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 雑種コミュの子孫を残せぬ理由

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いわゆる「種間雑種」として生まれた動物・植物は、生殖能力を持たないものがほとんどです。
精子や生殖器の問題ではなく、染色体不分離を起こすようです。

ただ、ライオンとヒョウの種間雑種「レオポン」は、
生殖能力があったのではないか、と考えられていますし、
一部のラバ(ウマとロバの種間雑種)は、子どもを産むようです。

それ以前に、トラとライオンの種間雑種(「タイゴン」「ライガー」)は、
体が弱く、大人になるまで成長できないケースがほとんどで、
そのような雑種を人工的に作り出すのは道徳的に問題がある、として
現在ではそのような交配に取り組む人はいません。


ただ、なぜレオポンを作った日本がそのまま繁殖させなかった(できなかった?)のは
謎。

コメント(2)

例えばヒトとサルの場合

性交によらない特殊な条件下でなら受精までは可能かもしれません。しかし・・・・・・

ヒトの染色体数=46(+性染色体2)本
ヒトに最も近いサルである類人猿(ゴリラ・チンパンジー・オランウータン)の染色体数=48(+性染色体2)本
染色体数が違うので、正常な発生はできません。卵割しない→ヒト/類人猿の雑種はできません。

イヌ...犬種が多くあるだけで、種としては一つです。セントバーナードであれチワワであれ、イヌの染色体数=78(+性染色体2)本。
体格の違いという物理的な壁を克服して性交ができれば、どんな雑種であろうとできますよ。

この他に、染色体数が違うにも関わらず例外的に雑種のできるものはあります。
ラバ(雄ロバ×雌ウマ)
ケッティ(雄ウマ×雌ロバ)
ゼブロース(雄シマウマ×雌ウマ)
ホーブラ(雄ウマ×雌シマウマ)
ジンキー(雄シマウマ×雌ロバ)
ゼブロイド(雄ロバ×雌シマウマ)
レオポン(雄ヒョウ×雌ライオン)
ライガー(雄ライオン×雌トラ)
タイゴン(雄トラ×雌ライオン)
これらは一代雑種で繁殖能力が極めて低いかありません。
どうしてウマとロバを掛け合わせたラバやライオンとヒョウを掛け合わせたレオポン...

どうしてウマとロバを掛け合わせたラバやライオンとヒョウを掛け合わせたレオポンなど異種同士から生まれた動物は生殖能力がないのか





それぞれの種によって染色体の数が違います。そして染色体は必ず対になっています。例えばヒトでは23対で46本です。それぞれ2本は同じ長さで、相同染色体といいます。

卵や精子を作る時、減数分裂をします。ですから卵も精子も本来の半分の染色体数です。これが受精してもとの数になります。ところが、違う種を交配した場合、ウマとロバのように近縁種では染色体も大変似ていますので、対になる染色体があります。それでとりあえずラバという子どもはできます。

しかし染色体の数が違うため、次の卵や精子を作る減数分裂時にあぶれる染色体があり、うまく減数分裂してくれないのです。あぶれた染色体により他の染色体も行儀良く並べないのです。その結果、卵や精子ができないのです。非常に近縁な種同士では染色体数も同じで、長さもほとんど変わらず、減数分裂できることがあります。これは品種と種の中間的なものです。

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