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ワンポイント英語塾コミュの50. 地名をおぼえましょう!

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早いもので、「ワンポイント英語塾」も50回を数えるまでになりました。

たくさんの方に参加していただいて、いろんな書き込みもあって、
僕も楽しくコミュを運営させてもらっています。

皆さん、本当にありがとうございます。


私的な事情により今年は昨年より少々忙しくなりそうで、
少し更新頻度が落ちるかもしれませんが、ネタが続く限りは、
何年でも、何十年でも続けていこうと思っています。

これからも応援、よろしくお願いいたします。


◇◇◇◇◇◇◇◇

さて、第50回には何を書こうかなぁといろいろ考えましたが、
これで行きます。



イリノイ、マサチューセッツ、ペンシルヴェニア。

それぞれ、シカゴ、ボストン、フィラデルフィアのある、
アメリカでも人口の多い主要な州の名前ですが・・・


何も見ずに、この3つの州名を英語で書いてみてください。


全部正しく出来たら、たいしたものです!


答えは・・・↓














Illinois, Massachusetts, Pennsylvania です。


難しいでしょ? (って、難しいのを選んだのですが(笑))



ちなみに自分も、今、書いてから念のため確認しました・・・

良かった、合ってた(笑)



地名って、意外と難しいのに、憶えようとしないものです。

難しいのは、スペルだけではありません。



そもそも、「アメリカ」や「イギリス」を英語で何というか・・・

いろんな言い方がありますが、何というのが一番良いのか、
迷ったことがある方も多いのではないでしょうか。



まず、この話から始めましょう。


「アメリカ」は、一番ポピュラーなのは、the U.S. です。
「ジ・ユーエース」と発音します。「エー」にアクセントです。

会話では、ほぼ(70〜80%)、the U.S. と表現します。
その他、the States というややインフォーマルな呼び方や、
the United States というフォーマルな呼び方もあります。

必ず、the がつきます。

the United States of America は、正式な国名ですから、
大統領のスピーチなんかでは良く出てきますが、日常的には
あまり聞かない表現ですね。(もちろん、間違いではないけど。)

America とは、あまり言いません(たまに言いますが)。
America というのは、米国ではなく、アメリカ大陸です。
ですから、North America といえば、アメリカ+カナダ、
South America といえば南米、Central America は中米です。
いずれも、米国の北部や南部を指すわけではありません。


ところが、米国人は American(s) なんですよね。不思議です(笑)



次に、イギリス。

イギリスの正式名称は、次のような長い名前です。
The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
(グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国)。

で、国としてのイギリスを表現するとき、会話の中では、
the U.K. または Britain と呼ぶのが最も多いと思います。
England と呼ぶこともありますが、England というのは本来、
イギリスの一部地域を指す言葉ですから、少々大ざっぱです。
(Britain もそうなんですが・・・ なぜか Britain は、
良く使われます。特にイギリスのメディアで。なぜでしょうね。)

文章においては、the U.K. や Britain のほか、G.B. と書くことも
けっこうあります。


このように、アメリカやイギリスという国名1つをとっても、
なかなかきちんと説明するのは苦労するものです。



つぎに、アメリカの首都、ワシントンDC。

実は、「どこの州にも属さない」というのはご存知でしたか?

Washington D.C. の D.C. は、District of Columbia の略ですが、
これが、「コロンビア特別区」と訳され、どこの州にも属さない、
米国の中で特別な地位を与えられている地域であることを指す言葉です。

日本人は「ワシントン」と呼ぶことも少なくありませんが、
アメリカ人はむしろ、"D.C." と略すのが一般的です。

"I've never been to D.C." といったら、
「ワシントンDCに行ったことがない」です。

こういう言葉を憶えておかないと、英会話に支障が出るのです。



アメリカの50州については、名前(発音も含め)と場所を、
(特に将来、アメリカへの留学や海外赴任を考えている方は)
きちんと憶えておかれることをオススメします。

なぜかというと、アメリカ人は「私はどこどこの出身だ」というとき、
州の名前で表現することが非常に多いからです。

"I'm from Missouri." といわれて、「ミズーリってどこ?」とは、
なかなか聞きづらいと思いませんか?
(ちなみにミズーリは、イリノイの南西、米国の中央やや東よりに
位置しています。)

また、新聞などでは略称も良く使われますので、略称も一緒に
憶えることをオススメします。略称には一般略称と2文字の略称があります。
Pennsylvania であれば、Penn. または PA と略記します。

大きな英和辞典には必ず米国や英国の地図が載っていますし、
米国の州名も英和辞典に一通り載っていると思いますので、
皆さんぜひ、一度見てみてください。
(僕は学生時代に自分で州名一覧表を作り、すべて暗記しました。)



