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Luchino Visconti コミュの皆さんのベスト1は?

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来年(2006年)、生誕100年&没後30年となるビスコンティ。
名作、秀作ばかりだけれど、あえて1本選ぶとすればどれでしょう。

『家族の肖像』も捨てがたいけど、私は『ベニスに死す』に1票。
かっては名画座を追いかけて、何度も繰り返し見ました。

映画には化粧をした男が三人登場します。
 映画冒頭の汽船内の老人、
 映画中盤の夜のテラスでのギター弾き、
 そして終幕のアッシェンバッハ。
滑稽と悲惨を体現するダーク・ボガード渾身のアッシェンバッハは、何度見ても圧倒されます。
白い消毒液を撒かれたベニスの街も、あれは一種の死化粧なのかな。

最近、DVDで見直して気がついたこと。
映画の冒頭でアッシェンバッハをベニスへ運ぶ汽船の名前は「エスメラルダ」。
アッシェンバッハの回想シーンで登場する少女(娼婦)の名前も「エスメラルダ」。
アッシェンバッハは結局、少女を抱かなかった(お金だけ置いてきた)けれど、少女の顔はタジオにそっくりでした。

コメント(117)

初めまして

ベストワンですか、正直難しいですが一番回数を見ているのは映画館やテレビDVD含めて「ルートヴィヒ」です。でも確かに作品としては「ベニスに死す」が一番ですね。

学生のときにヨーロッパ貧乏旅行をした時もノイヴァンシュタイン城やリンダーホフ城は行かなかったけど「リドの海岸」だけは行きました。何もない海岸だけどそこにいるだけで最高の気分でした!
はじめまして。 私もベニスに死すは好きですが、ベニスへは鉄道で行ってしまって、一度も海から(船で)行った事はありません。 海からのアプローチをめざします!
はじめまして。
個人的には「イノセント」が最高傑作だと思っています。
全てがとほほで泣けてきます。
それにしてもヴィスコテンィは駄作がほとんどないですね。
はじめまして、
自分の周りでは、ほとんど語られないヴィスコンティーを考える場があるとは、幸せな事です、いい物はいいですよね。私はむずかしいですが、ルードリィヒだと思います、演出力が監督の頂点に達してると思います、ヘルムートバーガーもあれで頂点で終ってしまったのだと思います。日本では黒澤明の三船敏郎のような感じではないでしょうか?またすばらしい監督がでてきて欲しいと思います。
はじめまして。
すごく悩んだのですけど、やはり「ベニスに死す」に1票です。
初めて映画館で観たとき、(確かデヴィッド・ボウイ主演の「ジャスト・ア・ジゴロ」と二本立てでした)どうしても2回観たくて、通算8時間以上座席に座っていたことを思い出します。ラストシーンの美しさは圧倒されますね。ヴィスコンティはトーマス・マンの「魔の山」の映画化も考えていたそうですが、実現していたら「ドイツ四部作」になっていたんでしょうね。観てみたかったです。
はじめまして、
個人的には「家族の肖像」が「ルードヴィッヒ」・「地獄に堕ちた勇者・・」と並んで最も思い入れがある作品でした。でも、今回「山猫」の完全修復版を見てからはやはり、山猫が最高峰でしょうか。
本当に素晴らしかったです。
まだ入りたてほやほやです。
僕は「ベニスに死す」に1票を入れます(見た映画すべての中で一番好きかもしれない…)。美少年に片思いを募らせ、焦がれ死ぬ初老の男という内容には、少しだけためらいつつ。ビヨルン・アンドレセン扮する少年タージオの美しさもさることながら、特に主人公役のダーク・ボガードがタージオを見つめるその顔の表情の変化の妙…。

映画とはまず、「見る」ものである。この映画ほど、「見ること」自体、つまり好きな対象を「見つめること」、美しいものに「見とれること」「仰ぎ見ること」そのものを主題にした映画はないのではないか?と思う。

