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モームコミュのモームの体験

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モームの中で一番好きなのはどの作品でしょうか。
私の場合はありきたりですが『月と六ペンス』です。
この本は強烈な印象を残してくれました。
『カラマーゾフの兄弟』も同じように凄まじいものがありましたが、
『月と六ペンス』は全く違う種類のものでした。
『カラマーゾフ〜』を読んでいる時、私は当時のロシアを歩いていて、アリョーシャと同一の体験をしたような感覚を持ちましたが、
『月と六ペンス』はもっと私生活まで影響を及ぼしてきました。
そもそもあまり約束破棄をしない性質なのですが、この本を読み終えた後の数日は無断で全てをキャンセルしてしまいました。
若かった私はストリックランドの生き方を無視できずに、そのまま飲み込もうとしていたのかもしれません。
皆様にもこのような体験はございませんでしょうか。

コメント(29)

最近『月と六ペンス』を読みました。岩波文庫から出た行方氏による新訳です。
読み始めたらはまりまくってイッキ読みしてしまいましたよ。

ストリックランド、ストルーブ両者ともあり得ないような極端なキャラクターですよね。ゴーギャンをモデルにしたというストリックランドですが、その性格や行動は作者による創作の部分が大きいそうです。私にはこの二人は芸術家を電気分解して得られる二要素のように思われました。極端な対照を成す二要素ですが、この二つのキャラクターを対置する事によって芸術家という存在が浮かび上がってくる、という読み方をしましたね。
書き込みありがとうございます。

先月出た岩波の新訳ですね。
おっしゃる通り、冷静に考えればあり得ないようなキャラクターですね。
ご指摘受けるまで、ずっと私はあり得るキャラクターだと思っていました。
私も『月と六ペンス』を読んでからゴーギャンの生涯を調べましたが、
あまりストリックランドに似ていませんね。

読み方ですが、モームは自分に存在する端的な二人を登場させたと私は読みました。
もしかしたら同じ読み方なのかもしれません。
ぼくは「人間の絆」です

その頃付き合っていた女性と色々問題があり、恥ずかしい話ですが、そのこと以外他に何も考えられなくなっていました。そんな時にふと出会ったのが「人間の絆」でして、それこそ後頭部をガーンと殴られたような衝撃を受けました。今となってはストーリーの細部は覚えていないのですが、確か「人生に意味はない」というような言葉があり、そのことばにすごく感銘を受け、救済された記憶があります

ぼくは「月と六ペンス」と「人間の絆」しか読んでいないので何かお薦めの本がありましたら紹介していただけないでしょうか?
モームのシニカルな語り口には不思議な癒し効果があります。
『人間の絆』読了しました。
『月と六ペンス』の後に読んだのですが、フィリップのミルドレッドとの関係の部分はストルーブとかなり重なる部分があるんですね。
私が初めて読んだのは「アシェンデン」でした。
皮肉っぽい書き方が面白かったです。
その後「人間の絆」を読んだら、あっと言う間に読めて自分でもびっくりしました。
ちくま文庫から出ている短編集が好きですね。
こちらにも月と六ペンスへの強い思いを書きました。
http://stopandgo.blog44.fc2.com/blog-entry-4.html

最近、新聞で読んだのですが、モームの愛用していたE&Oホテルが営業を再開し、
賑わっているとのことです。

数年前にペナン島へ行った時、たまたまE&Oホテルを発見しました。
残念ながら改装中でしたが、その代わりに廃墟となったホテルを
モームに思いを馳せながら自由に歩くことができました。

廃墟中からは遠くに真っ青な海が見えて、
これがモームの見ていた海なのかと感動しました。

いつの日か、E&Oホテルに泊まりたいものです。
わたしは、「赤毛」が好きです。
時間の経過の前には美しさも醜さもそう大した差はないのだといきなり思い知らされる結末。なんともシニカルなのです。
なのに読了後、じわじわと効いてくるのは当事者ではない主人公の憧憬の思い。それで何故か甘美な小説だったような気がしてしまう。

モームという作家の真価は長編にあるのかもしれませんが、何度も読んできた一編ということで。
私も『月と六ペンス』『人間の絆』『雨・赤毛』は結構印象に残ってますが、特に「赤毛」っていうのはなんとも言いようの無い空虚な読後感が残りました。

「かつて一日たりとも逢わずにはおれなかった人が、今はもう会わずとも平気、という現実。愛の悲劇は憎しみでも悲しみでもない。愛の悲劇とは無関心なのだ。」とかいう言葉がありますが、まさにその愛の悲劇を淡々と書いてる感じがします。

昔お互い激しく求め合ったはずの若く美しい二人と、今はもう互いに無関心(どころかお互いに再開に気づいているのかすらわからない)のすっかり醜く衰えてしまった二人の対比がまたくっきりとその残酷さを際立たせています。

