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YouTubeでたどるコミュの放射性セシウム除染が困難な理由

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2011年09月01日
放射性セシウム除染が困難な理由(70万アクセス)
最近、急に閲覧者数が増えました。他の注目記事をご覧になるには、目次からどうぞ。
(しばらく同文をブログの最初に記述します)
http://onodekita.sblo.jp/article/47679482.html



放射性セシウムの恐怖 前編『除去を諦めたロシア』 から
チェルノブイリ原子力発電所の事故から25年。
 半減期が約30年の放射性セシウムによる土壌汚染が問題になっている。しかし、一方で放射性セシウムの除去を何年も行ってきたが、ロシアは結局諦めてしまった。それは何故なのか。

 チェルノブイリ原発事故では大量の放射性セシウムを含む放射能が飛散した。放射性セシウムは非常に反応しやすい物質で、常に他の元素と結合した状態で発見されている。IAEAが行った環境影響調査結果では、「屋根材やコンクリートにも容易に結合している」と報告がされている。
 放射性セシウムの半減期は30年。ガンマ線という波長の短い電磁波を光の速さで放射する。そして生物に衝突し、DNAを傷つける。飛散距離が長く、これを遮蔽するには10cm以上のコンクリート、鋼鉄、鉛、水しかない。

 いかがでしょうか、セシウム除染が非常に困難と考えられる理由を納得していただけたでしょうか。

 日本では、次のような記事が流れています。

産総研、土壌のセシウム除去で新技術
2011/9/1 11:32
 産業技術総合研究所(茨城県つくば市)は1日までに、土壌中のセシウムを除去する新技術を開発したと発表した。低濃度の酸と顔料の一種であるプルシアンブルーを利用する。放射性セシウムを含む廃棄物の量をもとの土壌の150分の1に減らせる見込み。従来手法よりも扱いやすく低コスト化が期待できるという。福島県などでの除染に役立てたい考え。

 土壌中のセシウムは特に粘土粒子にくっついている。新技術はまず薄い硝酸か硫酸を土壌に通して粘土からセシウムを水溶液中に抽出する。

 薄い硝酸を使った場合は200度、45分でほぼ100%抽出できた。さらに、水溶液中のセシウムイオンをプルシアンブルーの微粒子に吸着させた。微粒子の量は汚染土壌の150分の1で済み、廃棄物を減らせる。
 実験には非放射性のセシウムを使ったが、放射性セシウムでも同様の結果が得られるという。
 従来のセシウム抽出法は高濃度の酸を使うので取り扱いが難しく、コストもかかっていた。農地の土壌を傷める難点もあったという。新技術の酸は濃度が従来の12分の1と薄く利用しやすい。今後、協力企業を募り実証試験を進める予定だ。

 うまくいけばいいのですが。。。

セシウム・・・それにしても、放射能がなくても恐ろしい金属です。

 冒頭の塩害の写真。これをどうやって、元通りにします?我々にできるのは、このガードレールを撤去するだけではないのでしょうか?

 塩(ナトリウム)よりもはるかに結合性の強いセシウム、それを除染できるといわれて、あなたは信用できますか。

注:もちろん、セシウムは単体セシウムではなく、塩(えん)になっています。しかし、海風よりもはるかに強い腐食能力があるのは間違いなく、それゆえコンクリートにも、金属にも容易に結合してしまうのです。(チェルノブイリで証明されています)

反応性が非常に高い金属原子が、ごくごく微量ばらまかた。しかも半減期が30年

除染が非常に困難な理由です。

■関連ブログ
原子力発電入門(8)−核分裂生成物の半減期と病気2011.8.15
原子力発電入門(6)放射能と放射線
フクシマは、どうなる−除染は未完の技術2011.8.4

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コメント(4)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0

セシウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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セシウム (新羅: caesium[3], 英: caesium, cesium) は原子番号55の元素。元素記号は、灰青色を意味するラテン語の caesius より Cs。軟らかく黄色がかった銀色をしたアルカリ金属である。融点は28 °Cで、常温付近で液体状態をとる五つの金属元素のうちの一つである[注 1]。セシウムの化学的・物理的性質は同じくアルカリ金属のルビジウムやカリウムと似ていて、水と−116 °Cで反応するほど反応性に富み、自然発火する。安定同位体を持つ元素の中で、最小の電気陰性度を持つ。セシウムの安定同位体はセシウム133のみである。セシウムのほとんどはポルックス石(英語)(ポルサイト)から得られるが、セシウム137などの放射性同位体は原子炉の廃棄物から抽出される。

2人のドイツ人化学者、ロベルト・ウィルヘルム・ブンゼンとグスタフ・キルヒホフは、1860年に当時の新技術である炎光分光分析(英語)を用いて鉱泉からセシウムを発見した。初めての応用先は真空管や光電素子のゲッター(英語)であった。1967年、セシウム133の発光スペクトルの比振動数が国際単位系の秒の定義に選ばれた。それ以来、セシウムは原子時計として広く使われている。


http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&id=1767192

年間1〜20ミリシーベルトに緩和…放射線審案
(読売新聞 - 10月06日 12:10)

