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生き残れ。〜災害に備えよう〜コミュの【想定02】地震・一戸建て

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この物語は、様々な災害に直面し、最悪の結果になって
しまった状況を想定したフィクションです。
登場人物は、災害の危機に対して、何か「正しくない」行動を
取ってしまっています。
どのように準備や行動をすれば災害から生き残れる可能性が
生まれたかを考えてみたいと思います。
何か気付かれましたら、コメントをお願いします。

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【想定02】
20××年 12月19日 午後6時18分
東京都北区某所
木造モルタル造2階建て(1980年建築)
田上康子 32歳 主婦

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日が落ちてから、北風が強くなって来た。康子は家中の
雨戸を閉めて回ると、台所に戻った。今日の夕食は小学校
2年生になる上の娘、梨奈のたってのリクエストで鶏の水炊き
だった。女の子のくせに父親の精一とそっくりな、なんだか
酒飲みが好みそうな献立が大好きな梨奈のことを考え、
康子は少し呆れたように微笑んだ。精一からは、今日も遅くなる
から食事は済ませて来ると電話が入っていた。

踏み台に乗って流しの上の天袋から土鍋を取り出した康子は、
隣の居間でテレビアニメに熱中している梨奈に声をかけた。
「ごはんの前に宿題やっちゃいなさいよ!」
返事がない。
「ちょっと梨奈、聞いてるの!」
「はーい」
梨奈はしぶしぶ立ち上がると、子供部屋へ行った。居間では
下の息子、幼稚園の年長組に通っている久志が、康子の声など
全く聞こえないくらい、相変わらずアニメに没頭している。

ガスコンロにかけた土鍋の湯が煮立ち、そろそろ具を
入れようと思った時だった。はるか地の底から湧き上がって
来るような、不気味な地鳴りに康子は凍りついた。
「なに、これ?」
そう思った瞬間、最初の衝撃が下からズシンと突き上げて来た。
家全体がギシっと激しくきしみ、ゴムボールの様に跳ね上がった
ように思えた。
地震!とにかく火を消さなければ。康子の頭の中はそれだけで
一杯になった。ガスコンロへのほんの3歩を踏み出そうとするが、
続けざまに突き上げて来る縦揺れにバランスを崩され、流しに
手をついて堪えた。数秒後、突然揺れが収まり、静寂が訪れた。
居間からわずかに聞こえてくるテレビの音で我に返った康子は
叫んだ。
「久志!梨奈!大丈夫?早く逃げなさい!」
返事は聞こえなかった。まず火を消してから助けに行こうと
思いコンロに手を伸ばした時、爆発的な横揺れが襲ってきた。
康子は一瞬でバランスを崩して流しに腰から叩きつけられ、
跳ね返って台所の床に転がった。

子供を助けに行かなければ。すぐに立ち上がろうとするが、
床に手を着いて上体を起こすだけで精一杯だった。天袋の
扉が開いて、普段は使わない鍋や大皿がぶちまけられ、
床に落ちて砕け散った。大皿の一枚が肩に当たり、康子は
激痛に呻いた。そこへコンロの上でひっくり返った土鍋から、
熱湯が康子の腰に降りかかった。一瞬なにも感じなかったが、
次の瞬間刺すような激痛が襲い掛かり、痛みと恐怖で
康子が絶叫したとき、照明が消えた。

子供部屋では、梨奈が最初の揺れ始めとほとんど同時に、
学校の避難訓練の通りに勉強机の下に潜り込んでいた。
横揺れが始まってすぐに机の後ろに置いた本棚が机に倒れ
掛かり、机の下から身動きができなくなった。
狭い机の下で、頭を抱えて猛烈な揺れに耐えていたが、
暗闇の中で梨奈の耳は、床下で太い柱が折れ曲がるメリメリ
という音を捉えていた。

居間にいた久志は最初の揺れで立ち上がろうとしたが、
すぐに足を取られて転がった。そのまま立ち上がれずに
うつ伏せで床に張り付いていた。おかあさんと叫ぼうと
思ったが、声が出ない。縦揺れが一瞬収まった後、猛烈な
横揺れが始まると、久志の上に木製の整理たんすが倒れてきて、
小さな身体を押しつぶした。久志は背中を強く圧迫されて息が
できなくなり、肋骨も数本折れた。

揺れ始めてから15秒後、最大の地震波が到達したとき、
家の柱と土台の結合部分のほぞ組みが数箇所で破断し、
次いで梁と柱のほぞ組みも何箇所かで切れた。一階部分が
大きなガラス戸がある南側へ向かって歪んで行き、そのまま
二階部分の重さに押し潰されるように倒壊した。

