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山形国際ドキュメンタリー映画祭コミュのYIDFFニュース <2011年7月26日号>

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         YIDFFニュース <2011年7月26日号>
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         山形国際ドキュメンタリー映画祭2011
         2011年10月6日[木]―10月13日[木]
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[ HEADLINE ]
1 速報! アジア千波万波ラインアップ
2 インターナショナル・コンペティション審査員決定
3 開催ポスター決定!
4 ボランティア説明会追加開催
5 編集後記
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***メール転送歓迎****

1 速報! アジア千波万波ラインアップ

『アジア千波万波』には、63の国と地域から705本応募をいただきました。応
募してくださった方々に感謝いたします。その中から、アジア千波万波の24作
品が決まりました。
※邦題は仮題です。
      
『完全なる自由世界』 All Restrictions End 
監督:レザ・ハエリ  Reza Haeri
イラン/2009/ペルシャ語/モノクロ、カラー/ビデオ/35分
クーデター、イスラム革命、緑の革命を指標に、近代イランの服飾のポリ
ティクス、あるいは、イランの女性と男性の表象を考察。絵画や写真、古典
映画やニュース映像をコラージュする監督はまさに仕立て屋さん。

『アミン』 Amin 
監督:シャヒーン・パルハミ  Shahin Parhami
イラン、韓国、カナダ/2010/ペルシャ語、トルコ語、ロシア語/モノク
ロ、カラー/ビデオ/120分
イランの遊牧民カシカイ族の伝統音楽を引き継ぐ若きミュージシャンのアミ
ン。音楽大学留学中のキエフから故郷に戻り、消え行く文化を目の当たりに
しながらも、音楽への想いを響かせ、演奏する。

『バシージ』 Bassidji
監督:メーラン・タマドン  Mehran Tamadon
フランス、イラン、スイス/2009/ペルシャ語/カラー/ビデオ/114分
イスラム国家を防衛するバシージ(市民兵組織)のメンバーと腹を割った対
話を試みる監督。彼らの案内で、イラン・イラク戦争で多くの兵士が命を落
とした「聖地」から、首都へと旅をする。

『ブリーフ・ヒストリー・オブ・メモリー』 A Brief History of Memory
監督:チュラヤーンノン・シリポン  Chulayarnnon Siriphol
タイ/2010/タイ語/モノクロ/ビデオ/14分
バンコクで起きた暴動の犠牲者となった息子について語る母。日常に襲い来
る喪失と悲しみ、心の奥底のざわめきが、アブストラクトな映像となってモ
ノクロームの路地や生活空間と交錯する。

『ソレイユのこどもたち』 Children of the Sun, Soleil
監督:奥谷洋一郎  Okutani Yoichiro
日本/2011/日本語/カラー/ビデオ/107分
東京、多摩川の河口で、モーターボートの修理をしながら、船で暮す男。犬
を傍らに、時折カメラに向かって話しかける。カメラは彼をじっと見つめ、
見ること聞くことだけに徹する。

『ギフト』 Gift
監督:奥間勝也  Okuma Katsuya
日本/2011/日本語/カラー、モノクロ/ビデオ/40分
少年ヨウスケは、公園に住む初老の男、亀ちゃんの嘘を信じてしまう。そん
な二人を見守るのはアメラジアンの男。変わりゆく那覇を舞台に物語の虚構
を解体する試みが繰り広げられる。

『柔らかな河、鉄の橋』 Hard Rails Across a Gentle River
監督:ファム・トゥー・ハン、チャン・ティ・アイン・フゥン、
ドー・ヴァン・ホアン、チャン・タイン・ヒエン 
Pham Thu Hang, Tran Thi AnhPhuong,
Do Van Hoang, Tran Thanh Hien
ベトナム/2010/ベトナム語/カラー/ビデオ/45分
ハノイの鉄橋とその周辺で、4人の監督それぞれが遭遇した人間模様。路上
で野菜を売る女性、水浴びをする男たち、たむろする少年少女、カップルた
ち…庶民の生活が生き生きと描かれる。

