伊春飯店コミュのおっちゃんの秘密

おばちゃんに伊春合宿を打診したら断られました。

おっちゃんは謎に満ち溢れています。そんな中、おっちゃんの出身について意見が分かれたので紹介します。

中国人説
結論：おっちゃんは中国人であると考察する。
理由：おばちゃんより日本語能力が乏しい。


日本人説
結論：おっちゃんは日本人であると考察する。
理由
１．車を運転しているが、おっちゃんが国際免許を取得するほど器用に見えない。よって取得しても国内免許のみと考えられる。

２．石川のおじいちゃんが亡くなったために葬式にでかけてしばらく姿を消したことがある。「おじいちゃん」ということで、親族が日本にいると言うことは、日本人である。

３．おばちゃんと結婚した経緯を考えると、おばちゃんが伊春市出身者であることが判明している以上、おっちゃんが日本人でないと、日本で開店している意味がわからなくなる。

日本人説反対説
結論：日本人説が述べる理由には確信できる要素がないため、日本人とはいえな　　　い。中国人である。
理由
１．皿洗いができ、中国の地図も説明できる上、日本との国際関係も把握しているそぶりをしていることから、国際免許を取れない不器用物と決め付けることはできない。
　　　
２．おばちゃんが先輩後輩関係なく「友達」と称することから、おじいちゃんというのも親族を指すとは限らない。つまり、食材等取引相手、または顧客の身内の不幸のことも考えられる。したがって、一概に葬式事件で日本人と言い切ることはできない。
　　　
３．中国人の国内残留孤児という問題が残る。
　　　
４．なによりも、おばちゃんよりも拙い日本語を説明できない日本人説は説得力に欠ける。

沿革
　
　中国人であるということが判明しているおばちゃんの日本語よりも明らかに日本語が拙いことから、中国人説が当然のように通説であった。
しかし、ある日を境にしばらくおっちゃんの姿が見えなくなり、おばちゃんに聞いたところ、「石川のおじいちゃんのお葬式に！」という返答を受け、そこで日本人説が浮上した。石川に親戚がいるということから日本人なのじゃないか、という疑いが生まれ、やがて行動云々より日本人説が唱えられることになった。
　
　この後、「石川のおじいちゃんの葬式」という事実が説得力を持ち、日本人説が通説とほぼ同じくらい有力となっていった。しかし、この日本人説は明確に日本語の拙さを指摘しておらず、中国人説への反論としては欠陥があったと言える。考えられる範囲で補足するならば、おっちゃんが中国残留日本人であり（伊春は戦時中満州国内）、そこで育ったと想定すれば、日本人であっても日本語は拙い可能性は十分考えられる。ただし、日本軍の教育等が及んでいたかいなかったかで事態は変わることになる。
　
　上記のような欠点を指摘すべく現れたのが日本人説反対説である。おばちゃんが先輩や後輩を一律に「友達」と呼ぶことから類推して考えると、「石川のおじいちゃん」も親戚と決め付けることができないと説いた。この論が波紋を呼び、中国人説が薄れかけたところをもう一度ぶり返した。この説は新説ではなく、中国人説論者が日本人説論者に対して反論をしたに過ぎないものであるが、日本人説に比べて当初の語力不足の視点から見ている点で一貫しており、説得力のあるものとして、再び中国人説が評価されるに至った。