その他、世界の国名や地名も本当に難しいですよね。

有名なところでは、ドイツは英語で Germany ですよね。
ドイツという日本語名は、ドイツ語の Deutschland から来ています。


他にも、日本語と違う地名が、ほらこんなに。

<国名>
オランダ  the Netherlands
スイス   Switzerland (※ Swiss は「スイスの」「スイス人」。)
ベルギー  Belgium (ベルジュン)
ギリシア  Greece
ウクライナ Ukraine (ユークレイン)
トルコ   Turkey (トゥーキー)

<都市名>
アテネ   Athens (エァシンズ)
プラハ   Prague (プラーグ)
ワルシャワ Warsaw (ウォーソウ)
北京    Beijing (ベイジン)(Peking も可だがまれ。)

・・・いかがでしょうか?

まだまだありますが、キリがないのでこのへんでやめときますね。



僕がなぜこのようなトピックを取り上げたかといいますと、
日本の英語教育で「地名をおぼえる」ということがわりと軽視
されているのではないか・・・ という思いがあるのと、
一方で、「英語を学ぶ」ということは、「世界の人々と出会う」
「世界の人々とコミュニケーションする」ということであるのに、
世界の地名がわからなくてはコミュニケーションが出来ない・・・
という実体験および危機感からです。


ハッキリ申し上げて、日本人は世界のことを知らなさ過ぎます。

もちろん、自分も含めてですが、世界の歴史について不勉強ですし、
世界で何が起きているかということについて、鈍感だと思います。


だから、英語が出来ても、いざ海外に出たときに(あるいは国内でも)、
世界の人々と出会って、うまく話が出来ないことがあります。


「それでも良いじゃん」という考え方もあるかもしれません。

でも、僕は違うと思っています。


なぜ英語を学ぶのかといえば、やはり、これが世界の様々な地域で、
幅広く共通のコミュニケーションの道具となる言葉だからです。

しかし、コミュニケーションをするには、動詞や形容詞を憶えるのも
大切だとは思いますが、世界の地理や歴史についての共通認識、
共通の知識がベースとなることも忘れてはいけません。



僕がアメリカに留学していたときは、クロアチアからの留学生と
親しくなりました。

皆さん、クロアチアってご存知でしょうか?

ヨーロッパのバルカン半島、アドリア海をはさんでイタリアの向かいです。
かつて旧ユーゴスラビア連邦の一部でしたが、1990年代初頭に内戦が起こり、
旧ユーゴから独立したのです。当時はそんな時代でした。

彼女もその中で、どうしたら世界が平和になるのだろうと思い、
苦しい生活の中で資金を貯めてアメリカに国際関係論を
勉強しに来ていたのです。

僕も彼女と同じように国際関係論を勉強していたので、
クロアチアがどんな状況かは新聞などで多少知っていましたし、
彼女ともいろいろな話をすることが出来ました。

彼女は聡明でとても優しく、僕の留学の悩み相談などにも良く
乗ってくれる本当に素敵な女性でしたが、やはり国情からか、
いつも少し悲しそうな顔をしていました。


きっと僕はあのとき、「クロアチア」のことを知らなかったら、
彼女とも親しくなれていなかったのではないかと思います。



・・・と、思い入れのあるエピソードもあるため、今回はこんなに
長々と書いてしまいました。

第50回ということで、ご容赦ください。



長々ついでに、余談を少々。

今回このトピックのテーマを思いついたのは、現在公開中の映画、
『ミュンヘン』を観たからです。

ミュンヘンも英語では Munich (ミューニック)といい、
スペルも発音も日本語(ドイツ語の München)とは少し違います。

が、それ以上に、タイトルで様々な都市名が出てくるのです。
それは、映画の舞台となる各都市ですが・・・ オシャレでした。


映画は、最高でした。本当に圧倒されました。
中東問題の基礎知識がないと少し難しいストーリーかもしれませんが、
映画が好きな方は、ぜひ観てみてください。超オススメです。

コメント(14)

ワシントンDCって、そんな意味なんですか!
私は、地理にも歴史にも滅法弱かったのですが、大人として恥ずかしくないように勉強しなければと思います。
記念すべき第50回、おめでとうございまーす。
すみません、Illinois のスペルが間違っておりました。
大変失礼いたしました。(本文修正済み。)

こっそりメッセージで教えてくださった優しいメンバーさんが
数名いらっしゃいました・・・ありがとうございます(笑)

これからは、「間違ってるよ!」ってコメントにハッキリ書いて
くださってかまいませんので・・・(笑)

ごめんなさい。どうか、お許しを。


ワシントンDCの意味は、知らない人が多いかと思いまして!