『イラン式料理本』 Iranian Cookbook
監督:モハマド・シルワーニ  Mohammad Shirvani
イラン/2010/ペルシャ語/カラー/ビデオ/72分
台所で料理する監督の家族や親戚たちと、カメラの後ろから彼女らに話しか
ける監督が繰り広げる小宇宙。多彩な香辛料の匂い、炒める音、こねられた
肉の感触と共に、イラン社会の姿が垣間見える。

『わたしの町』 My Own City
監督:サミーラー・ジャイン Sameera Jain
インド/2011/ヒンディー語/カラー/ビデオ/67分
大都市デリーの路上で交錯するジェンダー化された視線をカメラアイにし、
男たちの視線にさらされる女性運転手の日常をスケッチする。この町に住ま
う女の経験を映像で見せるセンスが光る。

『大海原へ』 On the Way to the Sea
監督:古涛(グー・タオ) Gu Tao
カナダ、中国/2010/中国語/モノクロ/ビデオ/20分
2008年の四川大地震で被災し、引っ越しを重ねる老いた両親を訪ねる監督。
離れて暮らす息子、当時の映像や声、重機、アルバム写真の断片をコラー
ジュし、人の記憶を8ミリフィルムに焼き付ける。

『獄中楽園論』 Prison and Paradise
監督:ダニエル・ルディ・ハリヤント  Daniel Rudi Haryanto
インドネシア/2010/インドネシア語/モノクロ、カラー/ビデオ/93分
2002年12月のバリ島爆弾テロ事件を取材した記者。監督は、実行犯の一人と
同じイスラム教の学校に通った彼と共に、被害者と加害者の家族の思い、そ
して獄中の実行犯の言葉とを行き交い、原理主義と向き合う。

『赤道雨』 The Red Rain on the Equator
監督:ノーヴァ・ゴー Nova Goh
マレーシア、台湾/2010/中国語/カラー/ビデオ/150分
母からの手紙で、親戚の過去を知った監督。マレーシア独立運動、その後の
革命運動に身を捧げた元闘士の人々が語り、訓練生活の映像、侵略の歴史の
舞台を引用しながら、赤道下の華人アイデンティティーを探る。

『三人の女性の自画像』 Self-Portrait with Three Women
監督:章梦奇(ジャン・モンチー) Zhang Mengqi
中国/2010/中国語/カラー/ビデオ/75分
一緒に暮らす母と祖母に反発しながらも、対話を試みる監督。男探しか、真
実の愛探しか、大学を卒業したばかりの23歳が、失恋をバネに、身体を使っ
て思い切りシャウトする。

『羊飼い物語/新宿2009 + 大垣2010』 
The Shepherd's Story / Shinjuku 2009 + Ogaki 2010
監督:前田真二郎、鈴木光  Maeda Shinjiro, Suzuki Hikaru
日本/2011/日本語/カラー/ビデオ/42分
都市に「平面」の羊を放牧する羊飼い、群れからはぐれた羊 、タクシー運
転手、理容店…。スコア(制作設計図)に従って、新宿と大垣、それぞれの
都市風景が奏でられていく。

『草庵の村』 Thatched Cottages on the Enclave
監督:孟小為(モン・シャオウェイ) Meng Xiaowei
中国 /2010/中国語/カラー/ビデオ/55分
中国・甘粛省の山村、20年以上前に移り住んで出来た集落。森が消えてしま
い、村の行く末も案じる彼らの生活を淡々と映すカメラからは、村の人々の
日常の生命力がにじみでる。

『髪を切るように』 A Trip to the Barbershop
監督:サリーム・ムラード Selim Mourad
デンマーク、レバノン/2010/アラビア語、英語、デンマーク語/モノク
ロ、カラー/ビデオ/23分
ロアンヌにいる彼への携帯メール、ベイルートにいる両親との日常会話、そ
して僕はコペンハーゲンで生活していた。異郷の地での孤独、愛する者たち
と過ごした時間を綴るラブレター。

