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W・G・ゼーバルトコミュの『アウステルリッツ』

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英国在住のドイツ人作家、W・G・ゼーバルトの作品、『アウステルリッツ』を読んだ。これから読む人もいるかもしれないので話の筋に関することは書けないが、ちょっとした偶然に驚いた。いや、しかし、少し考えをめぐらせてみれば、偶然ではなく必然のことであり、さして驚くようなことではないのかもしれない、と思い当たった。

もったいをつけて書くわけではないが、何が偶然、必然の物言いに関連しているかと言うと、先日の日記で書いた、ヴァルター・ベンヤミンの「歴史哲学テーゼ?」に関する考え方のことである。『アウステルリッツ』がまさにこのテーゼの考え方にあてはまる核を有していることに気がつくと同時に、歴史を考える者にとっては、この符合は偶然でも何でもなく必然のものだろう、ということに思い至った、ということである。

主人公のアウステルリッツは欧州の建築史を専攻する学究である。建築史に関する書物を欧州各地の図書館に渉猟しながら、駅舎や病院、要塞など公共的な建築物を訪ね、詳細な観察を積み重ねていく。しかし、作品を読み進むにつれ、主人公の建築に関する嗜好が、暗く不気味で、あえて言えば非人間的なものに集中していることに気づく。


(続きは、以下の日記にあります。よろしければどうぞ。)

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1867576007&owner_id=19663839

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