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ワンポイント英語塾コミュの16. make sense

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主語に物事や言葉が来て、「意味がわかる」「筋が通る」

主語に行動が来て、「道理にかなう」「賢明である」

主語に人が来て、「(言うことの)意味がわかる」

・・・といったような意味になるイディオム、make sense です。

これも、僕の好きな表現ですねぇ。

直訳すると、「意味をなす」って感じですかね。
でも、「sense を作る」⇒「意味がわかる」というのが面白いですよ。

うん。


この場合の sense は、「意味」あるいは「賢明さ」です。
日本語の「センス」とは違うので、気をつけましょう。


例文をあげたほうがわかりやすいでしょう。

This sentence doesn't make sense.
(この文章は、意味が通らない/筋が通っていない。)

It makes sense to admit your mistakes.
(間違いを認めるのは賢明だよ。)

Do I make sense?
(俺の言ってること、意味わかる(筋が通ってる)?)


・・・などなど。なかなか奥深い表現だと思いませんか?


日本語には、これに100%当てはまる表現はないと思いますが、
最近は、「意味わかんねー」とか言いますよね?(流行語?)

まさに意味不明な事柄についても使いますが、ときには、
「何であの人、あんなバカなことするんだろう」という意味で、
「意味わからないよね」とかいうこと、あるじゃないですか。

それはまさに、"It doesn't make sense!" なわけです。
(ただし英語ではこの場合は人を主語にしないので注意!)

口語では、否定文では It を省略し、"Doesn't make sense" と
言う場合もけっこう多いですね。


仕事でも良く使いますよ。実際にこんなことがありました。

僕は保険会社で働いているのですが、ある資料を見ていたら、
月払保険料の金額を12倍しても、年払保険料額にならないのです。

それを見たアメリカ人スタッフが一瞬戸惑って、

「あれ? この数字、おかしくないか?」

と言ってきたのです。


しかし実際には、年払保険料額=月払保険料額×12 ではなく、
まとめて支払うと少し割引きがかかるため、年払保険料の額は、
月払保険料の12倍よりも少し小さく(=安く)なるのです。

その説明をしたら、そのスタッフは、

"Ah, it makes sense!"

と、すぐに納得してくれました。

「そっか、そりゃそうだよね。」といった感じの言葉です。


なお、"make sense of 〜" は、人が主語になって、
「〜を理解する(≒ understand)」ですのでご注意ください。

ここでの sense は「意味」「賢明さ」だと上に書きましたが、
sense にはこの他に、「感覚」、「理解力・判断力」、「正気」
といった様々な意味がありますので、学習しておきましょう (^ ^)/


最後に・・・では、日本語の「センス」は?

これは、少々ビミョウなところですが・・・

"a sense of humor" (ユーモアのセンス)、
"a sense of beauty" (美的なセンス)、
などといった表現は確かにあるのですが、

より一般的には、"taste" のほうが日本語の「センス」には
近いのではないか、と思われます。
(上の sense は数えられますがこの taste は数えられません。)

She has great taste in clothes.
(彼女は洋服のセンスがすばらしい。)

He has bad taste in music.
(彼は音楽の趣味が悪い。)

・・・などなどです。

ただ、taste にも「味覚」「味」などいろーんな意味がありますね。
それに、sense も taste も名詞だけでなく、動詞もあります。

なので、マジメに英語を勉強されている方は、「知ってる単語だ」と
アナドらずに、一度辞書を確認してみることをオススメします。


Do I make sense??

コメント(3)

make sense、すごくスキな言葉で、よく使います。
スキというか使いやすくって(^^;)

確かに仕事上でよく使いましたね。

sense、tasteの使い方も参考になります☆
とっても会話的、だよね?
よくめいこがbad tasteとか使ってた気がするから・・・
>ハゲピヨさん
そうそう、make sense ってすごく使いやすい表現なんだよ!
日本語でもこういうのがあると良いのにーと思う表現の1つです(笑)

sense、taste みたいに、簡単な単語ほどうまく使うと、
英会話がとても豊かになるんだよね。

メイコさんかぁ、bad taste とか言いそう、言いそう!(笑)
ちょっと毒舌だもんね(笑)

(※ 他の皆様のため: メイコさんは日系アメリカ人で、
ハゲピヨさんの親友です。とても素敵な女性で、私も数回
お会いしたことがあります。)
過去のトピックを、管理人自ら掘り起こしますが。


make sense の sense の前に、「量」を表す形容詞をつけて
強調や比較級が出来るというのも、この表現の面白いところです。

たとえば、

make a lot of sense   意味が良くわかる、非常に賢明である
make more sense (than 〜)   (〜よりも)良くわかる、より賢明である
do(es)n't make much sense   あまり意味がない、あまり賢明ではない
make little sense    ほとんど意味をなさない

などなど。


例文:
It would make more sense to implement the new software
than processing all the transactions manually.
(全件を手作業で処理するより、新しいソフトを導入したほうが
ずっと賢明だろう。)



で、訳しづらいのが・・・

make less sense (than 〜)

なんですよね〜。


意味はわかりますよね? make more sense の反対です。

でも、どう訳そう?


「(〜ほど)賢明でない」、「(〜より)良くわからない」??


これは、日本語に訳すのが難しい表現の1つ。

( less ... は、more ... より頻度は小さいですが、
フォーマルな文章(ビジネス文書など)ではたまに見ます。)


でもこうやって和訳に悩むというのは、それだけ英語が、
独自の表現に富んでいるということなのですけどね。

(その逆に日本語の表現が豊かな場合もありますしね。)


ともあれ、上の使い方、ご存じなかった方はおぼえておくと
役に立つのではないかと思います。

本文に書き忘れておりましたので、追記しておきます。

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