ロキチャの戯言コミュの聖火リレー☆

北京オリンピックの聖火リレーが消火リレーになってしまって、ゲーム自体よりも不謹慎だが面白いw。

むかし東京で働いていた時に友人に誘われて軽井沢に数泊しながら、ダライラマ１４世から直接日本派遣を命ぜられたリチャン・リンポチエからチベット密教に関して学んだ。当時、医薬品会社勤務で元々の担当であったウィルス疾患以外に急性脳疾患や心疾患、そして移植の既存薬と開発薬の市場調査の担当だったので、チベット仏教の人の生死に対する考え方に興味をもっていた。

細かくは書かないが、彼らの発想はあくまで素朴で単純、当たり前で人間らしい。我々が色んな技術や新しい生活習慣で住んでいる社会を複雑化しすぎた。もっとシンプルに根本的な尺度でみれば明確な答えが見つかるし悩む事もない。

移植に関しては、臓器が冷たくなったら自然に返すだけの肉体であり、移植に使っても問題はない。肉体はあくまで今の世の借り物。ただし、体温があるうちは移植はだめだ。と、分かり易い答えをいただいた。微妙にベニスの商人のユダヤ人金貸し、シャイロックを陥れたキリスト教的な理屈と比較してしまう。論理や定義は簡素で明確でないと訳の分からない法律的解釈ができ、専門家まで必要になってしまうw。

話は、聖火リレーに戻って・・・、

オリンピック大会がいつの間にか、アマチュア選手だけでなくプロ野球やプロバスケの選抜チームとか出てきて、またドーピングとかで試合が終わってからしばらくして失格したり・・・・私には着いて行けない世界になってしまった。

スイスのジュネーブから車で４０分ぐらいにあるローザンヌにオリンピック委員会の本部がある。その近くのレマン湖沿いにオリンピック博物館らしきものがあるが、中身はSEGAのゲームコーナーみたいなもの。大手消費材メーカーのみならず、国家よりも強い立場の決定権をもつオリンピック委員会。サラマンチ会長時代からどうイメージを脱却できるか興味あったが、ベルリン大会はともかく、選手を作るためにそれぞれの国を挙げて自国民の優秀さを顕示させようとしてきたオリンピックを、「スポーツと政治を混同させるべきでない」という発言も幼稚に思える。

ドーピングに関しては、パラリンピックの後ぐらいに、医薬品会社がスポンサーで、どこまで人間の限界を投薬によって実現できるか競っても面白い。そういえば、うちの本家、スイスのクリニックにはオリンピックの選手も細胞療法を受けにくる。ケミカルじゃないから許されてるのかな？w

で、聖火リレーw。

オリンピック大会とは全く別企画で、聖火リレーをやれば面白そう。ずっと実況中継で放映。世界主要国のみならず発展途上国から僻地まで。出発点は、何にもない小学校のグランドみたいなギリシャのオリンピックの発祥地からで良いとするw。劣化ウラン弾の後遺症が問題なイラクや、さらなる山火事が心配されるアマゾンの森林地帯とか、今も数万個の地雷が残っているカンボジアや、温暖化で亀裂のはげしい北極圏なども回る。

最後は、ケープ・ケネディのスペースシャトルの発射台に灯火・・・。いや、チベットに全人類の平和祈念の碑を作って４年に一度新しい火を灯す。

そういえば、チベット自治区に鉄道が入るようになって漢民族の移動が本格的になって今回の騒動に結びついた。国家より民族や宗教などの思想の繋がりのほうが強いのは、イラク問題一つとってみても歴然としている。８年前に行った海南島も、どう見てもマレー系の回教徒などの島。そこへも漢民族の移民が政策的に行われ、中国のハワイとしてリゾート地化開発が盛大に行われていた。我々の次世代には、すべて漢民族の土地として誰も疑問をもたなくなると思う。アメリカは先民族を、日本はアイヌ民族を、スイスでさえジェノサイドを国が行った。民主主義は数の力で決める限り少数派の意見は抹消される。カルフォルニアや、法人も含めて乗っ取ったものが勝ちの弱肉強食の世界。それが人間の本能なのかも知れない。

チベットは鳥葬。お年寄り達は、鉄道ができて近代化され鳥が少なくなると、無事に冥土に旅立てるか真剣に悩んでいるそうだ。

聖火リレー・・・・・。ところで、センジー北京も走るのかなぁ？w。

スチャっ☆