一粒の涙が伝った。















気がつくと、抑え込んでいた彼への思いが溢れて止まらなくなっていた…















そんなとき、ぽんぽんっと私の肩を誰かが叩いた。





「大丈夫?」





優しい声。

私はこの声を聞いたことがある。





声をかけてきた人は…
その相手は彼だった…。何で彼がこんな所にいるかわわからない。そんなことよりも気持ちをおさえきれなくなった私は彼に抱きついていた…



しばらくして私は彼に聞いてみた…
「なんでこんなとこにいるの?」と…


しかし彼はなにも答えようとしない。


沈黙が二人を包む……


気まずくなった彼女は心を落ち着かせるため彼にコーヒーを買ってくるといってコンビニへむかった


彼の分も買ってもどった彼女……


そこに彼の姿はなかった。しばらくまっていたが彼はあらわれなかった…

いったいなんだったんだろう…


思いきって私は彼の携帯電話に電話をかけてみた…

電話に出たのは彼の母親だった…。なんで彼の電話に母親が…??しばらく話して私は呆然とした…


彼は今病気で地元の病院に植物人間状態で寝たきりらしい…母親の話だともう目覚める可能性はほぼないらしい…

私は大粒の涙をながしてその場に倒れこんだ…なんで彼が……




それから一週間後彼は亡くなったという連絡がはいった……






あの時私の肩を叩いてくれたのはだれだったんだろう……


確に彼だった……






最後に私にあいにきてくれたのかな…



彼がくれた最後のクリスマスプレゼント……


このプレゼントはいつまでたってもわすれないだろう。

今度彼のおはかまいりにいこう。

彼の笑顔をみに…。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

押田友の会 更新情報

押田友の会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。