揺れ始めから2分ほど経ち、辺りは不気味な静寂に包まれたが、
すぐに倒壊を免れた家から、住民が真っ暗な路上に出てきた。
明かりは数人が手にしている懐中電灯だけだ。倒壊した家に
外から声をかけるが、どの家もほとんど返事が無い。

康子は重度の熱傷と潰れた天井材が背中を直撃し、息はある
ものの意識を失っていた。久志はたんすの下敷きになった上に
さらに倒壊した梁の重量も加わり、すでに事切れていた。
梨奈は机の下で無傷だったが、倒壊した天井裏からの大量の
埃を吸って喉をやられ、外からの呼びかけに応えたくても
声が出なかった。でも、こうしていれば、きっとお母さんが
助けに来てくれる。梨奈はそう信じて、気を失いそうな恐怖と
心細さに耐えていたが、しばらくすると暗闇の中から焦げ臭い
臭いが漂って来るのを感じた。そしてその臭いはどんどん強く
なって行った。

家の外には近所の住民が集まってきていた。
「田上さんちから火が出てる!」
倒壊した一階部分の奥から最初の黒煙が立ち上ったが、
断水していて消火栓も使えず、消防車がすぐに駆けつける
可能性は全くと言うほど無かった。何人かが家に備え付けの
消火器を持ってきて噴射したが、火元が倒壊部分の奥なので、
火勢を弱めることはまったくできない。乾燥した木材は北風に
煽られて一気に燃え広がり、数分で家屋全体が火に包まれた。
近所の住民は延焼を防ぐ手立てもなく、ただ見守っている
しかできなかった。

そして猛烈な火炎の輻射熱に後ずさりし始めた時、何人かは
炎の中から女の子の悲鳴が聞こえたような気がした。

コメント(13)

>せつこさん

完璧です。すばらしい。まさにその通り。私がこの話に織り込んだのは、
■家屋が旧耐震基準建築で、耐震補強がされていない。
■居間や子供部屋などの家具が固定されていない。
■台所の天袋に鍋や大皿が入っていて、扉のロックもない。
■すぐに火を消せる状態ではなかったのに、無理に消そうとした。
という「間違い」です。

正直、これを書いているときが一番「嫌な気持ち」になりました。こんなに
えげつなく書いて良いのか、とも思いましたけど、できるだけリアルを直視
してもらいたくて、敢えて書きました。読んだ人に「嫌な気持ち」になって
もらい、その気持ちを減災行動へ繋げていただければと。

ラストシーンはとても悲惨なことになりますが、これは倒壊家屋内から発生
した火災は、外部からの初期消火がほぼ不可能であるという、阪神淡路
大震災の時も指摘された事実を織り込みました。
耐震補強がしてあれば、完全に倒壊せずに消火が可能だったか、または外部
からの救助ができたかもしれないのです。
考えてみたら、こういう状況になりそうで、恐ろしい話ですね・・・たらーっ(汗)
私も、自分の家の状況がこれに近いので、これについて考えてみます(*´・ω・)。

まずは火を止めにいかない・・・
これは、沸騰した鍋のお湯があるので、揺れたらすぐに被りそうで危険ですよね。
コンロの火は、今はコンロって自然消火装置?があるんですよね?
だから無理に止めにいかなくても良い、と聞いた事があります・・・。

次に戸棚の天袋には、扉をロックする器具(名前を失念たらーっ(汗))をとりつけておく。
(今私の家では取り付けてあります。)
しかし、取り付けてなかった場合の安全の確保は、やはり、上から落下物が来るのが想定される場所から少しでも離れる、といったところでしょうか・・・。

子供部屋の梨奈ちゃんは、学校で教わったとおり、机の下にもぐってしまった。
部屋の本棚などは前から固定器具で固定されていれば、机の下に潜ってもまた出られたけれど、
そうでなければ閉じ込められる可能性は高いのですよね。
もし、梨奈ちゃんが最初の揺れの時、周りに倒れるものがない場所(例えば廊下?など)
に出ていたら、助かる確率はあったかも・・・
あとは、すぐ手が伸ばせる場所などに、「エマージェンシーホイッスル」のような、少しの息で音が出せるような笛を置いて置けたらベストだったかな・・・


・・・と、ここまで考えて見ましたが、「ここを前からこうしてあれば・・・」的なことは
思いつきますが、何も対策をしていない状態で、どうやって安全の確保を図るか、が
ものすごく難しいということに気付きました(汗

ただ、最初の揺れのすぐ後に、すぐ安全な場所や外部へ避難できていれば・・・ということだけが、生死の境目な気がしました。

>ふぅふぅさん

この状況は決して大袈裟ではなく、阪神淡路大震災の時などは似たような
状況があちこちで起きました。仮に火災が出なくても、救助器具が無かった
せいで、周辺住民によって救出できない人が多数出ました。
用意すべき救助器具についても、別に述べようと思っています。

