iPhoneとiPod touch最新情報コミュのiPod Touch, iPhone サードパーティーアプリケーションもうすぐ？

アップルはサードパーティーによる、iPhone、iPod Touchのネイティブ・アプリケーション開発をサポートしておらず、WEBベースのアプリケーション開発を勧めています。9月末のソフトウェアアップデートは、ハッキングによって作成されたネイティブ・アプリケーションを使えなくしてしまったことや、iPhone、iPod Touchが完全にクローズされていることに対して、メディアからの、アップルやスティーブ・ジョブズに対する非難を訴える記事もあちらこちらで見受けられました。

10月4日に、9to5Macに掲載された記事によると、アップルはサードパーティーのネイティブ・アプリケーション開発を今後も許可しないというわけではないようです。ただし、誰でもが、これらのアプリケーション開発ができるという意味ではなく、アップルとのパートナーとなった開発会社のみに限定され、ユーザーに提供されるネイティブ・アプリケーションも、アップルのテストによって、安定性やセキュリティー等の問題がないと証明されたものに限られるようです。

現在、パートナーとして開発を進めていると考えられているのは、iPod用ゲームを開発しているEA（エレクトロニック・アーツ）で、既存のiPod用ゲームを、 iPhone、iPod Touch向けとしてリリースするための開発を進めているようです。また、EAだけではなく、他の大手の開発会社とも交渉が進められているようです。

アップルは、 iPhone、iPod Touch向けネイティブ・アプリケーション開発について、T-MobilのSidekick向けアプリケーション開発をモデルとしているもようで、T- Mobilが行い成功した、このビジネスモデルでは、申請して選ばれた会社のみがアプリケーション開発のキーを得ることができ､開発されたアプリケーションは、安定しており、他のアプリケーションに影響を及ばすことが無く、カスタマーが求めていると判断されもののみが独自の配給システムをとうして販売されるというものです。

アップルが iPhone、iPod Touchをロックダウンしているのは、アップルからの許可を得ていないアプリケーションのインストールや販売を避け、また正式に発売されたアプリケーションの不法コピーが行われないために必要な措置と考えられる為、ユーザーが自由にネイティブ・アプリケーションを開発したりインストールするための手段をアップルが提供する可能性は低いとされています。