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The Hot Licks except Dan HicksコミュのDanny Caron

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Maria MuldaurがPeggy Leeのトリビュート・アルバムを発表し、その年ブルーノートでライヴを行いましたが、レコーディングにも参加しライヴにも同行したギタリストDanny Caronを紹介した際、Dan Hicksと一緒に演奏していたようなことを言っていました。晩年のCharles Brownのバックも務めていたことがMariaとの縁につながったのかと思っていましたが。

確かに器用なギタリストで、Dan Hicksのバックも充分に務まるであろうセンスも見せてくれましたが、少なくとも、Danのアルバムで、彼の名前を見たおぼえはないし、いったいそれっていつの話?と訊きたくなってしまったのは、Dan Hicks ファンだったら誰もが感じていたことと思います。

それからしばらくして、例の60歳記念ライヴのDVDが出て、見ると確かにオールスター・キャストの一員としてDannyがステージで演奏しているのですね。
多分流動的だったAcoustic Warriorsのメンバーだったことがあるということではないかと思うのですが(Dan Hicksが初来日の時に同行したAcoustic WarriorsのメンバーとCDで出た時のメンバーは全く顔ぶれが違っていました)、その辺がCDや来日公演でしか情報の得られない日本のファンにとっては、もどかしい限りです。まあ、最近はネットの普及で、Dan Hicks & The Hot Licksのライヴがあれば、その都度ファンがリポートし、曲目やメンバーまで知らせてくれるので、便利になりました。

ちなみに、Danny Carronは、資料によると、John Lee Hooker、 Steely Dan、 Dr. John、Van Morrisonなど、そうそうたるミュージシャンたちと共演しているそうです。
何でMariaさんは、そうしたビッグ・ネームを挙げずに、あえてDan Hicksという知る人ぞ知るミュージシャンの名前を出したのでしょうか? 
やはりMaria Muldaurにとっては、Dan Hicksの存在が大きいから?

Maria Muldaurの子供向けのアルバムで、"Swingin' In The Rain"という作品がありましたが、そこでもDannyは参加。おまけにDan Hicksがゲスト・ヴォーカリストとして参加した曲もありました。

また、Danny本人のソロ・アルバムも2003年に発表されています。丁度Mariaの来日公演で販売されており購入できましたが、彼とは縁の深い故Charles Brownも参加した、趣味のいいアルバムでした。

Dannyのホームページは
http://www.dannycaron.com/# 

コメント(4)

やはり彼はAcoustic Warriorsのメンバーだったようです。
多くのロック・コンサートを聞くことができるストリーミング・サイトSugar Megs http://sugarmegs.org/ にアップロードされているいくつかのDan Hicks音源を聴いてみたところ、1986年12月のAcoustic Warriorsのショーで、彼がギタリストとして参加しておりました。

メンバー・クレジットはありませんが、そのときのセットリストです。
http://tela.sugarmegs.org/_asxtela/asxcards/danhicks1986-12-21.html
実際に聴いてみると、このショーのメンバー紹介で彼の名前が出てきました。

おそらくこのすぐ後にCharles Brownのバンドに参加したものと思われます。
本日から東京と大阪で行なわれるMaria Muldaur with Dan Hicksのライヴにギタリストとして同行します。上記のようにMariaとDan両方との共演歴がある彼だけに、そのサポートぶりも楽しみですね。
Maria Muldaur with Dan Hicksのショーを二日間堪能しました。
二人のパフォーマンスは勿論、Dannyを含むバンドの演奏も素晴らしかったです。

ロビーでは彼のセカンドアルバム「HOW SWEET IT IS」も売られており、早速購入して聴いてみました。
クレジットはありませんが、彼のサイトによると、2008年にリリースされたようです。
http://www.dannycaron.com/recordings.html
今回も故Charles Brownとのレコーディングが収録されている他、現在サポートしているBarbara Morrison、Robert Cray Bandで活躍しているJim Pugh、今回も一緒に来日しているJohn BurrやRuth Daviesも参加しており、これまでの彼の活動の集大成とも言うべき幅広い音楽性を見せてくれます。
既に新しいアルバムの録音も終わっており、間もなく発売されるということでした。

終演後彼からサインを貰いがてら少し話を聞くことが出来ました。
まずAcoustic Warriorsに在籍していた時期は、彼自身正確には憶えてはいませんが、おそらく1985〜86年ということでした。Charles Brownのバンドに参加(1987年から)する前だったことは間違いないそうです。
また彼の来日は今回が4回目で、初来日は1991年のJohnny Adamsのサポートだったとのこと。これは私も青山のスパイラル・ガーデンで見た記憶があります。
以降はMariaのPeggy Lee Tributeで2回、そして今回ということになります。

別の人から「最も好きなギタリストは?」と訊かれると、「居ない」という答が。ジャケットの1曲ごとの作曲者のクレジットを指しながら説明してくれたのですが、要するに色々な演奏者からの影響を受けてきているので、1人を特定することは出来ないという意味だと思います。
演奏家としての自分にはとても誇りを持っているようでした。
「そうした幅広いルーツを持ったあなただからこそ、マリアからメンバーとして選ばれているのですね」と向けると、
「でもエイモス・ギャレットにはとてもかなわない。He is incredible!」と絶賛。
このショーでは、Maria Muldaurのヒット曲"Midnight At The Oasis"のAmos Garrettによる有名なギター・ソロのフレーズをDannyがかなり忠実に再現していたのですが、それを聴いた後だっただけに、その言葉には重みを感じました。

そうそう忘れていました。
彼とJon ClearyとGeorge Porter Jr.がバックをつとめた生前のJohnny Adamsのライヴがビデオ収録されたそうなのですが、残念ながらリリースされずお蔵入りしているそうです。これは是非見たいですねぇ。

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