砂嵐のため2日間満足な走行ができない3チーム(Ferrari Toyota BMW Sauber)
今週最後のテスト日コンディションが改善した。
ステアリングを握ったのはテスト&リザーブドライバーのクリスチャン・クリエン。まずはセットアップ作業と、数種類のタイヤコンパウンドの評価作業を行った。クリエンは125周(距離にして約677km)走破し、暖かい路面条件のもとでたくさんのデータを収集することに成功している。
クリエンは「午前中は昨日の砂嵐後に路面を清掃した影響で少しウエット状態だった。そのために、適正なグリップレベルまで改善されるためにいくらか時間がかかったよ。そのおかげもあってBMWザウバーF1.09を初ドライブする僕は、マシンに慣れるチャンスを得ることができたんだ」とコメント。
さらに「午後には路面コンディションがかなり改善され、スケジュール通りにテストプログラムを進めることができた」と満足げに語っている。これで今週のテスト作業は終わりとなったが、チームは来週もバーレーンでテストを行う予定。16日(月)にはクリエンが再びF1.09のステアリングを握るが、17日(火)から19日(木)はニック・ハイドフェルドが作業を担当する。
バーレーン合同テスト最終日
No. Driver Car Test Time Lap
1. キミ・ライコネン - フェラーリF60 - 1:33.350(+0.000) - 105周
2. ヤルノ・トゥルーリ - トヨタTF109 - 1:33.429(+0.104) - 127周
3. クリスチャン・クリエン - BMWザウバーF1.09 - 1:33.666(+0.341) - 125周