創作恐怖話～新感覚恐怖へ～コミュの数字

お初です
拙い文章ですがよろしくお願いします

友人から出された暗号を元にしてみました

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最近仕事が忙しく、
ほとんど寝ずに3日間も会社に缶詰め状態だ。

同棲している彼女にも連絡をとっていない。
彼女の心配どころじゃなく、自分が生きて帰れるか心配だ…。

午前0時
今日も帰れず。ど畜生。

給料入ったら貯まりに貯まった残業代で豪遊してやる！
レッツ、パーリー！

そして今日もパソコンと電卓だけが友達の夜が始まる。

ｶﾀｶﾀｶﾀ…

黙々と仕事を進めた。
4時くらいには終わりそうだ。

ﾌﾞｰﾌﾞｰ

不意にケータイが震える。
彼女から電話だ。
区切りのいいとこでかけ直そう。

ﾌﾞｰﾌﾞｰ

今度はメール。
仕事中だからちょっと待ってよ…。

少しイラつきケータイの電源を切った。

再び電卓に目を落とすと…
88936

と、表示されたまま動かない。
壊れたのか…。

他の電卓を使い仕事を進め、夜明け前にはどうにか片付け終わった。

ん？

壊れた電卓が…

88988988988988988936363636363636

なんだこれ？

88936…
ﾊﾁﾊﾁｷｭｳｻﾝﾛｸ…

ふと、ひと昔前に流行ったポケベルを思い出した。

ﾊﾊｸｻﾛ…違う。
ﾊﾔｸ…ﾐﾛ…

早く見ろ？何を？

…なんてくだらないこと考えてないで寝よう。

あ、ケータイ見ないと。

なん…だと？
着信88件メール88通
なんじゃこりゃ。

全て彼女からだ。

嫌がらせにも程があるだろ…。

しかもメールの内容は

8888888888888888
8888888888888888
8888888888888888

ﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊって。
大爆笑かい。

最初の一通は違っていた。

｢助けてベランダに誰かいる｣

わかったわかった。
今日こそ帰るからな。
そんな冗談やめてくれ。

｢連絡出来なくてごめん。今日こそ帰るから。ってかこんな遅くまで何してたの？｣

と、返信。
さすがに寝てるかな。

ﾌﾞｰﾌﾞｰ

返信早いな。

｢031051345｣

はい？
寝ぼけてるのか？

まぁいいや。
俺も寝よう…。

机を片していると壊れた電卓が視界にはいった。

031051345

この数字は…さっきメールの…？

疲れてるのかな。
気味悪い。

翌日、やっと家に帰ることができた。

彼女から返信は無いけど、怒ってるかな。
プレゼントも買ってきたし、大丈夫だろう。

さっきからパトカーがうるさい。

031051345

電卓に表示された数列が何故か頭をよぎる。

凄く気になる。
何かの暗号？

ｵｻﾄｳｺｲﾐｼｺ…？
ワガンネ。

031051345
031051345
031051345…

語呂合わせじゃないのか？

ぐるぐる頭の中を回る。

ぐるぐる…ぐるぐる…

ぐるぐる回る…？

え…

まさか、ね。

早く帰ろう。
彼女が待ってる。

そんなはずはない。
偶然だ。
あの数列に意味なんて無い。

あるわけ無い。

だって彼女があんなメール送れるわけないだろ…。

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以上です。
長くなってすいませんでした。