今週も寸止め三連単！コミュの天皇賞２０１１

先週はタイに行っておりました。向こうでアップするつもりが、バンコク市内まで及ぶ洪水危機で急遽パタヤに移動しすっかりクレイジービーチに心躍り菊を忘れる結果となりました（笑）
漸く今週からは通常版で。

【ポイント】
秋の重賞３冠のボーナスポイント倍増につき、天皇賞の位置づけが変わりそう。今までは夏競馬を含めたステップからの天皇賞、天皇賞からのＪＣ狙い、（ステップ＋）天皇賞と有馬狙いが規定路線と言う３パターンのローテが、今年は有力馬こそ３冠狙いは天皇賞からガチ。それでいて高メンバー必至とあらば有馬まで息が持つのか？ならば今年の天皇賞こそ最大にして最高の舞台、準備を含め最高の状態で本当に強い馬が勝つと思われる。

【展開】シルポートの逃げ宣言にアーネストリーの強気先行宣言も加わり、淀みないハードな展開。距離適性の範疇か差し馬の台頭か？

【有力馬診断】
?シルポート　出世後の東京は京王杯２着以外は目立った成績なく、ホワイトマズルだけに力のある洋芝向きなのであくまでもマイルＣＳの叩き・・・Ｃ
?ダノンヨーヨー　晩成型の多いＤＤだが、着外つづきで今後も期待薄の印象。末は切れるが距離適性も？で買いにくい・・・Ｃ−
?アクシオン　Ｇ１のレベルに非ず。さすがにこのメンバーこの舞台で８歳は無い・・・Ｃ−
?エイシンフラッシュ　底力充分、鞍上強化ではあるが距離はもう少し欲しい。ただ末の爆発に徹したならば一発は大いにあり得る・・・Ａ−
?ブエナビスタ　減点法では彼女がトップ。あとは賞味期限の問題。鉄砲も問題なし。舞台適正ベスト。やや覇気が無いようだがこのレベルなら本番しだいとしてやはり減点はできない・・・Ａ
?ビッグウィーク　菊以降はさっぱり。先行型だけに今回は距離適性も含めて出番はないと思われる・・・Ｃ
?ダークシャドウ　完全本格化のＤＤ産駒。東京芝は5000で最大の惑星。タイム優秀春の産経大阪では主役のヒルノとＥフラッシュを食らうかの優秀助演賞。鞍上も外人Ｊで一発狙いのにおいぷんぷん・・・Ａ
?ペルーサ　気性の成長と馬格の完成度は妄想を膨らます。昨年夏の時点ではヴィクトワールとペルーサこそ末は怪物かと思わせたものだが今回やっとその状態を見ることができそうだ。万が一多少の出遅れが起きたとしても今回の展開なら問題なし。そのポテンシャルと期待値だけで十分Ａ評価をあげたい。6か月休養明けで勝つとなると異例中の異例だが藤沢でもあり6か月の生長＋調整期間とみたい・・・Ａ−
?ジャガーメイル　距離が足りない気はするが東京は大得意。ただし多頭数に不向きな印象もあり今回は割引・・・Ｂ
?メイショウベルーガ　なんでエリ女いかなかったんだろう？この馬の舞台適正は京都なだけにただの調教替わりか・・・Ｄ
?ローズキングダム　今期は中心馬と思いきや前半は苦戦続きと言うか昨年から使いすぎ。長目を使ってきたが本来舞台適正も高そうで減点なし。鞍上は仏2年連続リーディング・・・Ａ
?トーセンジョーダン　昨年のアルゼンチンの評価から飛躍が期待されたが今一歩。メンツも揃いすぎ・・・Ｂ−
?ミッキードリーム　こちらも上がり馬。ミッキーなにがしだとなんとなーくトライアル前哨戦ホースの印象がちらほら・・・Ｂ
?シャドウゲイト　ホワイトマズルが続きます。9歳・・・Ｄ
?シンゲン　こちらもホワイトマズル。8歳・・・Ｃ−
?ナリタクリスタル　武豊もいよいよ有力馬に乗れなくなってきたのか。小倉、新潟裏街道・・・Ｄ
?トゥザグローリー　日経賞まではガチガチ来てていよいよ世代最強候補かと思ったんですが急失速。スランプ復調がカギ。福永がダークではなくこちらを選んだのは有馬まで見越してのことと踏み評価を下げるが素材はやっぱり世代上位・・・Ｂ−
?アーネストリー　宝塚の超抜時計を見るとこの馬で決まりと確信材料には十分。東京勝ち無しも昨年3着ならばあとは展開。宝塚であの強気な競馬なら二千の東京でも充分。あとは発馬直後のコーナーで（内）外枠が不利の傾向なのですがほかの馬が積極的に行かなければ充分勝機は見える・・・Ａ＋

【結論】
◎アーネストリー
○ダークシャドウ
▲ペルーサ
△エイシンフラッシュ
△ブエナビスタ
△ローズキングダム
●〜*トゥザグローリー

臨戦過程をタイムを考慮した結果アーネストリーを最上位とした。ダークシャドウを含め天皇賞こそ秋の最大目標としていそうな臨戦過程に好感。内容の濃かった宝塚、大阪杯の内容から充分本線狙えると判断。△まで力量差なく、素質加点でトゥザを加えた。
買目は◎〇固定の流し。