spongeという名前を知った記憶ははっきりしません。多分、約10年前に売られていた雑誌『GON!』にて紹介されていたのが最初だと思います。そのときは名前を覚えておくことだけに留めておいたのですが、池袋で催されていた同人誌即売会にて『羽根と眼球〜』を入手し聴いて、一気にファンになりました。そのあと『FRACTURE』『NOTHING WE CAN DO』を入手したのですが、それ以外の音源は入手できていません。spongeの魅力を一口に言えば悪夢の中で実感するような延滞感です。1曲が20分以上あり、しかも上下や寒暖のあるものではないので聴くヒトによっては耐えがたいものであるようです。事実、友人が来た時に聞かせたのですが「気持ち悪いから止めてくれ」と言われました。最近活動はなさっていないとのことらしいですが、再開を待ち望んでいます。