また、今は亡き、かの淀川長治さんが、すべての映画の中で一番好きな映画に挙げていたことも、意を強くした次第です。それから、マーラーの交響曲5番の第4楽章だったか、弦楽器だけのオーケストラも!
はじめまして。
一番の作品を限定するのってなかなか難しいですよね。
どの作品も好きで、その中でも特に『家族の肖像』や『ベニスに死す』は思い入れがあって捨てがたかったんですが、あえて『熊座の淡き星影・・・』に1票を入れたいと思います。
ギリシア悲劇の「エレクトラ」をモチーフに姉弟の禁断の愛を描いた作品ですが、ラストの姉のサンドラと自殺する弟ジャンニの対照的な姿は、深く心に残っています。
「山猫」がベストだと思いますが、何だか、僕は「家族の肖像」が一番です。何度みたことか。。。というくらいっ!
なんと言われようが 自分にとってインプリンティングされてしまった「地獄に堕ちた勇者ども」がNo.1です。
その後観た ダーク・ボガードとシャーロット・ランプディングの「愛の嵐」にも はまりましたね。
ドイツの苦悩そのもの・・・
W杯でドイツを訪れたのですが、華やかなイヴェントの影で
人間の営みって・・・としみじみと思い出し感じ入りました。
「ルードヴィヒ」です。
エリザベートが、晩年のルートヴィヒのお城を訪ね、鏡の間を見て、笑い出すシーンが忘れられない。
映画館の大画面では、観客から「ホーッ」と思わずため息がもれるほどの豪華な空間・・。しかし、そこで舞踏会が開かれたことはついになかった・・。そのむなしさが、エリザベートの残酷なまでの哄笑で胸につきささります。
自分のおろかさがわかっているルートヴィヒは、エリザベートに会うことができない。
扉の向こうにとじこもり、泣き続ける・・。
ヴィスコンティは、自分の若き日の実らなかった恋の思いをあのシーンに重ね、昇華させたのでは・・。
ロミー・シュナイダーに似た人だったといいますから・・。
また、この映画は、日本人に「エリザベート」という魅力的な人物を紹介する機縁ともなったと思います。
今や、ミュージカルとして大人気のエリザベート、日本で大人気となったひそかな土壌を
この作品がもたらしていたののではと思います。
「ベニスに死す」の耽美的な世界に圧倒され、ベニスを初めて訪れた際にはマーラーのアダージェットが鳴り響いておりました。
最近(でも無いですが)では、「山猫」の完全版を見て世界観、人物像などなど一気に引き込まれました。今のところマイベストです。
始めまして!「地獄に堕ちた勇者ども」が好きです。特に、イングリット・チューリンが好きです!でも「ベニスに死す」も好きだし、「山猫」は、子供の時に、テレビで観て衝撃を受けたし、だって、シルバーナ・マンガーノも、クラウディア・カルディナーレも好きなんです!結局この3作品が好きって事で許して下さい(笑)全然、関係有りませんけど、若い頃のビスコンティって超ハンサムでびっくりですね!普通に美しい物を妥協出来ない気持ちが、よく解ります。
やはり総合的な完成度ではルードヴィッヒだと思います。 
映像も洗練されてるしスケールも大きいし。 
ゲルマン三部作はどれも好きですが 
ルードヴィッヒが一番です
はじめまして。
どの作品にも印象的なシーンや台詞があって心に残るのですが、僕は「イノセント」が一番好きです。
どこまでも純粋(バカ正直と言った方が良いでしょうか)な主人公が痛々しくてたまりません。ほんと痛すぎます。でもリアルに感じられてしょうがないのです・・・
はじめまして。
まだ、そんなに多くの作品は見ていませんが、私は「山猫」に一票を。終盤の絢爛豪華な舞踏会とサリーナ公爵の孤独の対比。そして、台頭する新勢力と滅びゆく者の美学が壮麗に描かれていると思います。
当時、ややマイナーな言語として習う人間など稀有だったイタリア語を勉強するきっかけとなったルキノ・ヴィスコンティの映画はすべて見ました。音楽の使いかたは「ベニスに死す」が最高だと思いますが、資本主義の痛烈な批判の下、ロリコン、ホモセクシュアル、近親相姦をストーリーに散りばめ、キワモノ的な女優たち(シルバーナマンガーノ、イングリッドチューリン大好きです)の起用でデカダンスを極めた「地獄に堕ちた勇者ども」がなんといっても一番です(ちなみに当時18歳)。
はじめまして。
以前は「ベニスに死す」でしたが、先日「夏の嵐」を久しぶりに観て考えが変わりました。「夏の嵐」オペラを観ているみたい。
シルバーナマンガーノ、「地獄....」には出てませんね。37年前の記憶ゆえお許しあれ〜。
というわけで、早速カキコ(^^ゞ
やはり「ドイツ三部作」や後期作品の人気が高いですが、私はあえて「ベリッシマ」に一票。ヴィスコンティの初期のミューズだったアンナ・マニャーニの肝っ玉母さんぶりが忘れられません。後は「イノセント」でしょうか?特に一度も裸にならないのに官能を振りまくジェニファー・オニールと、脱ぎまくっているのに清純さを保ち続けるラウラ・アントネッリという二大女優の間でほろほろとなすすべもなく自滅していくジャンカルロ・ジャンニーニの愚かさがたまらなく愛しく、また哀れに思いました。
ルートヴィッヒが昔は好きでしたが、歳とると何か勢いで作り上げたような気がして。

