☻人体生命科学と薬理学コミュの肥満治療薬　SANOREX　関連情報　　　http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=25972728&comm_id=275785

処方目的・適応

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あらかじめ適用した食事療法や運動療法の効果が
不十分な高度肥満症（肥満度が70％以上，またはＢＭＩが35以上）

解説
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覚醒アミンのアンフェタミンに類似した作用で，食欲を抑制して体重調節の補助療法に用いられます。しかし副作用も多く，必ず処方医と連絡をとりながら服用する必要があります。肥満治療の基本は，食事療法・運動療法であることを忘れないでください。

ボックス・ウォーニング
◆警告◆
本剤に対する依存性が現れることがあります。また，数週間以内に薬物耐性がみられることがあります。

使用上の注意 - サノレックス

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一般的注意

(１)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴／緑内障／重症の心・膵・腎・肝機能障害／重症高血圧／脳血管障害／不安・抑うつ・異常興奮状態および統合失調症などの精神障害／薬物・アルコールの乱用歴／モノアミン酸化酵素阻害薬服用中または服用中止後２週間以内／妊婦または妊娠している可能性のある人，小児
(２)慎重に服用すべき場合……糖尿病／精神病の前歴／てんかんまたはその前歴／高齢者
(３)服用期間……服用すると肺高血圧症の出現，また外国で，食欲抑制薬の長期服用で肺高血圧症発症の危険性が増加するとの報告があります。本剤は３カ月以上服用してはいけません。
(４)服用法……本剤は睡眠障害を引きおこすことがあるので，夕刻の服用は避けてください。
(５)体重チェック……服用中は体重の推移に注意してください。急激な減量によって，心血管系の合併症の危険性が高くなります。
(６)飲酒……めまいや眠けなどの副作用が強まるおそれがあります。服用中はできるだけ飲酒を避けてください。

副作用の注意

重大な副作用

(1)本剤には，薬に頼りきってしまう依存性があるので，指示された服用量を必ず守ってください。最も注意すべき副作用です。
(2)労作性呼吸困難，胸痛，失神などを伴う肺高血圧症がおこることがあります。

その他副作用

(１)服用を中止し，すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状（かゆみ，発疹）
(２)次回，受診した際に処方医に伝える副作用……神経過敏，激越，抑うつ，精神障害，ふるえ，幻覚，知覚異常，不安，けいれん，口渇感，睡眠障害，頭痛，脱力感，めまい，倦怠感，いらいら感，眠け，ふらつき／便秘，悪心・嘔吐，胃部不快感，腹部膨満感，腹痛，下痢／頻脈，胸痛，血圧上昇，脳卒中，狭心症，心筋梗塞，不整脈，心不全，心停止，顔面潮紅，動悸／AST・ALT上昇／排尿困難，頻尿／口中苦味感，発汗，性欲減退，脱毛，寒け，咽頭不快感，月経異常

他の薬剤使用時の注意

(１)本剤と併用してはいけない薬剤……モノアミン酸化酵素阻害薬→高血圧クリーゼをおこすことがあります。
(２)本剤との併用で作用が強まることがある薬剤……昇圧アミン
(３)本剤との併用で降圧作用が弱まる薬剤……グアネチジン，ラウオルフィアアルカロイド，メチルドパ
(４)本剤との併用で効力に変化が現れることのある薬剤……インスリン，経口糖尿病薬
(５)その他，併用に注意すべき薬剤……ハロタン，酸アマンタジン，甲状腺ホルモン
http://health.goo.ne.jp/medicine/search/3725_2/L/0/indexdetail.html

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