診療情報管理士コミュのDPC登録でいくつか質問があります。

管理士として働き始めて半年が過ぎました。
DPCを知れば知るほど疑問が湧きます

①術後は不要とありますが、術後のリハビリ計画書は術後は付けませんか？
引き続き外来でリハビリの場合はどうなのでしよう。
②手術中の出血はT810でしょうか？
私の勤めている病院では、術中術後自己血回収術を行うと多量出血R58を付けています。
③主病が2型糖尿病について、関連した癌疾患、神経障害に関しても2型は付けなくても良いのでしょうか？
④糖尿病性神経障害の場合、神経障害に対してリハビリを行なっていたら、EコードではなくGコードで付けても良いのでしょうか？

皆さまご指導よろしくお願い致しますm(._.)m
会長いつもありがとうございます。

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 11月06日 19:48

haruさん

トピックスありがとうございます。
さて、ご質問の件ですが…
まず、保険診療とDPC保体調査は基本的に別制度なので、それも前提として画像を張っておきますね。ご参考ください。
基本的には保険診療という括りでお話します。

①術後は不要とありますが、術後のリハビリ計画書は術後は付けませんか？
引き続き外来でリハビリの場合はどうなのでしよう。
→計画書は医師の判断なのですけど、保険診療のルールとなると、通常は、「診察→手術→術後のリハビリ→外来」という流れなので、手術が終わったという情報がないと、レセプト上は「折れたままリハビリ？？」になりますよね？
レセプトは”物語”を創るように作成しないと、その"物語"自体がフィクションになりますよね。
したがって審査側はおかしいと思われるでしょうね？
疑義解釈で「（問３－１－６）抜釘目的のみで入院したが、「医療資源を最も投入した傷病」は「○○骨折｣でよいか。」ってありますけど、例えば、他院で骨折し手術して、その後何らかの理由で自院で抜釘の手術を引き受けることになった。でも、自院では手術の実績がないのでレセプトで、「〇○骨折」が無い状態でいきなり「〇○骨折の術後」って付けることに抵抗がある場合は、この疑義解釈で良いと思いますが、基本は診療情報提供書なんかで情報を得てから手術するでしょうから、基本は「〇○骨折の術後」だと思いますよ。
保険診療においては、通常「〇○骨折」で入院して、入院後手術して「〇○の術後」になって、リハビリを開始して退院して、外来通院に切り替えて、治癒・軽快として「術後病名」は転帰を付ける…これが通常の保険診療の流れなので…
でも考えてみればおかしいと思いません？
保険者側の視点で立ってみたら、外来で「〇○の術後」って傷病情報が来ているのに、入院になった途端、「の術後」が消えるんですよ？「ん？？」と思いません？？
同一性を担保しないとね…

②手術中の出血はT810でしょうか？
私の勤めている病院では、術中術後自己血回収術を行うと多量出血R58を付けています。
→たぶん「大量」という意味をレセプトに込めたかったのでは？と思いますが、T810でも間違いではないと思いますけどね。

③主病が2型糖尿病について、関連した癌疾患、神経障害に関しても2型は付けなくても良いのでしょうか？
→まあ、臨床医師にしてみれば、基本は糖尿病って「2型」でしょうしね…
標準病名の「E14$」を「E11$」にする程度…
例えば、「糖尿病網膜症」は「E143」を「E113」に、「糖尿病性末梢神経障害」も「E144」を「E113」に変更するというのもありかな？って思っています。
あくまでも診断は医師のものでありますから、それに合わせるとなるとそうしたほうがやりやすいのでは？と思いますが、その辺りはコーディング委員会等で決めておいた方が後々やり易いかもですね。

④糖尿病性神経障害の場合、神経障害に対してリハビリを行なっていたら、EコードではなくGコードで付けても良いのでしょうか？
→「E」は糖尿病で、「G」は中枢神経系の炎症性疾患ですから、リハビリ的には「G」がふさわしいとは思いますね。