ゴータマさんコミュの極秘２

人種問題は根深いものがある。
ナチスの残虐はその際たるものだが、過去にはナチスだけではなく他の人種を認めないと言う考え方は数多く存在した。
この考え方は、宗教でも同じで、他の宗教を認めない。自分たちの教えが最高である。唯一である。と言う考え方の宗教がほとんどである。
これらは冷静に考えると人種問題も宗教問題も根っこが同じだと言うことである。
絶対的な神や創造神の存在はヒットラーとか北朝鮮の元首などの独裁者と同じようなものだと言うことでもある。
自分と違う考え方を認めない。自分たちの人種以外認めない。世の中はたくさんの人種が生きておりその人の種類だけ考え方が色々ある。それらを理解しようとするか、自分たちの考え方に入れ込もうとするか、過去は入れ込もうとすることばかりだったので争いが起こった。しかしその結果、大勢の人が飲み込まれ、多数の考え方と言うのも生まれてきた。
それが、キリスト教とかイスラム教などの世界宗教でもある。
宗教は人種問題も超えるから全ての人種が同じ宗教になれば争いもなくなる、と言う考え方もある。しかし理論上は全ての人が同じ宗教になると言うことも考えられるが現実的には不可能であろう。
全ての人が同じ宗教になる段階ですさまじい争いが考えられるし、もしそれができたとしても、基本的には独裁者なのだからそれを倒そうとする勢力が出て来る。
理想的な王国を作っても時間が経てばその王国を倒す勢力が出てくるのと同じ理屈である。
人に考え方を広めると言うことは争いをするのと同意語でもある。
しかし、人類は争いを経て発達してきた。
だから争いと言うのを否定はできない。
この人類の世界のほとんどは争いなのだから。
しかし、全てのものが争いだと人の暮らしに潤いがなくなるのみ事実だろう。
争いとは違うものをバランスをとるためにほしくなる。
本当はそこに宗教が介入すると良いのだが、宗教が政治と同じになってしまうと宗教の意味がなくなるのである。
だからこそ政教分離は宗教では絶対に行わないといけないのである。