『偽りの森』 Unreal Forest
監督:ジャカワーン・ニンタムロン Jakrawal Nilthamrong
タイ、オランダ/2010/ニャンジャ語、英語、タイ語/モノクロ、カラー/
ビデオ/70分
「アフリカの森」を舞台にしたシャーマンと息子の神秘的な物語をザンビア
人の監督が撮影する。タイ人の監督がその製作構造と劇映画を融合させ、鮮
やかにアジアとアフリカとヨーロッパをつなぐ。

『水手』 Water Hands
監督:ヴラディミル・トドロヴィッチ  Vladimir Todorovic
シンガポール、セルビア、モンテネグロ/2010/広東語、北京語、セルビア
語/モノクロ、カラー/ビデオ/93分
旅先から手紙を書く水夫と、帰郷を促す「彼女」の往復書簡。親密な目線
で、ある村に伝わる民話、大都市の喧噪、夢見心地の現実、リアリティ溢れ
る夢、シンガポールとバルカン半島の波間をたゆたう。

『私たちは距離を測ることから始めた』 
we began by measuring distance
監督:バスマ・アルシャリーフ  Basma Alsharif
パレスティナ、エジプト/2009/アラビア語/カラー/ビデオ/19分
ローマ=ジュネーヴ、ガザ=エルサレム、測られた距離が示される。豊穣な
音とテキストが、何層にも重なり、不思議と連続性のある映像は、やがてパ
レスティナの寓話へとつながっていく。

『夜が終わって、一日が始まる』 
We’ve never seen a night which has finished by reaching a day
監督:イ・ジュヒョン  Lee Ju-hyoung
フランス、韓国/2010/フランス語、韓国語/カラー/ビデオ/41分
アルジェリア戦争中の売春婦の小説が提示され、並行して、旧日本軍に「慰
安婦」にされたハルモニの語りが暗闇に響く。ハルモニと監督の親密なカメ
ラの距離の狭間に、侵略の記憶が刻まれる。

『女と孤児と虎』 The Woman, the Orphan, and the Tiger
監督:ジェーン・ジン・カイスン、ガストン・ソンディン・クン  
Jane Jin Kaisen, Guston Sondin-Kung
韓国、デンマーク、アメリカ、中国/2010/英語、デンマーク語、韓国語/
モノクロ、カラー/ビデオ/76分
旧日本軍に「慰安婦」にされた女たち、韓国駐留米軍兵士のセックスワー
カーの女たち、朝鮮戦争以降、欧米に養子に出された多くの子どもたち。彼
女たちの生の点と点を結ぶ思索的な試み。

『影のない世界』 World Without Shadow
監督:邱涌耀(クー・エンヨー)  Khoo Eng Yow
マレーシア/2011/マレー語/カラー/ビデオ/60分
マレーシア、クランタン州で、政治に翻弄され、衰退の一途を辿る影絵のワ
ヤン・クリ。劇の枠組みを使い、政治と芸術の狭間で、生活苦にあえぎなが
らも細々と続ける影絵師などを丹念に描く。

『龍山(ヨンサン)』 Yongsan
監督:ムン・ジョンヒョン  Mun Jeong-hyun
韓国/2010/韓国語/カラー/ビデオ/73分
2009年1月、ソウル市、龍山地区再開発による強制立ち退きの最中、警察と
の衝突で起きた火事で5人が死亡した事件。軍事政権下や民主化闘争の犠牲
者、残された者たちの記憶から民衆の闘いの系譜をひも解く。

『雨果(ユィグォ)の休暇』 Yuguo and His Mother
監督:顧桃(グー・タオ) Gu Tao
中国/2011/中国語/カラー/ビデオ/49分
内モンゴルの北東、敖魯古雅(オルグヤ)の森に積もった雪の中、全身全霊
で愛情を表現する母親を受け止め、気遣う息子の雨果(ユィグォ)。離れて
暮らす息子が故郷に戻り、家族と生活するつかの間の時間を見守る。


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2 インターナショナル・コンペティション審査員5名決定!

