創作恐怖話～新感覚恐怖へ～コミュの税金

盛り上がってるトピに隠れて、書きなぐりをひっそり投下。

【税金】

厚生労働省の主導の元行った、タバコ税の値上げは数年後に、禁煙者も増え社会保険の減額に繋がった。

これに気を良くしたのか、厚生労働省は、更なる健康促進のための増税をきめた。

政府はこれを強く後押しする事とした。

また、この頃臓器移植法の改正が議論されはじめる。

まずはアルコールの取りすぎは、体に悪いので酒税が増税となった。

塩分、糖分の取りすぎは体に良くないことから、塩と砂糖に新た税が追加された。

同じく脂質の取りすぎは体に悪いので、食用油、バターなどが増税された。

この事により、加工品及び外食と第三食(テイクアウト品)は、塩分、糖分、脂質が多い事から、体に悪いので増税された。

外食に増税された事により、内食が増えたせいか、テレビやネット読書をする人が増え、視力の低下が叫ばれはじめた。

また、視力の酷使による肩凝り、偏頭痛者が増えたことにより、これをテレビネットが主な原因とし電波税を検討。

当然マスコミや世論が猛反発したが、政府はこれを強く推進し電波税は可決される。

これにより携帯やテレビ、ネットの普及率が、急激に減退していくことになる。

臓器移植法改正
健康な人の臓器でも、通常の生活に差し支えない臓器は、提供出来るようになった。

この事に一部のマスコミ騒いだが、国民は騒ぐことは無かった。

睡眠不足は健康に悪いので、一日7時間の睡眠を義務付けた。

だが、なかなか守るものがいないので、夜の外出を減らすため、夜間税、深夜税が各業界に課せられた。

暴動が少し出たがすぐに収まった。

また、デモの話しも上がるものの、連絡がうまくいかず、結局デモは行われなかった。

紫外線に当たりすぎると、癌になりやすくなるので、日中の行動を制限した。

6時間以上日中を外出する者には税を掛けた。

この事によって、急激に失業者が増えていく、当然マスコミ各社も、広告収入の激減により倒産が相次、国営放送が始まるが、それを見るものは、ほとんど居なかった。

この頃、時の官房長官が

「臓器提供してお礼を貰うのは、売買には当たらないのではないか」

などと発言したが誰も気付かなかった。

臓器等の人身売買が横行しはじめた。

政府は事実上黙認。

行方不明者が急増。

平均寿命が下がりはじめる

年金の支払い総額が下がりはじめる。

世界的に批判を受けた政府は、臓器売買を合法化した。

税金の滞納、未納者が増え政府は、強制徴収に乗り出す。

差し押さえの品には、当然の様に臓器等も入っていた。

臓器等の輸出が出来るよう、政府は各国に働き掛ける。

世界の各国は批判しながらもそれを事実上黙認。

最大の輸出国は……

人口自体が急激な減少。

政府は成人まで育てると、1000万円の報奨金を出す事を決めた。

成人の年齢を下げた。

その事により結婚できる年齢もさがる。

厚生労働大臣は

「今後も健康を脅かしそうな物には増税をしていく。
さらに健康体をランク分けし、Ａ５ランクを最上級として、その基準に基づき報奨金を、決めて行きたいと思います」

と、発表しても、知る事の出来る国民は、ほとんど居なかった。

時の総理は

「元気があればなんでも出来る！健康こそが財産！体こそが資本だ！」

などと発言したが………

終わり

別にタバコは吸わ無いから良いんだけど、他に拡散されるのはなー