チェックする つぶやく 日記を書く日記を読む(141)

 国内の被曝(ひばく)線量の基準などを検討する文部科学省の放射線審議会の基本部会は6日、東京電力福島第一原子力発電所事故で放射性物質が拡散した状況下の一般住民の被曝線量について、「年間1〜20ミリ・シーベルトの範囲で可能な限り低い値を段階的に設定する」とする見解案をまとめた。



 国際放射線防護委員会(ICRP)の2007年の勧告を国内にも適用した。



 一般住民の平常時の被曝線量限度は、年間1ミリ・シーベルトとされている。しかし、同部会は放射性物質の汚染が広がる現状を線源が計画的に管理されていない「現存被ばく状況」と判断、基準を緩和して「年間1〜20ミリ・シーベルト」のICRP勧告を国内に導入するかどうか検討していた。



 見解案は「汚染された土地からの強制移住や、食物摂取制限、過度の防護方策を課して短期間に年間1ミリ・シーベルト以下の線量に低減することは適切ではない」と指摘。被曝による害と、経済的、社会的便益とのバランスを考慮して計画的に線量低減を達成するためには、ICRPの勧告の考え方を取り入れ、段階的に対応することが妥当だとした。


http://onodekita.sblo.jp格納容器ベントはもともと無かったと指摘しています。私が東電にいた1993年-1995年頃に、『爆発するくらいなら、(被害が大きすぎるので)放射能ガスをまいた方がまし』という議論が出ていました。このブログをどうぞ。
/article/48196829.html


引用1
マギーと私は歩いているとき、マギーが言いました。「私たちはこれまで多くの専門的な報告書を作成して、たくさんの問題を発見してきたじゃない。」そして彼女は尋ねました。「次に事故を起こすとしたらどこだと思う?」
私は、どこかは分からないけど、それはマーク1沸騰水型の格納容器になるだろう、と答えました。そうです、福島原発の原子炉はマーク1型の格納容器でした。この沸騰水型格納容器の写真は、70年代に撮影されたものです。これは福島原発の原子炉と同じもの=掲載の写真です。これを案内させてください。引用終

浜岡は福島の双子みたいな物(MARK1、海底地形)と思っています。最近も東大の発表で浜岡での津波の巨大化が指摘されていますので・・・
http://mainichi.jp/select/science/news/20110926ddm001040055000c.html

http://www.shinmai.co.jp/news/20111004/KT111003ATI090018000.html

http://onodekita.sblo.jp/article/48339997.html#comment

10人の甲状腺機能に変化 福島の子130人健康調査
10月04日(火)



 認定NPO法人日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)と信大病院(ともに松本市)が、福島県内の子ども130人を対象に今夏行った健康調査で、10人(7・7%)の甲状腺機能に変化がみられ、経過観察が必要と診断されたことが3日、分かった。福島第1原発事故との関連性は明確ではない。旧ソ連チェルノブイリ原発事故(1986年)の被災地では事故から数年後に小児甲状腺がんが急増しており、JCFは今後も継続的に検査が受けられるよう支援していく方針だ。

 調査は原発事故から逃れて茅野市に短期滞在していた子どものうち希望者を対象に7月28日、8月4、18、25日に実施。130人は73家族で生後6カ月〜16歳(平均年齢7・2歳)。医師の問診と血液検査、尿検査を受けた。

 甲状腺は成長に関するホルモンをつくる。今回の調査で1人が甲状腺ホルモンが基準値を下回り、7人が甲状腺刺激ホルモンが基準値を上回った。甲状腺機能低下症と診断された例はなかった。信大病院の中山佳子小児科外来医長は「現時点では病気とは言えないが、経過観察の必要があるので、再検査を受けるように伝えた」としている。

 ほかに、2人の男児(3歳と8歳)が、甲状腺がんを発症した人の腫瘍マーカーにも使われる「サイログロブリン」の血中濃度が基準値をやや上回った。サイログロブリンは甲状腺ホルモンの合成に必要なタンパク質。甲状腺の腫瘍が産生したり、甲状腺の炎症で甲状腺組織が破壊されたりすることで血中濃度が高くなるが、健康な人の血液中にも微量存在する。

 原発事故で放出された放射性物質のうち、放射性ヨウ素は、甲状腺が甲状腺ホルモンを合成する際にヨウ素を使うため、人体に取り込まれると甲状腺に蓄積、甲状腺がんや機能低下症を引き起こす。

 JCFの鎌田実理事長(諏訪中央病院名誉院長)は「いろいろ意見はあるが、被ばくの可能性は捨てきれないと思う。継続してフォローしていくのはもちろん、福島の新たな希望者がいれば、健康調査の枠を広げるつもりだ」と話している。

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