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††個性化王国?††コミュの個性化王国?【15】

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「あんたこの国入って直ぐにぶっ倒れたね。皆で運んだね。感謝するね。」

マリは残りのリンゴにかじり付きながら言った。

あぁ…そういえば…

と、頭をかきながら照れる汰瀧。

「あ…ありがとうございます」

「私じゃないね。町の皆ね。この私が出来る訳ないね。」

「あ、はぃ…。でも…何で猫なんかに…?」

そう汰瀧が言った途端頬に激しい痛みを覚え、押さえ込んだ。

そっと手のひらを見ると、血が流れ込んでいる。

「痛いじゃないスかぁ!!」

汰瀧はマリに向かって叫んだ。

そう、マリが素早く引っかいたのだ。

「猫な・ん・かって言うからね。猫を小馬鹿にしたら許さないね。」

汰瀧は再びすいません。と謝った。

でも‘なんで俺、こいつに敬語使ってんだ?飛鳥さんの妹なら俺より年下の筈…。

という素朴な疑問を浮上させつつ汰瀧は頭を下げ続けた。

「あ、で、あんた、何か用があってこの国来たんじゃないね?」

!そうだ、情報を得るんだ!!‘ガッキ’の!汰瀧はすっかり本来の目的を忘れていた。

「あの、‘ガッキ’の行方を知りませんか?」

そう言った途端再びひっかかれた。

「ったァー――!!何すんでょォ!?」

「あんた、人の話聞いてないね。私、ガッキの番人ね。ガッキの行方くらい知ってるね。ってかあんた馬鹿ね。」

…ムカ―――ッ。。
汰瀧は切れた。

「てめぇ!二度と無駄口たたけなぬよぅにしてやるぅ」

汰瀧はマリの首根っこをつかんで窓の外へ投げようとした。(ヲイ!)

その時、ドアが開いて舞月が入って来た。

舞月はその光景を見て、手に持っていたタクトとガッキの入ったケースを‘ぼたっ’と落とした。

「何やってんだぁ!!汰瀧ぁっっ(怒)!!!!!」

個性化王国??へつづく!!

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