浄土宗総本山。正しくは大谷寺華頂山知恩教院。
1175年、法然上人(1133〜1212)が大谷禅房を営んで、初めて浄土宗を布教した地であり、上人入滅の地でもある。
上人入滅後、弟子の源智が勢至堂を建てて本堂とした。しばしば兵火に遭って荒廃したが、織田信長・豊臣秀吉の庇護を受けて復興、さらに徳川家康が生母菩提のために大伽藍を造営して華頂宮門跡を請じて幕末に至った。
本堂に当たる国宝御影堂は法然上人の像を祀る正面24間半、側面19間の壮大なもので、1639年の建立。大方丈・小方丈(重要文化財・1641年建立)への550ｍの廊下は鴬張りになっている。正面東寄りの軒柱の間には左甚五郎忘れ傘がある。
1619年建立の三門も、正面14間半、側面６間半の壮大なもので、我が国の寺院山門中、最大の規模を誇る。
その他、唐門・勢至堂・経蔵・大鐘楼・梵鐘・集会堂・大庫裏(ﾀﾞｲｸﾘ)・小庫裏・塔頭(ﾀｯﾁｭｳ)良正院表門・本堂等が重要文化財に指定され、国宝絹本着色阿弥陀二十五菩薩来迎図以下、多数の国宝・重文の寺宝を所蔵する。
また、鴬張り廊下・左甚五郎忘れ傘の外、三方正面真向きの猫・抜け雀・白木の棺・大杓子・瓜生石が知恩院七不思議と呼ばれている。
京都駅からバス知恩院前下車。
1175年、法然上人(1133〜1212)が大谷禅房を営んで、初めて浄土宗を布教した地であり、上人入滅の地でもある。
上人入滅後、弟子の源智が勢至堂を建てて本堂とした。しばしば兵火に遭って荒廃したが、織田信長・豊臣秀吉の庇護を受けて復興、さらに徳川家康が生母菩提のために大伽藍を造営して華頂宮門跡を請じて幕末に至った。
本堂に当たる国宝御影堂は法然上人の像を祀る正面24間半、側面19間の壮大なもので、1639年の建立。大方丈・小方丈(重要文化財・1641年建立)への550ｍの廊下は鴬張りになっている。正面東寄りの軒柱の間には左甚五郎忘れ傘がある。
1619年建立の三門も、正面14間半、側面６間半の壮大なもので、我が国の寺院山門中、最大の規模を誇る。
その他、唐門・勢至堂・経蔵・大鐘楼・梵鐘・集会堂・大庫裏(ﾀﾞｲｸﾘ)・小庫裏・塔頭(ﾀｯﾁｭｳ)良正院表門・本堂等が重要文化財に指定され、国宝絹本着色阿弥陀二十五菩薩来迎図以下、多数の国宝・重文の寺宝を所蔵する。
また、鴬張り廊下・左甚五郎忘れ傘の外、三方正面真向きの猫・抜け雀・白木の棺・大杓子・瓜生石が知恩院七不思議と呼ばれている。
京都駅からバス知恩院前下車。
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