ゴルフがうまくなる方法！コミュのパットとメンタルとゾーンの話

知り合いのゴルファーに飛距離250ヤードもないのに、
関東アマのシードとなっているトップアマがいます。
関東アマクラスの常連ともなれば、
最低でも250ｙ以上、270や80飛ばすのは普通だと思っていました。
アベレージゴルファー並みの飛距離で下手なプロより上手いゴルファー・・・
そんな彼は関東のアマチュア界では結構有名なようです。
（ここまで書けば、誰だか察しがつく方もいるかもしれませんネｗ）

当然ショットの正確性と、アプローチ、パターが上手くなければ、
そのレベルでは戦えないはずです。
彼曰く「ミドルパットは絶対一発で沈める」と。
ここでいうミドルパットとは、ワンピンから５ｍぐらいです。
「沈めたい」ではなく、「沈める」という気持ちでパットするそうです。
僕ら凡人の1ｍ相当のショートパットと同じ気持ちで打つらしいのです。

一度その噂の彼とラウンドさせてもらったのですが、
眉唾でもなんでもなく、そう思って実行している姿を目の当たりにしました。
そのラウンドは69でしたが、何と７バーディ

もちろん、大半がミドルパットでした

「ほんとうに下手なプロより上手い」と心底驚きました。

そんな彼がパットの練習をどうやっているかを聞いたところ、
ライン読みの方法を独特な方法でやっている、とのこと。
まず、ラインを読み、ボールの先のライン上50cmから１ｍのところに、
ボールが通り抜けられるほどのゲートを置くというのです。
正しい位置に置いたゲートを正しいタッチで潜りぬけたら、
当然カップインするわけですが、
カップインするゲートの位置を
一発で決められるように反復練習したそうです。

そうしているうちに、置くべきゲートの位置が直ぐにわかるようになったとのこと。
しかし、それだけではありません。
プレー中、ゲートがなくてもゲートが思い浮かんでくるようになったというのです。
誰でも一度や二度経験したことがあると思うのですが、
自分で打つ前から「あっ

　このパット絶対入る・・・」
と何となくわかってしまう、あの感覚。
入るとわかっているから、安心して澱みなくストロークでき、
転がりも良くなりカップインするのでしょう。

あーいう感覚でいつもラインが見えてくるらしいのです。
ゾーンに入ると、自分が行う動作の結果が、
事前にわかっているから安心してショットができ、
その結果イメージ通りのナイスショットとなる・・・
まさに良いメンタル状態の相乗効果です。
特にメンタルな部分が重要なパットで、
カップインするイメージが自然に湧いてくる練習方法。
素晴らしいと思いました。

その練習をしていると、
更にいろんなことに気づかされます

自分のパットの悪い癖。
僕の場合、お恥ずかし話、最初1ｍ先のゲートを通すことすらなかなかできませんでした

フックラインではゲートの左の脚にボールが当たってしまうことが多かったのです

自分のパットはひっかけが多いのか、押し出しが多いのか、が否応なく知ることになるでしょう。
たとえ正しいラインが読めてもそこに打ち出せなければカップインしません。
ゲートがないと、意識のどこかにカップがあり、
正しくラインが読めても、カップのある方向に無意識に打ち出してしまい、
その結果アマラインに外すことが多いようです。

また、ラインを読んでいて、
普段いかにアマラインにしか狙っていなかったことも発見できるでしょう。
そして、同じ強さで打ったボールが、
アマラインに外した時と、プロラインに外したとき、
プロラインに外れたボールの方が、
カップの近くに止まることも発見できました。

自分の話はこのくらいにし、
そのトップアマの彼の話に戻しましょう。
たとえプロのような飛距離がなくても、
７バーディを取ることができる。
「ミドルパットを絶対に一発で沈める」
彼のように強い意思を持ち、
練習の結果自然にゾーンに入れてしまう、
メンタルトレーニングを兼ねたパッティング練習。
そんな効果的な練習をすれば、
誰でも今より数打スコアを縮められるはずです

まさにコレこそ
Get off on Putting

コメント(11)

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[1] mixiユーザー 10月24日 22:52

これは勉強になりましたm(__)m

[2] mixiユーザー 10月25日 17:38

プロラインとアマラインってどうちがうんですか？
ド素人質問すいません（ ; ; ）

[3] mixiユーザー 10月25日 21:52

もりちゃんさん

僕もこの練習方法で色々気づかされたことがたくさんありました。
上手い人はそれなりに理由があるんですネ！

[4] mixiユーザー 10月25日 21:57

まちゃきさん

例えばフックラインでカップの左に切れて外れるのがアマライン。
右上に外れるのがプロラインと呼んでいます。
スライスラインはその逆です。
カップに届かないのは、ほとんどアマラインになります。

しかし、この練習器の考案者曰く、
「いくらプロラインに打ったって入らなきゃしょうがないでしょ」でした

ごもっとも・・・です。

[5] mixiユーザー 10月26日 03:24

遼くんもやてるよね？？
リスペクトでやってたよ(笑)

[6] mixiユーザー 10月26日 10:23

トピ主さま　　純粋に当たり前すぎる質問ですが

１、この専用ゲート器具を１０円玉とか、ティ・マーカーに置き換えて練習
　　する事で同じ効果は期待できませんか？
　　（このゲートには、中間目標の意識付の他にも何か特殊な機能が
　　　あるのでしょうか？）
２、ロングパットなどで、このゲートを置く位置はそもそもどうやって
　　決めるのですか？ゲートが教えてくれる機能が何かついているのですか？

[7] mixiユーザー 10月26日 12:12

ミニスカひろみさん、きっとティーペグ２本でいいのでしょうね。(^^ゞ

[9] mixiユーザー 10月27日 19:22

ミニスカひろみさん

基本同じだと思います。
ただ、このゲートは幅を伸縮できることと、
折たためるという機能（と言えるかは？ですネｗ）があります。
あとはパットの練習ってつまらないので、
少しでも楽しく･･･
という意味で練習器ぽくないデザインにしたかったそうです。

ロングパットというか、
考案者は「ミドルパット」と言い切ってます。
正直１ｍ以上離れたゲートを通すのは結構難しいので、
50cm～１ｍの地点に置くのが理想だそうです。

あとゲートを潜ったあと、
ボールの止まる位置で最適なタッチ（40cm前後）に打つ練習なども
薦めていいました。

[10] mixiユーザー 10月27日 19:46

＞あとはパットの練習ってつまらないので、少しでも楽しく･･･
＞という意味で練習器ぽくないデザインにしたかったそうです。

なるほど～アマの場合、それも大切な考え方ですね。
パターが入らないとお嘆きの前に、２時間パッティンググリーンで
練習したことある？って聞くと、たいてい、無いって返事です。

目先を変えようが、器具を使おうが、遊びでやろうが、飽きずに
継続できるお助けになるのは良い事ですね。

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