鬱蒼(うっそう)と生い茂る熱帯雨林を飛行機からレーザーを放射して“まる裸”にしてみると、今までの想像をはるかに超える規模の古代マヤ都市が姿を現した。2009年4月、レーザー光線を地上に照射して距離を測定するLiDAR(Light Detection and Ranging)技術を駆使して、ベリーズ西部の古代マヤ都市カラコルの3D地図の作成を目的とした調査が行われ、今年発表された。わずか4日間で、これまで知られていなかった建造物や道路などの形状が明らかになった。詳細は「マヤ遺跡カラコル:古代都市を3D復元」に掲載されている。 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010052101