ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

株ですよ!コミュの個別銘柄 #2

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
今日取り上げるのは、 (6961)エンプラス  です。

会社四季報によるとこの会社の特色は
精密プラスチック加工で首位、微細加工技術に定評。 とのことです。

他の基本データとしては(2007/9月中間期のデータより)
・東証1部
・自己資本比率:87.6%
・BPS:2198円
・負債:5531(百万円)
・キャッシュ:17863(百万円)

この企業も負債総額の約3倍ものキャッシュを持っている
キャッシュ・リッチ企業といえます。

現在の株価が1323円(12/14終値)ですから PBR=0.60となります。

ここでPBRが0.6というのは現在の株価が会社の定価の60%である、という
非常にお買い得なことを意味していますが、
前にも書いたとおり、これは理論上のことで、しかも仮に会社を今すぐに清算
した場合という条件でのことです。

実際にはこれからも会社は存続し続けるわけですから、
これから会社が上げるであろう利益(もしくは損失)も会社の価値に
加味していかなければいけないことになります。
また会社の資産の中身を詳しく調べてより適正な会社の価値を検討していくことも必要になります。

ですからPBRというのはあくまで目安にすぎないのです。


それでは最初に資産の中身を見てみますと
流動資産が29,855(百万円)あります。

また固定資産のうち土地と投資有価証券がそれぞれ
3,594 と1,485(百万円)ずつあります。
ここで土地と投資有価証券については価格低下リスクを考慮して70%を
かけて計算します。

すると会社の資産価値は
29,855+(3,594+1,485)x0.7=33,410となります。

ここから負債総額5,531(百万円)を引いて
発行済み株式数:19,705,000株で割ると

(33,410-5,531)/19.705=約1,415円 となります。
つまり、これから会社があげる損益を無視した今現在の一株あたり価値は
1,415円であろうということです。
ここで今の株価が1,323円ですから一株あたり92円お得ということになります。

次に来期以降に会社があげる利益を加味していく必要がありますが
来期の予想は利益0だそうです。
ここ最近のEPS(一株あたり利益)を見てみますと、

2003: 83.0
2004: 117.4
2005: 124.9
2006: 70.8
2007: 0.87
2008: 0(会社予想)

となっていて2005年をピークに下がってきています。
この調子ですと2009年には赤字に転落する可能性もありそうです。

もし赤字に転落した場合、現在一株あたり1,415円ある会社の価値は下がることに
なり1,323円という株価は決して安いとは言えなくなります。

ちなみに2年前の2005年末の株価は今の約2.5倍ありました、
これがEPSの低下によって今の株価まで下がってしまった訳です。
このように株価というのはEPSによる影響を大きく受けます。

ですから2009年のEPSがマイナスになることになれば株価は今よりも下がる
でしょう。
そして2009年のEPSがどうなるかなんて僕は分かりません。
おそらくこの会社の経営者だってはっきりとは分からないはずです。

ただ言えることは、この会社の株価はEPSの下落を受けて同じように下がっている
ということ、そして今後の株価は来期以降の会社のEPS、つまり業績に
左右されるだろうということです。
ですからこの「会社の未来は明るい」と自信が持てる人は今が絶好の投資時期
でしょうし、そうは思えない、もしくは僕のようにまったくわからないと
思う人は投資をするべきではないということになります。

もうひとつ加えておきたいのは、株式投資において重要なことは
株価が安いときに買うことですから
今回のケースのように業績の悪化によって株価が下がってみんながあまり
買いたがらないようなときに買うというのが成功の秘訣なのかもしれません。

そしてこの会社には豊富なキャッシュがあるわけで、2期、3期の赤字ぐらいで
はまず倒産しないだけの財務の健全性があります。

また既存の事業で利益を上げるのが厳しいとなったときに、
相乗効果が見込める企業を買収したり、
他の事業に進出していこうというときにもこの豊富なキャッシュを
使うことができます。
キャッシュ・リッチ企業の強みというのは、こういう悪い状態のなかでも
いろいろと手が打てるということにあると思います。

これがもし負債を多く抱えた企業だったら打てる手も限られてくるでしょう。




<まとめ>

この会社は財務的にみてかなり魅力的である一方、最近の業績が下降している
ことが不安要素です。
もしこのまま業績悪化が続くようなら株価もそれと同様に下がるだろうし、
財務的にも会社のキャッシュなどが減少していく一方で負債が増加していき
現在の財務的魅力は失われていくことになります。

ただキャッシュが豊富にあるためにちょっとやそっとの
赤字ではびくともしないだろうし
現状を脱却するために新たな事業に進出したり、
相乗効果が見込める会社を買収したりと
いろいろと打つ手はあるだろうということです。

ですからこの会社の業績がまた復活すると考えるひとに
とってはいい投資対象になると思います。



コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

株ですよ! 更新情報

株ですよ!のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。