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帝京大学薬学部コミュの研究職。

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マスター、ドクター卒の方なら、当たり前に希望職の一つになるんでしょうけど、学卒で研究職を希望しようという、無謀な人も中にはいるかもしれませんので・・・。

私、2年限定の嘱託研究員経験しました。新社会人の時に。教授のコネで。
普通に考えたら、入れる訳のない会社の研究員でした。
大学時代の卒論のテーマの延長のような研究だったので、研究自体はそれほど不自由はしなかったんですけど・・・。
男性研究員は、東大、京大のマスター、ドクターばかり。
助成の研究補助員は短大卒の方とかも居たんですけど。

そんな状況でしたから、研究のために渡される論文、当たり前に英語。一度は、ロシア語の論文まで渡されました。辞書すら引けない。
で、渡された論文、私以外は、その場で目を通すんですよ。
私は・・・ちょっと見るだけで、辞書が必要なことが分かりますから、すぐに閉じてしまう。
仕事自体は、不自由はしなくても、とにかく、ストレス溜まりました。
周りが普通に出来ていることが自分だけ出来ないんですから。

もう一つのストレス。
プレスクリーニングの仕事だったんですが、一つポジティブな結果が出れば、億どころか、兆のオーダーになる仕事です。
当たり前に、ネガティブなデータしか出ません。
学生の頃は、気にならなかったんですが、企業では、毎週、毎月、報告会があります。
そのたびに、「○○をしましたが、ダメでした。前回指摘されました、○○を試しましたが、結果は同じでした。」
これを、毎週、毎月繰り返すんです。給料、もらってるのに。
先輩研究員の方々は、ネガティブで当たり前。新人が、ポジを当てたら、先人の立場がなくなる。と慰めてくださいましたが、これを、ストレスと感じない精神力がないと続かないと思います。
私も、2年という期限付きでしたから、無事に任期を満了させられましたが、後半1年は・・・胃の痛みと、体調不備との戦いでした。
3年契約なら、途中でギブアップしてたかも。

まぁ、前向きなお話は、マスター、ドクター卒の研究職の方に委ねるとして、私のように、無謀な行動に挑もうって強者がもしも在校生にいるようでしたら、ご参考に。・・・ならないか。

質問、冷やかし、嫌がらせ。
何でも結構です。
OB、学生を問わず、書き込んで頂けますと喜びます。

長老連賑やかし担当の北狼でした。

コメント(3)

あ、うっかりしてました。
研究室にそのまま残るって方法もあったんだ。
これなら、教授次第?
率直な話、6年生の薬学部を出て、そのまま、研究職と言う道は、事実上、「存在しない」と考えた方が良いと、私は理解しています。