アトム・エゴヤン(カナダ、映画監督) Atom Egoyan

ハイレ・ゲリマ(エチオピア・米国在住、映画監督) Haile Gerima

市岡康子(テレビドキュメンタリー・プロデューサー/ディレクター) 
Ichioka Yasuko

アミル・カラクロフ(カザフスタン、映画監督) Amir Karakulov

フェルナンド・ペレス(キューバ、映画監督) Fernando Perez

(名字アルファベット順)


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3 開催ポスター決定!

 ポスターやスケジュールチラシ、チケット等、今回の開催告知に関する宣
伝物のデザインは、東北芸術工科大学監修のもと、グラフィックデザイン学
科の方々に取り組んでいただき、3年生の遠藤智哉(えんどうともや)さん
のデザインに決定いたしました。

ポスターデザイン
http://www.yidff.jp/2011/2011.html#program

遠藤智哉さんによるデザインコンセプト

山形国際ドキュメンタリー映画祭は国境を越えて様々なドキュメンタリー
映画が集う。いま、リアルで生々しい問題に直面している私たちに、どの映
画も、衝撃と同時に、現実に向きあう勇気と、考える力を与えてくれるだろ
う。これらのポスターは山形で撮った写真を使い、見慣れた山形の日常が、
また別の次元でもあることを感じ取れるようにした。毎日のように、なにげ
なく時間が流れている。しかし私達が知らない想像もつかないような出来事
が日常的に起こっているのだ。そんな未知数である日常の中で、ドキュメン
タリーが生まれる瞬間を表す3枚の写真でデザインした。このポスターから
世界各国のリアルを一人でも多くの人達に伝え、感じてもらいたいと、山形
国際ドキュメンタリー映画祭に興味を持つ入り口になるように、願いをこめ
て表現した。


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4 ボランティア説明会追加開催

好評につき、山形でのボランティア説明会を追加開催します。
山形:8月9日[火]14:00〜、19:30〜(2回)
   ※どの回も内容は同じです。
会場 山形市市民活動支援センター(山形駅西口 霞城セントラル23F)

東京での説明会は予定通り行います。
   8月3日[水]14:00〜、19:30〜(2回)
   会場 山形映画祭東京事務局
※東京での説明会に限り、ご参加いただける方は事前に山形事務局までご連絡
ください。

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5 編集後記

アジア作品のラインアップが決定しました!豪華な顔ぶれのコンペ審査員も決
まり、続々と特集の詳細も明らかにしていきます。
チケットは8月1日より発売予定。開催ポスターも8月より貼り出します。スケ
ジュールチラシは8月末に出来上がります。YIDFFニュースの配信回数を増やし
ていきますので、速報をお見逃しなく!

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○過去の配信記事はこちらに掲載しています:
http://www.yidff.jp/news/news.html

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本文の先頭に英文字(半角)で bye とだけ書いたメールをtoroku@yidff.jp
宛てにお送りください。

○アドレスを変更する場合:
メールアドレスを変更する前に解除し、新しいメールアドレスで再度登録して
下さい。

○このメールへの返信は受け取ることができません。
お問合せは下記にお願いします。
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〒990-0044 山形市木の実町9-52 木の実マンション201
特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭(山形事務局)
phone: 023-666-4480 fax: 023-625-4550
e-mail: info@yidff.jp http://www.yidff.jp
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Copyright (C) YAMAGATA International Documentary Film Festival

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以上、メールニュースから転載させて頂きました。
【YIDFFニュース】 は以下URIから無料配信登録できます。
http://www.yidff.jp/news/subscription.html

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