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ピンクマ家物語コミュのPart6 「公園」

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今日はお仕事が早く終わり時間ができました♪
まぁ、これから一時間もしたら空手がありますがねww





Part6 〜「公園」〜


そこの公園はいつもの裏道へ曲がらず、まっすぐ坂を降りたところにある。
その公園をもうちょい行くとT字になっており、ここもある意味「裏道」ではあるが、普通に街頭もいくつもあり、一見普通な道に見える。
ただそこにはガードレールがあり、その下は10mは軽くあるだろう坂になっている。 崖?みたいな感じ。
一応そこを降りる階段もあるが

今日はそれは置いといてとりあえず公園の話をしよう



その日もまた夜で

オレはもう自然とその裏道へと向かって行った。
だがその日はいつもと違い・・・むしろある意味いつも通りで

オレは人影を発見した。
それは坂を下った先にチラっと見えただけだったが・・・


オレは気になり、一応裏道を見てみたが誰もいなかったので、今日は裏道に行っても何もないなと思いそのまま坂道を下ってみる事にした。
いつからかオレは「何かあってほしい」と思うようになっていた。だからこそわざわざこの裏道を通っていた


オレは坂道を下り、公園を過ぎてT字へとたどり着く
辺りを見渡すがやはり誰もいない。


「気のせいか・・・??」


オレはキョロキョロしながらその周辺を歩く。
時間はいつもどおりまた深夜を過ぎているが、携帯の電池は切れていたので正確な時間はわからない。


オレはまた何故か公園へと足を踏み入れる
意外かどうかは知らないが、結構公園は好きだったりする。
夜遅くにわざわざ公園に行ってブランコなどに座ったりもするくらいだ

広い公園で草原のような場所だと夜寝転がったりする


だからある意味自然な流れだったのかもしれない

オレは公園に入り

ブランコに座る


ふぅと一息をついたその瞬間


公園に人が入ってくる

身長はオレと同じくらいだろうか?
暗いから顔も服装もよくわからない。ただとりあえず人だとはシルエットでわかった。


直感でその人がさっき見た人影だと思った


その人は公園に入ってきたモノの何もせずじっと立っている

この雰囲気は・・・やはり霊的なアレかな?

そう思ったオレはその人が安全かどうかを見極めようとする
・・・別に危険な感じはしない


クマ「オレ邪魔ですか?」

そう尋ねるとその人はフッと消えた

・・・??

辺りは当たり前の如く静かで
オレはボーっとしていた。


一体あの人はなんだったんだか・・・
ホント短くてつまらない話になってしまった・・・
























           「邪魔じゃないよ」



オレはビックリして声をあげてしまった
いつの間にかオレの隣のブランコに座っていた

確信する

この人は生きた人間じゃないッ
でも危険ってわけでもないッッ


その人は・・・少年??だった。
なぜ疑問形なのかと言うと、小さな子ではあるし、髪もショートだが
男か女かよくわからない、中性的な感じだった。

ホントこの辺りには小さい子が多いなぁーなんて思いながら彼?を見る


クマ「こんな時間にこんなトコで何してるの? 親心配してない?」

一応生きた人間みたいに扱うというか・・・なんていうんだろ。まぁ、これがマイスタイルです

少年?「お兄さんこそこんな時間にこんな場所で何してるのさ」

そう言いながらブランコを漕ぎ出す
オレはブランコによく座るが、すぐ酔ってしまうので漕げない。
だから普通にブランコを漕げるのを見て「上手いじゃないか」と思った。

それにしてもまさか質問返しされるとは・・・

クマ「オレは今帰る途中だったんだが人影が見えたから気になってこっちに来て、誰もいなかったからついでに少し休もうかなぁーってこのブランコに座ったんだよ。」

少年?「ふーん」


・・・・・・・


ふーんって・・・なんじゃそりゃ


クマ「・・・で?君は―・・」

オレが言い終わる前に少年が呟く




少年?「暇なら、遊ばないかい?」




すると少年はポーンとブランコから飛び降りる
見事に着地する。

これって当たり前のことなのかな?? オレにとっては結構凄い事なんだが・・


・・・この時ふと何故か変な感じがした
少年の身長は明らかに俺より低く、小さく小柄な感じだ

さっき見た人は


オレと同じくらいかそれよりちょっと小さい程度だったはず


すると少年はオレのほうを向きもせずその場に立ったまま







後ろから囁いた






少年?「今すぐ帰ったほうがいい・・・」


え・・・?? なぜ後ろから囁く・・????
確かにさっきの少年と同じ声・・・そのはずだが・・
あれ?もしかして違う人の声か??

・・・誰だ?? 前に立っている少年なのか?? そうじゃないのか???








???「・・・じゃなきゃ、後悔する」



少年は相変わらずその場に立ったまま一か所をずっと見つめている
それともただ真っ直ぐ見ているだけなのだろうか??
遊ぶって・・・なんだ??
後ろにいるのは、誰だ???


オレはそのまま立ち上がり


「ありがとう」


そう一言声に出してから立ち去った








えぇ、まったくオチなんてありませんよ?
ホントなんだったのか不明です
あの少年?が実際後ろから囁いたのか、それとも全くの別人なのか・・?
それさえわかりません。



ってか若い人ばかりと出くわす話ばかりしているので次回は少年少女じゃない話しますねぇ〜♪


ちなみにまたまた後日談
次の日お昼というか朝、明るい時にその公園に行きましたが、まったく違う光景でしたよ。
昨日までは普通の公園に見えていたのに、長年ろくに使われていないのか、ベンチはボロボロ
ブランコもサビだらけ
滑り台も色あせていて

枯れ葉がたくさん落ちていました。
入口にある鉄の・・・なんていうんだろアレ? とにかくそれもやはり錆びていて、なぜ未だにこんな公園があるのか疑問に思うほどボロボロ。
しかもチッサイし
誰か使っているのか?? みたいなそんな感じの公園でした。


昨日見た時は確かに「普通」な公園だったのにな・・・



次回はまだ未定ですが、少年少女以外をアップします♪


はい、いじょッ!!!

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