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ザ・ヨーガ・ライフ・ソサエティコミュのわたしの初めてのインド・6

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わたしの初めてのインド・6

ハリオーム! 成瀬です。
少しインドに慣れたわたしは「アナン・ニケータン」を離れ、インドを回るために一旦ボンベイに戻りました。


●再びボンベイへ
11月5日、朝8時、ボンベイに用事があるという前田先生と一緒に「アナン・ニケータン」を出てローナワラに向かいました。途中、先生の知り合いのインド人と偶然出会い、わたしたちは昼ごはんをご馳走になりました。そのときに、「ありがとう」は、ヒンディー語で「ダンニャヴァード」、イスラームの人が話すウルドゥー語で「シュークリア」ということを教わりました。
わたしは得意になって新しく覚えたこの「ダンニャヴァード」を連発しましたが、インド人からこの言葉を聞いたことはほとんどありません。お店で何か買い物をしても、何かを上げてもほとんどお礼の言葉は聞かれません。ときどき「タンキュー(thank youのことです)」と英語で言われることはありますが、残念ながら「ダンニャヴァード」や「シュークリア」は耳にすることはありませんでした。
ローナワラからボンベイまでの電車は、とても混んでいて蒸し暑く、そのうえトイレが近くにあったせいかとても臭いのです。
同じ都会でも、内陸にあるデリーは木陰に入ると涼しいのですが、ボンベイは海辺にあるので日本の夏と似ていてとても蒸し暑いのです。しかも、そのころは冷房などほとんどありませんので、日本のように冷房の効いている建物やお店などでちょっと一休み、というわけにはいきません。

インドでは車両によっては網棚がとても大きいものがあり、その網棚の上に人が上がって休むことができます。早い者勝ちですが、わたしも何回かこの特等席を確保したことがありました。
ここを確保できるととても快適で、ちょっとした寝台席です。
そうかと思うと、三人掛けの座席にぎゅうぎゅう詰に四人も五人も坐っていたりします。電車の本数が少ないせいか、慢性的に混んでいるようです。その上、なぜかインドの人たちは移動するときはたくさんの荷物を持ち歩くようで、そうでなくても電車やバスの座席は小さめなのに、いつも窮屈な思いをします。

数日前に初めてインドに着いたときは、夜中だったために分かりませんでしたが、ボンベイはとても大きく活気のあふれた賑やかな町でした。ものすごい人の数と騒音ですが、日本の都会的な賑やかさとは異なり、やたら生活観のある雑踏です。
竹で編んだ鳥かごのようなものをいくつも頭に乗せて運んでいる人がいます。タクシーのドライバーとリキシャのオヤジが大声で怒鳴り合っています。そのそばを、荷物を一杯に積んだ荷車を、裸足でゆっくりと引いて行く老人がいます。そんな騒音と排気ガスと埃の中で、平然と道端で果物を並べて売っている人がいます。

インド国内線の「インディアン・エアラインズ」のオフィスを訪ねましたが、職員は不親切なうえに愚図で、結局はボンベイ→デリーまでのチケットだけを買うことにしました。その後も、インドで感じの良いサービスを受けたという経験はほとんどありません。
飛行機など贅沢と思われるかも知れませんが、当時は27歳以下の人は国内線がとても安く利用できたのです。飛行機は、目的によっては電車よりもはるかに速く有効な乗り物だったのです。

●インドで最初に泊まった「ラブリー・ホテル」
とりあえずデリーまでの飛行機のチケットを買うと、町で夕食をとりました。あの有名なタージ・マハル・ホテルの近くの「アポロ・レストラン」という小さなレストランで食事をしました。ここは前田先生がよく利用されるようで、チキン・ブリアニという鶏肉やナッツのスパイス味の炊き込みご飯がとても美味しかったのを覚えています。
食事の後、先生とわたしはボンベイから電車に乗りサンタ・クルツという町に行きました。一時間弱でしょうか。そこで「ラブリー・ホテル」という、妙な名前のホテルに泊まりました。ちょっとへんな勘違いをされそうですね。まず外国人観光客は泊まらないようなランクのホテルですが、「アナン・ニケータン」と比べたらお湯のシャワーが使えるだけでも天国です。前田先生、ごめんなさい。
その後、あちこちとインドを回っているうちに分かってきたことですが、インドではお湯が使えるかどうかでホテルの価値も料金も変わります。当時はまだまだお湯は贅沢品でした。しかも、お湯が出るといっても、日本のように十分に使えるわけではありません。小さなヒーターで湧かすためか、使っているうちに水になってしまうことがあります。
貧乏旅行者がよく利用する駅前に集中しているような安宿では、シャワーはあってもお湯は出ません。シャワー室の中は薄暗く、下はぬるぬるしています。中には、シャワー付きだといっておきながら、実際は水道とバケツだけという安宿もありました。
ただ、インドは基本的に暑い国なので、日本人ほどお湯やお風呂ということに執着がなく、むしろ水を浴びたほうが気持ち良いと感じているのかもしれません。

インドのほとんどの建物がそうであるように、このホテルにも天井には扇風機が取り付けられています。そういえば、小さいころによく行った近所の銭湯にも、このような扇風機が付いていたのを思い出します。
暑くて寝苦しいからと、この扇風機を回したままで寝てしまうと、朝、喉が痛くなっていることがあるので気をつけてくださいと、前田先生に注意されました。

この町は空港の近くにあるため頭上に飛行機が飛ぶと、うるさくて話し声が聞こえないくらいです。また、後で知ったのですが、このサンタ・クルツという町にはシュリー・ヨーゲーンドラという人が「YOGA INSTITUTE」という小さなアーシュラムを開いています。リシケーシなどにあるアーシュラムのような雰囲気ではなく、町中にあるヨーガの研究所、学校、塾といったところでしょうか。「YOGA」という機関誌も出しています。
シュリー・ヨーゲーンドラさんの本は、日本では『ヨガ健康法の科学』(春秋社)というタイトルで売られています。なかなか興味深い本で、わたしもいろいろと参考にさせていただきました。

(続きはMLを是非登録してお読み下さい。)

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是非ご利用下さい。

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