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熱く日本史を語り隊コミュの戦国ものしり事典(26)

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富士山☆ 戦闘は引き際が大事。犠牲が多い追激戦☆

“追激戦”は、“追討”ともいわれ、戦意や陣形、勢いなどの戦況が大きく変化し、両軍の格差が著しく開くきっかけとなりやすい戦闘です。敵軍の陣形が崩れたとき、とくに各陣が一斉に崩れる友崩やうしろから崩れる裏崩などのときがチャンスで、大将は、そのタイミングをじっくり見据えながら、追撃戦に移る判断を下しました。
戦況を決定的なものにしてしまう戦闘だけに、敵の死傷者も多く出ます。歴史上の合戦のなかで、死傷者が出る率がもっとも高いのが、この追撃戦でしょう。
川中島の戦いの際も、武田軍の追激戦によって、退却する上杉軍におびただしい数の死傷者を出したといわれています。
しかし、どんなに優勢を保ちながら追撃しても、過度の深追いは厳しく戒められていました。深追いしすぎて、突然反撃されたりすると、かえってマイナスになるからです。この辺のタイミング、つまり攻め方と引き際を、よく心得ていたのが信玄。“六分勝ち”を信条に、勝ちすぎることを常に慎んでいました。川中島の戦いでも犀川を越えて追撃してはいけないし、三方ヶ原の戦いでも、浜松城へ逃げる徳川軍への追撃を速やかに中止しています。自分の兵にとっても、不必要な戦力の消耗は避けたかったし、何よりも勝ちすぎることによって、慢心や油断が生じることを恐れていたようです。

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