これからも楽しいトピを頑張って書いていきますよ〜。


つか、次回は短いのを書こうっと(笑)
「欲しいなあ」と思っていたトピだったので、
嬉しいです!

ご指摘の通りアメリカでは“D.C.”って、略しますよね。
「ワシントン」て、聞くと、
「シアトルがあるワシントン州」だと思ってしまいます。


以前 Tennessee に住んでいたものの、
なかなかこのスペルは難しい・・・。
普段はzipcode TN で事足りてしまうし。
> 「欲しいなあ」と思っていたトピだったので、
> 嬉しいです!

あ、本当ですか? ありがとうございます!

そうなんですよね。Washington といえばワシントン州です。
でも日本のニュースとかでは「ワシントンの○○記者から中継です」とか
いいますしね〜。今後もワシントンでしょうね・・・(笑)

DCはなかなか楽しい街です。入場料がタダの観光施設が多いし。
ニューヨークは何をするにも金がかかるけどDCは金がかかりません(笑)

Tennessee も挑戦的なスペルだ・・・
この前、あきこさんとなおこさんが話をされていた Mississippi もそうですし、
Mass も Penn も・・・ 州名は文字が重なるものが多いですよね。

何なんでしょうね?(笑)
DCのおすし屋さん 寿司太郎 お勧めです。

それはさておき
Pennsylvania
 sylvania は 森 って意味だそうで。
シルバニア・ファミリー なるほどって思いました。
Penn は人名だったような・・・。


あきこさーーん!!
“州を覚える歌”
リクエストいたします。
ちょっとずつ教えてください。
いつもこっそり見て勉強してました。
初書き込みです。

ダイスケさんの言う通り、地名って軽視しがちですよね。
初めて会う人との会話って確かに
出身地や、現住所の話しますもんね。
(語彙がないからそれくらいしか話せない(汗)。。。)

かなり下らない?ですが、、、
ハドソンが出してる「桃太郎電鉄USA」
あれって結構バカにならないと思いますが私だけでしょうか?

theU.S.のNEWS(代表的なのはやっぱCNN)を見ていても、
アメリカの大地のどこらへんを報道しているのかが
解るようになりました。
たかがゲーム。されどゲームです。
>なおこさん
寿司太郎ですか?(笑)

Pennsylvania の Penn は William Penn ですね。
クェーカー (Quaker) 教の何とか・・・
すみません、詳しくは憶えてないのですが(調べればわかるけど)
フィラデルフィアには William Penn にちなむものが
いろいろありました。

でも、sylvania が「森」だとは知りませんでした。
シルバニア・ファミリー!
・・・妹が好きで小さい頃、うちにありましたよ(笑)

情報ありがとうございます!


>虎次郎さん
コメントありがとうございます!
(気が向いたときの書き込みで全然OKですよ!!)

そうそう、必ず "Where're you from?" って話になるじゃないですか。
で、聞いてもわからなかったりすると萎えます(笑)

いや、笑い事でもないんですけどね。
聞いてもわからないなら聞くなって話になりかねません。

桃太郎電鉄USA、誰かも勧めていたなぁ。
僕はやったことないですが(一番最初の桃太郎電鉄は、
大昔にファミコンでやりました。けっこう好きでした)、
確かに知らず知らず地理を憶えちゃったりしますよね。

何事によらず、遊びながら楽しく憶えるって良いことですね!
下手に「英語でこれって何ていうの?」的な本を買うよりも
ここのトピック見たほうが面白いですね☆

最近は中学校でもネイティブの先生が入って
英語教育に熱心で、生徒が逆に私より知ってたりする
場面が出てきたりして、たまにあせることがあります。
昔の英語教育とは大違いです。凄いです。

私は英会話を教えてますが、
このトピックをまとめて、私の勉強もかねて
英語の地名国名レッスンをしようと思います!
>Jun☆さん
おホメの言葉、ありがとうございます!
中学校でもネイティブの先生が入って・・・ですか。
でもまあ、良いことですよね。
ネイティブが英語教育が上手とは限らないけど、
少なくとも発音や慣用表現を身につけさせるには・・・
中学生ぐらいなら、吸収力もあるでしょうし。

地名国名レッスン、良いかもしれないですね。
あまり「暗記物」にはしないで、各地の写真とか入れて、
興味のわく内容にしてあげると良いかもしれないですね!
(準備は大変かもしれませんが・・・(笑))
そうですね。暗記物になってしまったら
きっと生徒もさめるでしょうね。