大震災時に、消防や警察の救助はあてにできません。阪神では、倒壊家屋
などに「生き埋め」になった人の80%が近隣住民に救助されたのですが、
あとの20%は気付かれなかったか、住民の手には全く負えなかったのです。
そんな「助けられない人」にならないためにも、救助用具の備えが必要だと
思います。自分が助かっても、精神的ダメージは相当大きいものがあります。

実際に震度6強以上の大規模地震が発生すると、普通は立っていられません。
四つんばいになることも難しいのです。これは私も実際に起震車で経験
しました。ですから、揺れている最中にどこかへ移動することは困難だと
思わなければいけません。だから、梨奈ちゃんの行動は、基本的には
正しいのです。しかし本棚の固定をしていなかったために、脱出経路を
失くしてしまいました。

田上家の状況を考えて、揺れたらすぐ廊下に出よう、安全な庭などがあるなら、
久志を連れて庭へ出よう、という打ち合わせが出来ていたら、また状況は
違っていたかもしれません。
さらに、ホイッスルが手元にあれば、より早く存在を知らせることが出来た
でしょうね。フィクションながら、本当に残念な結果です。
後悔先に立たずというのを、書いた本人ながら痛感します。


それぞれの置かれた状況で実際にシミュレーションしてみると、何が出来るか、
何が出来ないかがわかってきます。そしてその状況は、対策を行うことで
改善できるのです。いざという時は、だれでも頭が真っ白になるでしょう。
その時、普段からの準備と行動計画の有無が、生死を分ける境目になるかも
しれません。
>せつこさん

我ながら、何度読み返しても嫌な気分です。
でもこれは実際に起き得るし、古い家が倒壊して脱出不能になり、そのまま
火災にやられたり、梁などに挟まれて救出できず、ゆっくりと死亡したという
例は多数あります。

平成12年の新耐震基準を適用した建物は、仮に倒壊しても、生存空間が
全くなくなるほど「ぺしゃんこ」になる可能性は低いです。実際、
壁にヒビが入ったり、傾いたりする事があっても、倒壊の危険は少ないでしょう。
それより、一番危険なのはやはり家具類の転倒やガラスの飛散やピアノや
テレビなど重量物の移動です。それらの対策は進められているようですので、
さらに対策に穴が無いか、考えてみてください。

余談ながら、私は阪神淡路大震災の時、名古屋に住んでいました。
早朝襲った地震は、名古屋では危険を感じるほどの揺れではありません
でしたが、恐ろしく早い周期の、振り回されるような震動でした。
「これは震源近くではヤバイな」と思ったのを覚えています。でも、あれほどの
大災害になるとは想像もしていませんでしたが。
当コミュでいちばん嫌な想定を、敢えて上げておきます。正しい準備をすること、こんなことが実際に起きませんようにと言う祈りを込めて。
>8 せつこさん

お久しぶりです。今は九州ですか。私も一時博多や小倉周辺への出張が多かった時期があります。日田彦山線に乗るのが楽しみで。門司港界隈も大好きで何度も行きましたよ。九州鉄道記念館は3回行ったかな(笑)

福岡県西方沖地震の1ヶ月後くらいにも行きましたが、港湾部などにまだかなりダメージが残っていましたね。

引越し先でまず災害対策、すばらしいですね。土地勘の無い場所だからこそ、いざという時のために情報が必要です。東日本大震災以降、日本周辺のどこで大地震が誘発されてもおかしくない状況ですし。

確かに生まれてこの方遭ったことの無いような災害に備えよと言っても、なかなか現実感がありません。今震災の映像を見ても、それが自分の街でも起きると本気でイメージできる人は、あまり多くは無いと思います。

ただ、「その時」には備えの有無がそのまま「生き残る」確率につながります。こう言ってはなんですが、周りを説得するより、まず自分の備えを固めれば良いと思います。その姿を「心配しすぎだ」と冷笑する人もいるかもしれません。一方で「うちもやっておこう」と思う人も必ずいるはずです。

「備えあれば、憂い少なし」(無し、と言い切れないので)を、愚直なまでに地で行く必要があると思います。
てばさん、初めまして。
木造戸建てに住んでいるので、ちょっと覗いてみました。
3/11、私は出勤していて家にはいませんでしたが、、、てばさんが思い描いていらっしゃる描写が、あの日とそっくりでビックリしました。あの日、地震後すぐに帰宅させていただきました。帰宅し、台所のある2階へ。。。。。。
食器棚や冷蔵庫、、扉という扉は全て開いていてすべての食器類は全滅でした。
すさまじい光景で、今でも思い出すと脈があがります。
木造の1階は押しつぶされると聞きますが、、、非常食や、防災グッズなど逃げやすいように1階においてあるのですが、、、2階においておいたほうがよろしいと思いますか? 火事は恐いですね、、、いくら自分の家から火はでなくても隣近所からのもらい火の可能性は大ですから。。。消化器もってないので、用意必要ですね