サキほど前面に押し出してはいませんがニヒリストですね。
はじめまして。
私とモームの出会いは高校生のころです。
姉の書棚にモームの本「人間の絆」「月と六ペンス」
等が並んでいたのが最初です。
でも当時何故か手がでなかったです。
今になって短編集「雨」を読んでみて最後の
どんでん返しの素晴らしさに快哉をあげました。
最近、初の邦訳「回転木馬」がでたらしいので、
こちらも読んでみたいと思っています。
はじめまして。
学生の頃モームを読みあさりました。その頃新潮文庫には数冊しかなく、ちくま文庫からモーム・コレクションが出たのをうれしく思ったものです。
わたしはモームの太平洋ものが好きですが、中でも『淵』が好きです。読み終わった後の後味はかなり悪いですが、人間の光と陰が極端なくらい描かれていて、さすがモームとこの作品は特に思いました。
はじめまして。
私はモームはそれほど読んでいませんが、『人間の絆』が一番好きです。
あと高校生のとき英語の授業で読んだ“Mayhew”というのも思い出深いです。
はじめまして。

縁あって「日本モーム協会」を手伝っている者です。ある事情からこの年(35歳)になるまで「モーム断ち」をしてまして。やっと解禁したと思ったらすっかりはまってしまいました。

まだ数冊しか読んでないので、どの作品が好きかなんてことは書けませんが、とりあえずこれまで読んだ作品は全部好き、と言っておきます。

心の底から「面白かった!」といえる文学作品が少なくなった今、モームの価値は再び上がってきているのだと思います。

コミュでオフ会の代わりに皆さんも「モーム協会」に入って下さいね〜その後でゆっくりオフ会しましょ(って新入りの言うことじゃないですね。Jさんすみません)。
はじめまして。

縁あって「日本モーム協会」を手伝っている者です。ある事情からこの年(35歳)になるまで「モーム断ち」をしてまして。やっと解禁したと思ったらすっかりはまってしまいました。

まだ数冊しか読んでないので、どの作品が好きかなんてことは書けませんが、とりあえずこれまで読んだ作品は全部好き、と言っておきます。

心の底から「面白かった!」といえる文学作品が少なくなった今、モームの価値は再び上がってきているのだと思います。

コミュでオフ会の代わりに皆さんも「モーム協会」に入って下さいね〜その後でゆっくりオフ会しましょ(って新入りの言うことじゃないですね。Jさんすみません)。
ちくま文庫の「かみそりの刃」もかなり面白いですよ♪
新潮文庫の「お菓子と麦酒」もいいし!

というかモームの作品はみんな好きなんですけど!(笑)
>satokichiさん

これから『お菓子と麦酒』を読みます。『かみそりの刃』はその後。これで本当に読んでないことがバレバレですね(笑)

今は全集の『ひとめぐり・おえら方』を読んでいます。小説はもちろんですがモームの戯曲に興味があるのです。当時のロンドンを席捲した劇ですからね。
私は、「月と六ペンス」が好きです。

大学の時に読み、
強い感銘をうけました。

Jさんと同じかどうかわかりませんが
読後、軽い脱力感に見舞われたことを覚えています。

モームは、一通り読んだ(近くの本屋にあるものだけ)記憶があるのですが、コミュニティの皆さんのご意見を参考に
もう一度読み直そうと考えています。
一番衝撃を受けたのが、「月と六ペンス」。
一番愛着があるのが、「人間の絆」。
一番考えさせられたのが「かみそりの刃」。
<のざるさん
  私もその意見に大賛成です。
  若い頃いろんな本を読みまくり一番気にいったのが
  モームでした。引越しするときにほとんどの本を
  整理してしまったのが悔やまれます。
  南太平洋シリーズも皮肉な人間観が出ていて
  好きでした。
<ディースさん
  賛成してもらえてうれしいです。
  南太平洋シリーズやコスモポリタンの小気味のいい文章も大好き。
  つい読みたくなって、途中で放り出していた「サミング・アップ」を取り出しました。そうそう、「いや」なことを率直に「いや」と言えるところが、いいですね。
 モームの作品で手に入るものはだいたい読みました。代表作の『人間の絆』や『月と六ペンス』は確かにいい作品ですが、個人的には味わい深い『回転木馬』と『剃刀の刃』が、代表作2作より断然好きです。『回転木馬』は登場人物が多すぎるなど、構成上の問題があるようです。文学について専門的なことは私には分かりませんが、そのような欠点を補って余りある面白さがあります。後者2作の魅力は、ストーリーを自分自身の人生に引き付けて読むことができるということに尽きます。殆どの一般的読者は医師でも、画家でもない、ごく普通の庶民なわけで、実際の人生に即して文学作品を読むとなると、卑近さを感じる作品の方がより感動を得られるし、人生を考える材料になると思うのです。
 自分が年をとったという証左かもしれませんが。
ストリックランドという名前は

ストリクト=厳格
ランダム=でたらめ

という合成語だと思いました
ストリクトな生活を送っていたゴーギャンが
ランダムな生活へと転換する
それは元々彼の中にあったランダムさなんですね

サマセット・モームは

1剃刀の刃
2お菓子と麦酒
3人間の絆
4月と六ペンス
5雨・赤毛
がよいですね

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