じゃあ、逆に読み方から入って
興味をひきつけるのはどうでしょう?
Tennessee なんて、何個文字かさねんねん!
って、つっこむでしょうね。
こちらは関西なので、日常茶飯事につっこみます(笑)
栄えある「第50回」! おめでとうございます(^0^)

すごく長い(別に悪い意味じゃないわよ)トピックで、
PCにだんだん顔が近づいて、おっと〜と遠ざけて、の繰り返しで
読ませていただきました。。。

地名って、たしかに難しい・・・。

私は単純に、地図を見るのがちょっと好きで
(あ、日本のも、世界のも、ですが、)
地球儀が欲しくてねぇ・・・。
ステキなやつだと、すごく高いから、時々デパートでながめるだけなんだけど・・・。
国名・地名と、位置がきちんと一致しないと
ただの暗記になっちゃうかもね。。。
で、英語のスペルなんて、当然ウカバナイ・・・ ^^;)
何事も、興味を持つことが大切なんですよねぇ。。。


このトピ、面白かったです。。。


51回目も、楽しみにしてますね♪
>Jun☆さん
僕は関西の子供たちのことはよくわかりませんけどね(笑)
(関西のノリ自体は大好きですが!!)

スペルだけで子供たちが興味わくのかなぁ〜?
ま、いろいろ工夫されてみてください(笑)


>すみえっちさん
ありがとうございます!!
すみえさんたちの応援のおかげですよ〜。
地図を見るの、楽しいですよね。
僕も地球儀欲しいです。でもけっこう高いっすよね・・・

トピ楽しんでいただけて幸いです。
第51回もすでにアップしてますので、
読んでやってください!
ダイスケさん。久しぶりに投稿します。まずは50回おめでとうございます。
いつも目からウロコの話ありがとうございます。

通常国名や固有名詞にはtheが付かないが、the United States of America とかにthe が付くのは、theがアメリカにかかっているのではなく、statesにかかっているからつくそうですね。確か。 本で読んだ事があります。


「日本人は世界のことを知らなさ過ぎます。」というのは同感です。思い出すのは僕の昔の職場で急に英会話学校に行きだした人がいたんですが、世界の事全く知らなくてなんで英会話習うのかビックリした事がありました。なんてったてマレーシアやモンゴルが世界のどの辺にあるか知らないのに呆れた。(アジア方面かアフリカ方面かすらも知らなかったのには笑った)
まあその人は「英語話せればカッコいい」程度の動機で英会話学校に行ったのではなかったのかなって思ってます。
まあこういう例は極端ですが、日本人の海外に対する関心はあまり高くないのではと思うこともありますね。
僕は「世界の人々とコミュニケーションする」のが楽しいので英語やってますが。
今後とも宜しくお願いします。

PS。GWはヤンキース見に行きます。
>いっしーさん
どうもです! コメントありがとうございます!!

そうですね、the United States of America の the は、
States にかかりますね。"the United States" of "America" です。
だから、the U.S. とも the States とも略されるのですね。

他にも本文で触れた the Netherlands とか、the Philippines とか、
the のつく国名はいくつかありますよ〜。
それぞれいろいろな歴史的背景があるようですけどね。

(ちなみに、トリノ・オリンピックのアナウンスを聞いていたら、
米国選手の国名紹介は United States of America というだけで、
the をつけていませんでした。これは他国との関係から、
「国名に the を付けない」という一般ルールにしたがって
そのような言い方に統一したのだと思いますが、面白いですね。)


それと、「日本人は・・・」のくだりは、多分に自戒を込めてます。

誤解を招くような書き方だったかもしれませんが、僕は他方で、
世界のことを知らなくても、「英語話せればカッコ良い」程度の動機でも、
英語を話してみたいと思う人がいて、それをきっかけに世界に興味を持ったり、
視野が広がったりすればそれはそれで良いのではないかな?
なんて思っています。

このコミュも、そんな気持ちで書いたりしています。


もう少し言えば、世界の前に日本のことも知らなかったりしますよね。
これも、何より自分自身の反省として言うことではありますが。


・・・でもそんなふうに思えるのも、もしかしたら英語を学んで、
海外の人たちとコミュニケートしたからこそ、なのかもしれない。

だとしたら、英語を学ぶってことは本当に「英語を学ぶ」以上の意味が
(自分にとっては)あったのかなぁ、などと思っております。


ヤンキース、良いですねぇ!!

僕も昔、イタリアにセリエAを観に行ったおバカさんです!(笑)
ぜひぜひ、"baseball" を楽しんできてくださいねっ!!

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