今週も寸止め三連単！コミュの有馬記念

　伝説の新馬戦の再戦ムードの週初めから調教後のフォゲッタブルまで何かと３歳勢の話題で持ち切りですがあのディープインパクトですら負けたんだからどの程度信頼していいのかはと言うと…。古馬VS３歳ではダートでは確かに今年は良い成績が見受けられたが芝では全戦こそあれ重賞２つ止まり、成長力を加味して精査しなければならない。何しろ有馬は余力無しには勝てない。ローテ、馬場適正は重要です。
　今年の古馬Ｇ１戦線に関しては当該有馬記念が示している通り４歳不調。主力の４歳がいない分３歳に可能性と見ることもできるが、５歳以上の世代レベル差を埋めきれなかったほど弱かったのか、５歳以上が強かったのかとの見方もできる。ただ全般的に今年はタイムが良好であるため５歳以上のレベルが高いと見たほうが無難かと思える。そして顕著に右回り大将、左回り大将の軸がありこれを基準に考えればドリームジャーニーと言う結論になるのだがこの印の割れ様は何なのだろう。

【ポイント】
?掲示板焼増し傾向
?ＳＳ系たまにロベルト系
?ハイペースのみ差し脚注意
?内枠有利

【展開】
リーチの可能性は高い。ミヤビ、テイエム、コスモバルク、ゴッホ、ネヴァブなど先行勢多数。内枠のブエナは秋華賞での不器用さ露呈でかなり不安。エリ女のマクリが可能ならそのほうが力は出し切れそう。何だかんだ言っても坂が２回のタフなコース。今回はいつもよりスタミナ要す展開か。

【有力馬診断】
?アンライバルド　ネオユニバースの早熟疑惑が拭い去れないままなのが一番だが元々肌馬も広いコース向けの血統。皐月を勝ったのは改めて展開の利かと思われる。但し１枠デムーロは不気味…Ｂ-
?ブエナビスタ　３連敗中も未だ底が割れていないのが興味深い。力を出し切れれば勝ち切って不思議はないが旨みが無いのが残念。53kgと言うことを忘れてはならない…Ｂ＋
?ミヤビランベリ　札幌記念で躓いてなければ４連勝だったのかもしれない。不良の目黒記念を５馬身差、アルゼンチンをスクリーン、ジュピタと同レベルのタイム勝ち。晩成タイプの血統非常に興味深い…Ｂ
?マイネルキッツ　レベル疑問の天皇賞との見方もあるが14秒台の決着だし日経賞ワンツーなら及第でしょう。母父サッカーＢだから京都がベストでも天皇賞２着の相手と日経賞（中山2500）２着なら悪くない。調教も絶好で不気味…Ｂ
?コスモバルク　中央ではことごとく２ケタ着順なのに出していいのだろうか？…Ｅ
?エアシェイディ　昨年よりＪＣが多い。ただ徐々に状態は上がってきている。枠も理想的で相手なりに走るのがこの馬の特徴。勝ち切りは疑問も連下候補…Ｂ
?マツリダゴッホ　最後の本家ＳＳ世代。相変わらずの中山巧者ぶりで理屈抜きに注意しなければならない一頭。間隔をあけたほうが良いタイプでもあり、状態も良さそうだ…Ｂ
?リーチザクラウン　小回りが吉と出るか凶と出るかは分からない。要は息が入れられないから距離が持たない。もう少し大人になるのを待つべきか…Ｃ＋
?ドリームジャーニー　中山記念をカンパニーと首差、大阪杯でディープを下し宝塚も制覇。右のスペシャリストならここは本命と成りえるはずだがそれまでの負けの多さが信頼していいのか疑問にさせる。晩成血統だし信じて良いと思う…Ｂ＋
?スリーロールス　相性の良い菊花賞馬。良い先導役もいるので競馬はしやすい。ＤＤ産駒の成長力で勝ってもおかしくは無いが今年の菊花賞レベルは疑問もある…Ｂ−
?イコピコ　リーディングサイアーのマンハッタン。切れ非凡も自分の競馬がまだ出来ない。要展開…Ｃ
?テイエムプリキュア　リーチのペースは辛い。今回は無いでしょう…Ｄ
?シャドウゲイト　今期活力なし…Ｄ
?セイウンワンダー　血統からはスタミナはそこそこありそうだが距離延びて切れ鈍り気味。但しローテ好感、状態上昇、連下候補にはしたい…Ｂ−
?ネヴァブション　中山巧者だが一線級とは分が悪い…Ｃ−
?フォゲッタブル　調教良し、ルメール好感、あとは稍重のステイヤーズＳのダメージだけか？いやいや良血過ぎるのも気になる…Ｂ−

【結論】
３歳レベルはとりあえず疑問。特に菊花賞。よって古馬中心。２年前マツリダゴッホが勝った時は馬のインフルエンザでゴッホゴッホ（咳）だったが今年も新型Ｈ１Ｎ１インフルエンザで再来か？
◎ドリームジャーニー
○マツリダゴッホ
▲ミヤビランベリ
△エアシェイディ
△ブエナビスタ