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ワイン天国コミュのブルゴーニュの投資事情

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一本1400万円(以下金額は全て1ポンド200円で計算)のワインがオークションでもなく普通に売りに出されているのをご存知ですか?

2002年のルフレーヴ(世界一の白の作り手と言われる)が当初一本13万円、今では30万円、2005年物は14.5万円からもう30万円。

最初に挙げたのは誰もが知っているロマネコンティの1990年物なのだけど、当初は80万円程度だったらしい。。。2005年のロマネコンティは2008年4月にはたったの260万円程度(笑)だったのが一ヶ月後の今ではなんと1000万円!!!信じられますか??

そんな高額なワインを生み出すブルゴーニュ地方のワインは投資対象としてどうなのだろう、というお話です。フィナンシャルタイムズにワイン特集があったのでその一つを要約します。

ご存知の方は多いと思いますが、ブルゴーニュはボルドーと並んで素晴らしいクオリティのワインを産出します。その証拠に先ほどのロマネコンティは世界中で他のどこよりもオークションレコードを更新しています。それなのに、基本的にワインのファンドマネージャーはあまりブルゴーニュのワインに手を出しません。

その理由は、
・ブルゴーニュで値段が上がるのは最良の年に最良の畑で最良の作り手により作られたものに限られてしまうため、投資対象は非常に少量になってしまうこと。
・ブルゴーニュはとても複雑で、同じ畑で作っても作る人によって芸術品にもごみにもなってしまい、高品質なワインの量の少なさに拍車をかけていること。

しかし一部の人たちは慎重に選んだブルゴーニュをワイン商から直接買い付けることで儲けている。最近出荷されたばかりの2005年物ですでに手元の現金を数ヶ月で4倍にした人もいる。ブルゴーニュは個人的に売買するのがいいのでしょう。

2005年のブルゴーニュは非常に良く、あるワイン商はポンソという作り手の2005年のクロ・ド・ラ・ロッシュというワインを当初一本26万円で提供していたのを、今では200万円以上で売り出しています。

さて、個人的にブルゴーニュのワインを買うなら何を買うのがいいのでしょう?これはやはり最良の物を買うべきでしょう。以下にトップドメーニュ(作り手)のリストを挙げておきます。

1■Domaine de a Romanee-Conti 言わずと知れたDRC。ワイン投資のゴールドスタンダード。7種類のワインを作っているが、全て非常に投資価値は高いが、特にトップの3種類(ロマネコンティ、ラターシュ、白のモンラッシュ)は歴史的なリターンを生んできた。この作り手以外は全て議論の余地があると言えるほど圧倒的であるが、以下の作り手も特定のワインは非常に良い。

2■Domaine Leflaive(先ほど取り上げたルフレーヴ)4つのグランクリュとプレミアクリュ・ピュセルは投資価値があるが、それ以外は何にもならない。

3■Domaine Comte Georges de Vogue(コンテ・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ) コート・ド・ニュイのど真ん中にある畑の繊細なワイン。ボンヌマールとミュジニー(前回このトピックで取り上げた)は投資家の羨望の的。

4■Domaine des Comtes Lafon(コンテ・ラフォン) 赤も少しあるけど投資家は白に集中する。特にモンラッシュと二つのムルソー(ペリエールとジェネヴリエール)。

5■Domaine Ponsot(ポンソ)投資家はロシェ・ヴェイユ・ヴィーニュに集中。

6■J-F Coche-Dury (ジャン・フランソワ・ コシュ・ドュリ) 質を疑う人もいるが、モンラッシュ、コルトン・シャルルマーニュ、ムルソー、ペリエールなどは十分認められている。

そしてどこで買うか、という問題ですが、驚くべきことに最初の3つの作り手のワインはCorney & Barrow というワイン商が独占しています。(UKの話だとおもいます。日本ではどうなのでしょう??)最初に出した価格はここの価格です。

まあ、あまり普段飲むことも無いし、縁の無い話かもしれないですが、面白いと感じたので書きました。

今日はこれくらいにしてしばらくフィナンシャルタイムズの特集記事から面白いトピックをお送りしようかな、と思っています。ではでは!

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