いつまた地震がくるかわからない今、、、何から手をつけていいのか気持ちがあせるばかりでわかりません。
>10 紫さん

私がこれを書いた時は、とにかく今まで得た災害に関する知識を総動員して、その時何が起こるかを映画のようにイメージし、そこから文章を起こしています。徹底的にリアルに、というつもりで書いていますが、それが現実に起こってしまうと、なんだか気が重くなります。

【想定05 津波・漁港付近】などは、このくらいが「最悪」だなと思っていた私のイメージを超える現実を目の当たりにさせられ、なんともやり切れないです。

しかし、このように現実に起きることを正確にイメージすることが災害対策の第一歩、という考えでやっています。何が起きるかわからなければ、正しい対策はできませんから。


さておき、非常持ち出しをどこに置いておくか。これはとても大切な問題で、当コミュでも何度も話題になっています。そして、何度考えても良い問題でもあります。

もしmお住いの家が耐震強度が低くて、震度6クラスで倒壊の恐れがある場合は、二階に置いておく方がベターでしょう。そのような家の場合、寝室を二階にしたり、一階の場合は耐震ベッドや耐震フレームで、倒壊時の生存空間を確保できるような対策が望まれます。

それ以前に、建物全体の耐震補強ができれば、より良いのは言うまでもありません。


お住いの家が1981年以降の新耐震基準建物、またはさらに新しい平成12年以降の現行耐震基準建物であれば、一階部分が完全にぺしゃんこになるように倒壊する可能性は小さくなります。その場合には、非常持ち出しは玄関に置いておく事をお勧めします。玄関は壁や柱が集中していて完全倒壊しずらく、外部からのアクセスもしやすいからです。

理想的には、避難初動、つまり最初に家から脱出するときに非常持ち出しリュックなどを持って出たいですが、実際にはかなり困難であることが、阪神・淡路大震災の教訓としてあります。多くの場合、一度屋外に避難してから、必要物資を取りに戻ることになりますので、その時に持ち出しやすい玄関に置いておくことをお勧めしています。

しかし大きなリュックなどが置いてあると美観も損ねる、という問題も過去に出ました。確かにおしゃれじゃありません。そこで、下駄箱の中に専用スペースを確保して納めてしまうとか。

【雑談部屋】トピの260〜267番記事に、少し飛び飛びですが、メンバーさんの収納アイデアがアップされています是非ご覧ください。


戸棚などの扉の開放防止はもうされましたか?家具の固定と、戸棚の開放防止が、家の中で一番効果的な地震対策です。消火器は、ホームセンターで売っているスプレータイプのものを2本ほど、台所に置いておくと良いでしょう。大型の消火器も、用意できればもちろん欲しいところですが、すぐ手にとって噴射できるスプレータイプから用意してください。一本800円しません。

地震災害から「生き残る」方法を纏めた【震災から得られた教訓より】トピも、是非ご覧ください。
ひとつひとつ、焦らずに準備をしていきましょう。
てばさん こんばんは。
こちらのストーリーを読んでゾッとし、家具転倒防止のグッズを購入いたしました(><)

避難グッズの事ばかり考えてましたが、まずはその時に生き残る備えが必要なのですね。

うちも一歳の息子と二人 家で過ごす時間が多いので‥ 今のままじゃ息子も守れないなと気付かされました。
>12 露草さん

非常にいやな結末となるストーリーですが、現実に起こりうる恐怖を感じていただきたくて、敢えて書きました。このようなことは、過去に何度も繰り返されてきた現実なのです。阪神・淡路大震災ではもちろん、東日本大震災では、このような状態で脱出不能のまま、津波に呑まれたひとがどれだけいるか。

その数は永遠にわかりませんが、千人単位の数であったことは間違い無いでしょう。その犠牲者たちの恐怖と無念に満ちた「声無き声」を聞き取り、次の犠牲者をできるだけ減らせるように対策することが、生きている我々の責務だと考えます。

避難するまえに、まず生き残り、脱出できなければ話になりません。このコミュのタイトル「生き残れ。」は、そういうことなのです。

具体的な方法や疑問などは、なんでもご遠慮なく【相談コーナー】トピでお待ちしています。

「都市防災を考える」トピの53、54番に、関連記事をアップしてありますので、是非ご覧ください。

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