みずねことサンサーラの怪物たちコミュのカニ系：ヤドカリヒドラ／たらばがに／じんめんがに　

【ヤドカリヒドラ】
アクパーラ大陸南東部湿地帯に出現する、ヤドカリに似ているが脚が触手という奇怪なモンスター。名には無いが毒を持つ。

元ネタは巻き貝に付着することで、広域に移動する能力を得た「カイウミヒドラ」のことだと思われる。
貝が死亡した後も、残った貝殻を使うヤドカリと共生する。
巻き貝およびヤドカリは、ヒドラの刺胞で弱った小動物をエサにすることができるのだ。

【たらばがに】
カニ缶にハサミと脚がついたカニモンスター。高級な食材だけあって食べたときの回復値も大きい。２にも同じ姿で登場。

タラバガニとは鱈（タラ）が獲れる漁場、鱈場で漁獲できるカニという意味である。
カニと名はつくが、実際はヤドカリやヤシガニなどの近縁種で、脚の数が真のカニであるズワイガニが４対なのに対し、３対しか無い。
そんなこととは関係なく、鍋の季節には欠かせない食材となっている。

タラバガニの身をゆでてつくられた缶詰は、お中元やお歳暮でもらえると嬉しい！

【じんめんがに】
胸部に不気味な顔のあるカニモンスター。不気味な外見をしているが、まあまあ金になる。人面犬とは異なるもの。

２にも同様の姿で登場し、少々大味ながら「たらばがに」の代用品としてプリー地方の「はらたま」名物、「じんめんがにそば」なる蕎麦のネタとなる。

人面蟹に近いものとしては、壇ノ浦で滅亡した平家の怨念が甲羅に取り憑いたため顔が浮かんだというヘイケガニ、それよりも大型のキメンガニが存在する。