フェルト亭コミュのフェルト亭控え室　-1.5号室-

カランコロン（鈴の音

ゲフェルト「いらっしゃいませ」

Axllow「おい、フェルトはいるか？」

Feolina「こんにちは～^^」

ゲフェルト「あぁ、Axlさん達でしたか。いつもご愛顧ありがとうございます。」

Axllow「おう。で、フェルトは居るのか？居ないのか？」

Feolina「アクセルさん^^;ダメですよ、ちゃんと挨拶しなくちゃ・・・」

ゲフェルト「いいんですよ、Feolinaさん。それで、Axlさん達は店長に何か用事ですか？」

Axllow「いや・・・この間フェルトから手紙に書いてあった店の場所に行ってみたら、『移転した　-フェルト-』っつう看板がひとつ立ててあって、屋内はもぬけの殻じゃねぇか。それで一言文句言ってやろうかと思っただけだ」

ゲフェルト「それは大変失礼しました・・・店長には今後はしっかりと連絡するようにお伝えしますので」

Axllow「ま、期待しないでおく」

Feolina「それにしてもどうしたんですか？あんな素敵なお店だったのに・・・」

ゲフェルト「はい・・・実はあそこはAxlさん達のギルドの方からお貸し頂いていたのですが・・・」

Axllow「あ～・・・もういい・・・大体予想が付いた」

Feolina「？もうわかったんですか？」

ゲフェルト「Axlさんのお察しの通り、連日ギルドの皆さんにご迷惑をお掛けしっ放しで申し訳なく思い、私達の方から店舗をお返しする次第に・・・」

Feolina「そうだったんですか・・・」

Axllow「で、その原因達はどこへ行ったんだ？」

ゲフェルト「とりあえず、店長には今度受注したウォーシューズとアイアングリーブを100足ずつ一人で作って頂いています」

Feolina「100足ずつ！？それを一人でですか！？」

Axllow「もう一匹はどうした？」

ゲフェルト「ゼルファにはゴブ美さんの捜索とハナアルキとハナズサリから綿花を取ってきて頂いています」

Feolina「えぇ！？あそこは聡司さん達でもソロは辛いところですよ！？」

Axllow「女が絡んでるんだから大丈夫じゃねぇか？」

Feolina「いえいえ、死んじゃいますって・・・」

ゲフェルト「まぁ、彼の足なら問題は無いでしょう。」

Feolina「そう言う問題なのかしら・・・。・・・！？」

Axllow「どうした？フィオ」

Feolina「ちょ、ちょっと用事を思い出したので私は先にアジトに戻りますね！それでは！！」

ヒュンッ（ゲート

Axllow「なんだ？いきなり・・・今日はギルドの集会でもあったか？」

ゲフェルト「どうやら、その原因が帰ってきたようですよ。」

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ゼルファ「フィ～オさ～ん！たっだいま～！！・・・って、あれ？居ない・・・おっかしいなぁ・・・フィオさんの匂いがしたと思ったんだけど・・・」

Axllow「こいつの嗅覚は犬並みかよ・・・」