本作は各トラックごとにトムが開発したヴィデオ・シンセサイザーによるLED映像が演奏と完全同期するというライブそのもの=ひとつの作品として制作されている。5月2日にリリースされる待望の最新アルバム『Ufabulum』は一転、代表作にも見られる超高速かつ超複雑なビートをアップデートし、トム自身の言葉でも語られている通り全編に渡って彼にしか作ることができない狂気を孕んだ美しいエレクトロニクスで覆われたサウンドスケープを携えている。 独創性と その複雑な印象が音楽ファンに衝撃と感動を与えたデビュー作『Feed Me Weird Things』のジャズ・オリエンテッドなサウンド、その才能を完全に開花させた『Hard Normal Daddy』の美しいメロディとポップさ、『Go Plastic』のアシッドな攻撃性、そして自他ともに認める名盤『Ultravisitor』を越える完成度をも兼ね備え、"これぞスクエアプッ シャー"という魅力満載の傑作となっている。