やはり遺作となった「イノセント」が完成度、心に訴える無常観では一番好きです。
やはり、最初に劇場で見た「イノセント」ですね。
無常観たっぷりで、でも、「思い出の夏」で薄幸の人妻を演じていたジェニファーオニールには驚きました。
後、本当はトーマスマン原作の「魔の山」やプルーストの「ソドムとゴモラ」が製作されていたらって残念に思いますね。
「ソドムとゴモラ」のシャリュルス男爵役には確か、マーロンブランドが内定していたように思いましたが。
本当に残念なことです。
はじめまして。
自分にとって思い出深いという点では、ヴィスコンティ初体験の「家族の肖像」とか、完全版を観たときの感動が捨てがたい「ルードヴィッヒ・神々の黄昏」なのですが、やはりトータルでの完成度からいうと「ベニスに死す」がベストになります。
「家族の肖像」です。
老教授にビスの思いがすべて込められていて、
バートとヘルムートが実に理想的に
演じていると思います。
いきづまるシーンの連続に恍惚とします。
あっというまにみおわる一品です。
ベニスに死す
です。中学生の時にテレビで観てから名画座やリバイバル上映、現在はDVDで…と何度観ているか数え切れません。 私の生涯のベストです。舞台になった ホテル・デ・バン に行った時は感激で涙たらーっ(汗)でした。 海岸から離れていたのには驚きましたが…。
「ベニスに死す」に一票です。
大学生の頃(決して適切な表現ではないかと思いますが)、同性愛とは何か?ということを私なりに理解しようとして見たのがきっかけです。最終的には理解したのかどうかは疑問ですが。

ただ、主人公のアシェンバッハが、自分自身の努力では得ることのできない美の対象としてタッジオに引き込まれていく姿には、切なさを感じずにはいられませんでした。
マーラーの主題曲は今でもお気に入りで、私はろくに弾けないのですがピアノバージョンの楽譜も買いました。

私にとってはこの映画はベスト3の中の一作品です。
「家族の肖像」です。ヘルムート、そしてシルヴァーナ・マンガーノがいいグッド(上向き矢印)
すっごいベスト1を決めるのは、むずかしい!!!
ルードウィッヒかなぁ。ヘルムートの朽ち方がいい。
う〜ん確かに、「イノセント」のジャンニーニも捨てがたい。
「神々の黄昏」に一票です。
でも「夏の嵐」「山猫」もどうも忘れられません。
私は「山猫」に一票です。若きアラン・ドロンとクラウディア・カルディナーレのギラギラした目の力と老公爵を演じるバート・ランカスターの対比が見事すぎです。

 大昔の池袋の名画座のスクリーンで大舞踏会シーンを見たときの感動は忘れられません。今、思い出しましたが、ニーノ・ロータの音楽も最高です。

 今月の22日から渋谷のBunkamura ル・シネマで「山猫」「ルートヴィヒ」「イノセント」を連続上映するみたいなんで、楽しみです。自宅でDVD見るのと、でかいスクリーンで見るのでは「山猫」なんかはかなり違うんじゃないかなぁ。

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