渡ちゃんＬＯＶＥ（高田渡コミ）コミュの渡ちゃんとの出会い（エピソード）

皆さんが、初めて高田渡の曲を聞いたエピソードを
教えてください。

私が高田渡さんの曲と出会ったのは
私が尊敬しているデザイナーの上司から
「今日は渡ちゃんを教えたる」と言われ
連れて行かれた６人ほどでギュウギュウ詰めの
フォアローゼスという大阪・ミナミのレコードバーでした。

私が２０歳のときなので１７年前１９９０年頃でしたね。

そこのマスターは加藤君という名前で
上司は「加藤君、渡ちゃんかけてよ」と
マスターに頼みました。

初めて聴いたのは「コーヒーブルース」

私はやっと自分の迷いから目が覚めるように
新しい何かを見つけたような感動で胸がいっぱいになり
古いレコードから流れる、その曲に
まるで初恋のようなトキメキを感じました。（言いすぎかな^^;）

それ以来、まだＣＤが少なかったため、
中古レコード店を走り回り、レコードかいましたが
あいにくプレーヤーを買う金がなく、
レコードは保存用にして、上司と一緒に
例の店に何度も聴きに通いました。
そこで学んだ音楽は、僕にとってとても深いものがあります。

その上司は、あまり自分の趣味、ましてや青春を
人に共有するのは好きじゃないほうでしたが、
僕とは気があったのか、教えてくれました。

いま３７になって、僕もそんな上司の
教えたくないという気持ちが、わかるような気がします。

だから、わかる人だけ。

ひっそり渡ちゃんを語り合いましょう。