理由は簡単・・・就職と言うのは、求人者の希望と採用者との希望が一致して成立します。

仮に就職する側が研究職を希望しても、6年生卒の薬剤師を、企業側で、研究職として必要としているかという問題が大きいでしょう。

後は、薬学系の研究って、薬学部卒の者の独壇場ではないと言う事です。化学にしても、生物学にしても、薬理学にしても、他の理系学部の卒業生とバッティングしますからね。

研究職を採用する側から見れば、6年間、薬学部に通って、長期間の実務実習をしたり、国家試験の勉強をしたと言う経験は、それこそ、無用の長物にしか見えないでしょう。

他の理系学部で修士まで6年間学んだ者の方が、当然、研究職として選ばれるように思えます。

いかがなものでしょう。
>>[2]
たぶん、そうでしょうね。よほど“運”が良くない限り、まず、無理かと思います。
成績が良いとか、色々な実験をこなしてるとか・・・自負するのは勝手ですが、現実には、上には上が居ます。
第一、研究職、薬剤師の必要、全くないんですよね。
私らの時代は春と秋の二回、国家試験あったんですが、春は連休の前後に合格発表。発表の3日くらい前から当日まで、先輩研究員の方々にからかわれました。いや、励まされたのかもしれませんが、当事者にしてみれば、合格するまでは、触れて欲しくない・・・。
曰く、[研究するのに免許は必要無いから、毎年2回チャンスがあるなら、そのうち受かるよ。」「病院とか薬局なら、職を失うんだろうけど、その心配が無いだけ幸せじゃない?]等々。
皆さん、落ちるの前提で話しかけてくださる。しかも、まるで挨拶のように、その話題を振るのがさも当然と言わんばかりに。
研究職に就いている方、こういう状況なんです。薬剤師が圧倒的に少ない。
でんのうさんが書き込まれてますように、薬剤師の国家試験を撮るための勉強って、研究職には不要な物の方が多いんです。
単位を取るための知識より、仕事に直結する知識が必要なんです。
極端な話、薬剤師の知識なんて、全く必要ありません。パソコンのプログラムを組める方が役に立ちました。私、半年間、毎日モニターとにらめっこして、実験データを処理する為のプログラム作りました。それこそ、睡眠時間3時間で。
研究所のトップに、「データ処理用のプログラムくらい、隣の部屋のプログラムをちょっと触れば簡単にできるだろ?」って言われて、意地になったんですけど・・・。工学部とか、情報処理を経験しているなら話は別かもしれませんが、薬学部じゃ、趣味でやっていた人を除いて、プログラムなんて、見た事も無いでしょう。
それを、覚えて、使える状態にしなけりゃならない。出来なきゃ私の存在意義がなくなる?って強迫観念に駆られて・・・何とか物にしましたけどね。「進路、間違えてないか?SEでも、他人のプログラム書き換えるなんて事、まずやらないぞ。」って。
そういう世界です。研究職は。
大学で、一生懸命、色々な器具の操作を覚えてますが、その一つ一つが飛び抜けて出来るのが当たり前。
他人と同じレベルじゃ、「お前、何もたもたやってるんだ?」の世界です。
幸い、私は、マウスの尾静注とか、眼底静脈からの採血、経口投与などのvivoの操作は学生の頃から、他の教室の同期に頼まれて手伝ってましたから、普通より数をこなして多分、通常より上手かったんです。
マウスの尾静注なんか週二回、一分単位で、50〜100匹こなしてましたし。
ただし、これ、出来て当たり前です。研究職に就くなら。出来ないと話になりません。
一番困るのは・・・実験手法って、練習する機会がほとんど無いこと。
学生実習でやってること、言葉は悪いですが、お遊びです。仕事レベルまで引き上げたいと思っても、思ってるだけじゃ上手くならないし。
かといって、クリーンベンチやドラフト、自分で購入するわけに行かないし。

これらの問題をクリアした上で、企業側が“学卒の”研究員を探してる。と言う、運に恵まれた人だけが研究職に就けると思って間違いないと思います。
志望してる人には申し訳ありませんが・・・まず、無理です!
私場合も、無茶苦茶特殊で、
教授が顧問をしている企業が
新たに研究室を作って
学卒で
マウスを扱い慣れている
研究員を募集していた。と。
例えば、扱う動物が、ラットでしたら、その段階で私は除外されていたわけです。


それと、もう一つ。こちらの方が深刻かも。
給料、無茶苦茶少ないです。
会社に利益をもたらすどころか、とんでもない金額を浪費する職ですから、当然と言えば当然です。
資格手当なんてありません。資格自体、必要無いですから。
基本的に残業も付きません。残業しなけりゃならないようなスケジュールをどうして組むの?と、能力を疑われます。
その他、色々な手当、ありません。
結果、手取りの給料、薬系の職に就いた同級生の半分になります。
これが、「好きな研究をして、給料もらえるんだから。」と、割り切れるかどうか。
結果が出なければ、役職どころか、研究室自体が無くなります。
そうなれば、新しい手法を下手すると自分の部下だった人間に頭を下げて教わらなきゃならない。

プライドなんて持ってたら、絶対につとまらない職場ですね。

これらを踏まえた上で、どうしても研究職に就きたい人。
是非、挑戦してくださいませ。
やりがいはあります。無茶苦茶。
精神がついて行けば。

とりあえず、この辺りで。
また、書き込みます。

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